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米シスコシステムズとマイクロソフト社、
「Directory-Enabled Network」イニシアティブを提唱

~ユーザとネットワークサービスを関連づけるイニシアティブ~

Oct. 2, 1997
No. 9738


1997年9月23日、マイクロソフト社のProfessional Developers Conferenceにおいて、米シスコシステムズ(カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・チェンバース)とマイクロソフト社は、ディレクトリ・サービスとネットワークの統合に関し、業界全体にわたるイニシアティブを発足しました。これにより、多数のネットワーク製品やディレクトリ製品と相互運用可能な、機能性の高いネットワーク・アプリケーションの開発が実現します。今回の合意は、新世代のネットワーク・アプリケーションの実現を加速化することを目的とした、業界のリーダー2社による一連の共同作業の一環です。

ディレクトリとネットワークの統合に関する仕様の草案が示されることで、シスコとマイクロソフトによるディレクトリ関連のイニシアティブはネットワーク機器ベンダ、ディレクトリサービスベンダ、インターネット接続プロバイダ、ソフトウェアベンダを広く巻き込んだものとなります。同イニシアティブには、スリーコム、エリエル、アセンドコミュニケーションズ、バークレーネットワークス、ケーブルトロンシステムズ、コンパック・コンピュータ、コンピュサーブ・ネットワークサービセズ、コムトロール、コネクション、ディジェックス、ディジ・インターナショナル、ディジタルイクイップメント、ECIテレマティックス、フォアシステムズ、グリッドネットインターナショナル、ヒューレット・パッカード、インテル、マイクロソフトネットワーク、ネットアクセス、ニューオークコミュニケーションズ、パケットエンジンズ、ラスコム、サウスカロライナ・スーパーネット、スイッチソフトシステムズを含む20社以上の企業が賛同しています。

シスコのシニアバイスプレジデント兼チーフテクノロジ・オフィサー、エド・コゼールは、次のようにコメントしています。「コンピュータの真のパワーは、ネットワークのパワーを取り込むことによって発揮されます。このイニシアティブは、新世代のインテリジェントなネットワークやアプリケーションを提供するために不可欠です。シスコとマイクロソフトはネットワークの可能性を引き出すという点に関し、共通のビジョンを持っています。業界として最良のアイデアを盛り込むとともに、顧客の投資を保護するオープンな技術を共同開発していきます」。

本年5月に行われた両社の提携発表の成果の1つとして、シスコとマイクロソフトは、ネットワーク上のエレメントやサービスの高度な管理を実現するための仕様草案、およびレファレンス・インプリメンテーションを開発しました。シスコとマイクロソフトは同カンファレンスにおいて、Windows NT *ServerネットワークオペレーティングシステムVersion 5.0のActive DirectoryとCisco Powered Network*により、ユーザ単位での高度なネットワーク・サービスが提供できることをデモンストレーションしました。

Directory-Enabled Networks仕様の草案は、ユーザ・プロファイル、アプリケーション、そしてネットワーク・サービスを初めて統合するものです。これはネットワークステートの保存のための標準的なスキーマとともに、ネットワーク情報を提供するための拡張可能なインフォメーションモデルを定めることによって実現されます。 Desktop Management Taskforce(DMTF)によるCommon Information Model(CIM)が補完され、LDAPが中核的なアクセス・プロトコルとして使われます。

こうした統合は、帯域幅利用の最適化、ポリシーに基づく管理、総所有コストの削減、そして全ネットワーク資源に対する1地点からの集中管理を可能にします。また、エンドユーザは、その物理的な位置にかかわらず、一定の拡張されたサービスを享受できるようになります。Windows NT 5.0のActive Directoryは、このイニシアティブをサポートする最初のディレクトリ・サービスとなります。また、シスコは、自社のネットワーク・デバイスとCisco IOS*ソフトウェアのネットワーク・サービスとの組み合わせにより、リファレンス・インプリメンテーションを提供する最初のネットワーキング・ベンダとなります。これらの取り組みにより、新しいインテリジェントなネットワーク・アプリケーションの開発を直ちに開始するためのプラットフォームが提供されます。

マイクロソフト社のパーソナル・アンド・ビジネスシステムズグループ担当シニアバイスプレジデント、ジム・アルチン氏は次のようにコメントしています。
「これは顧客に膨大な利益をもたらすものです。ユーザ、アプリケーション、そしてネットワークサービスを統合する単一のネットワークモデルが初めて誕生することを意味しているのです。今回の仕様草案は、ネットワーク管理を簡素化し、ユーザに対してパーソナルなサービスを提供する強力なアプリケーションの開発を促進します」。

今回のイニシアチブの一環として、両社はユーザおよびアプリケーション単位でのパーソナルなネットワーク・サービスを開発するための仕様草案をリリースしました。シスコとマイクロソフト社は、他の企業と共同でこの仕様をさらに検討し、1997年の第4四半期中に仕様検討のための開かれた機会としてデザインプレビューを実施し、その成果をIETFに提出する予定です。

◆本リリースに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
日本シスコシステムズ株式会社 マーケティング本部
TEL: 03-5219-6460 E-Mail: press@cisco.co.jp

 

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