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日本シスコ

データ、音声統合戦略の第1段階を具体化

~企業ユーザを対象に、通信コストの削減、
パフォーマンス向上および 管理負担の軽減を実現~

December 15, 1997
No. 9756


1997年12月15日、日本シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長 松本孝利、資本金22億2千万円、東京都千代田区丸の内三丁目2番3号TEL:03-5219-6000)は、データ、音声を統合していくという自社の戦略の第1段階の詳細を発表しました。

この戦略は、究極的には企業やサービスプロバイダのインフラストラクチャ全般にわたって展開されていくものです。今回の発表では企業のワイドエリアネットワークを対象としており、システムや技術に関する戦略、新製品および将来に向けた製品展開の方針をカバーしています。ここに明らかにされる新機能によって、企業は広域網を活用し、データと音声を統合してコスト削減、パフォーマンス向上、シームレスな通信管理といったメリットを得ることができます。

この戦略には、専用線と公衆網を併用し、小規模なアクセス拠点から大規模なバックボーン拠点までを対象に、Voice over Frame Relay、Voice over ATM、Voice over IPを組み合わせて音声を統合していく企業ユーザに対し、シスコはどのような支援をしていくのかという点についても述べられています。

Voice over ATMやVoice over Frame Relayが認知されてくるなかで、シスコは、ユーザがそれぞれに別個のネットワークを構築することなくすべてを活用できるようにする技術を持っています。インターネット・バックボーンおよび企業バックボーンの双方において巨大なマーケットシェアを持つシスコは、短期間にVoice over IPの大きな市場を生み出すでしょう。

今回発表された新製品は、Cisco 3600シリーズでの音声モジュールです。広く利用されているCisco 3600シリーズのために開発された音声モジュールは、アナログポートを4ポート備えており、単一システムに最大3枚を搭載することができるため、合計で12ポートまで提供できます。この音声モジュールは64kbpsのPCMおよび8kbpsのCS-ACELPをチャネル単位でサポートしており、ファックスのデモジュレーション機能、音声検知機能、エコーキャンセル機能を備えています。音声のスイッチングは、チャネル単位のシグナリングとDTMFによるダイヤル信号の検知によって行われます。

シスコは、今後3年間にわたる全般的なデータ、音声統合戦略に基づいて、さらに新しいコンポーネントを発表していく予定です。

システム戦略および技術戦略

シスコの戦略は、ネットワークの中核ではATMとIPをベースとしており、Tagスイッチングによってこの2つの技術の統合によりシームレスなネットワークを実現、拡張性やパフォーマンスの向上を可能としています(シスコは、本年9月のTelecom Genevaおよび10月のNetworld+Interopで、Tagスイッチングを活用したIPネットワークとATMネットワークにまたがる音声伝送をデモしました)。ネットワークの端では、音声は必要な場合圧縮され、PCM信号からIPやFrame Relayのパケット、あるいはATMのセルに変換されます。これがシスコの持つユーザとネットワークを結ぶ多様な技術によって、バックボーンのインフラへ伝送されます。 シスコ製品によるバックボーンでなければならないということはありませんが、シスコのバックボーンシステムが備える高度なQoSやトラフィック管理機能を活用し、一貫した音声品質を保つことができます。

データ、音声統合に関するシスコの技術戦略の柱は、標準として確立されているものがあれば、それだけを利用し、標準が未整備である場合には各種の標準化作業の場で提案されているものを使うということです。 現在の段階でまだ開発途上である標準には次のようなものがあります。

G.729 1チャネル8kbpsでCS-ACELPによる音声圧縮を行う
FRF 11/12 Voice over Frame Relayのコールセットアップや
セグメンテーションを定めている
RFC 1483 Multiprotocol over ATM
RFC 1490 Multiprotocol over Frame Relay
RSVP(IETFのドラフト) データフローのためにIP上のQoSを実現
G.723.1 相互運用可能なVoice over IPの音声コード
H.323 IP上の音声会議、ビデオ会議で相互運用性を確保
AF-SAA-0032 ATM Forumによるサーキットエミュレーション
サービスの相互運用性確保のための規格

シスコが自社製品で採用しているこのほかの戦略的に重要な技術としては、シスコが標準化作業で積極的な役割を果たしているVoice over IP、そして無音区間でのトラフィック生成を停止し、音声に要求される帯域幅を抑える音声検知機能(VAD)があります。シスコはさらに、IP上でQoSを実現するための標準化作業で主導的な役割を果たしています。これは最終的に、ソフトウェアアップグレードとしてシスコのほとんどの製品に組み込まれることになります。

データ、音声統合で完全なポートフォリオを提供

シスコはこれまでも、ネットワーク上でのデータ、音声統合ニーズに応えるための製品や機能を発表してきました。支社や支店レベルを対象としたCisco 3800アクセスコンセントレータは、Frame RelayとATMを単一のプラットフォームに統合するマルチサービスのアクセス・ソリューションです。Cisco 7200シリーズルータおよびLightStream 1010 ATMスイッチはT1/E1のサーキット・エミュレーション・モジュールが発表されています。こうしたカードを使って、複数のサーキット・エミュレーションのストリームを単一のブロードバンド接続に統合し、ATMネットワーク上を伝送することができます。Cisco Stratacom IGX(tm)は標準インタフェースを通じ、デジタルPBXに対して十分に高品質な音声接続を実現できる製品です。同プラットフォームでは音声圧縮、音声検知、標準的な音声スイッチング、ファックス⁄モデム、音声といった機能をモジュールで提供しています。サーキットスイッチングに基づくCisco IGXのデータ関連機能としては、透過的なデータサービス、柔軟なクロック設定への対応、重複するパターンの処理を含むサーキット上のデータ圧縮などがあります。

★本リリースに関するお問い合わせ先:
日本シスコシステムズ株式会社 マーケティング本部
TEL: 03-5219-6460 E-Mail: press@cisco.co.jp

 

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