日本版 ニュースリリース

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日本シスコ,

Cisco Advantageを発表

エンド・ツー・エンドのソリューションを実現

September 20, 1996
No. 9634


 9月20日,日本シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長 松本 孝利,資本金22 億2千万円,東京都千代田区丸の内3-2-3 富士ビルヂング TEL.03-5219-6000)は, イントラネット(企業内ネットワーク)やインターネットのインフラを今後の企業活 動に活用していくために必要となる、Web.サーバ、ファイヤーウォール、さらには、 インターネットや社内ネットワークで利用されるさまざまなマルチメディア対応の アプリケーションなどを、発表することになりました。

 今日、テキスト、イメージ、音声などを同時に扱う技術の進歩(マルチメディア化の 実現)によって企業活動におけるコミュニケーションを充実させることが可能となり、 同時に、IPベースのパケット・ネットワークの拡大、普及により、ユーザはインタ ーネットを使い、ローカルエリアやワイドエリアを越えて情報を簡単かつ効率的に共 有することができるようになりました。マルチメディアとネットワーキングの結び付 きにより、生産性、コスト、ユーザの満足度が劇的に向上するだけでなく、全く新し いアプリケーション世代の登場が期待されています。理想的には、1つのネットワー クがすべてのタイプのトラフィックを運ぶことができれば、ユーザはネットワークに かけるコストを最小限におさえ、かつすべてのデータを同じアプリケーションに統合 することができます。

 シスコ・システムズ社では、インターネットのインフラが今後の企業活動において、 電子メールや社内コミュニケーションツールとして利用されてゆくとの認識に立ち、 従来のルーターやスイッチなどの製品を提供するに留まらず、エンド・ツー・エンド のソリューションを提案し、これらを実現するための一連の製品群としてCisco Advantageを、提供することになりました。

  • 全く新しい概念に基づくファイアウォール

     Ciscoでは,全く新しい概念に基づくファイアウォール装置PIX(Private Internet eXchange)を開発しました。この装置の基本原理は,一方向だけのトラフィックに対 してだけIPアドレスを変換することです。これによって,内部から外部へはシームレ スなアクセスを可能にしながら,逆に外部から内部へは原理的にパケットを侵入させ ないという強固なファイアウォール機構を提供します。この方法の長所は,PIX 自身がTelnetなどのサーバ機能を持っていないために,かえって外部から装置自身に 侵入してファイアウォールを破るということが原理的にできない点です。しかも,フ ァイアウォールを通過するセッションの数も最大16,384とスケーラブルで,かつパフ ォーマンスの低下もありません。アドレス変換という機能に特化して,その他の複雑 なアプリケーションを持たないことが,かえってファイアウォールとしての 安全性や実用性を高めています。出荷開始は96年4月出荷済。

  • サーバパフォーマンスの向上

     社員への情報発信でも顧客への情報発信でも社員が共通にアクセスするサーバや, 顧客がアクセスするサーバ(あるいはインターネットに対して公開しているサーバ) は,それらが重要な情報を提供していればいるほど,アクセスの集中という現象を引 き起こします。このとき,いくら回線容量を太くしていっても,サーバ自身のパフォ ーマンスが回線容量に追いつかなくなります。Cisco社では,この問題を解決する手 法として、LocalDirectorという製品を提案します。その技術の基盤は,PIXで培った アドレス変換技術を活用して,特定のサーバに対するアクセスをダイナミックに複数 のミラーサーバに割り振るという手法です。このLocalDirectorを用いることで,単 に複数のミラーサーバによる負荷分散だけでなく,サーバの不意のシステムダウンが 発生しても,残りのサーバでサービスを続行できるという効果も得られます。出荷開 始は96年8月出荷済。

  • シスコDNS/DHCPマネージャ

     シスコDNS/DHCPマネージャは、シスコの新しいソフトウェア製品で、大規模なTCP/IP ネトワーク中の、ドメイン・ネーム・システム(DNS)の名前の管理を簡素化します。 シスコDNS/DHCPマネージャは、ドメイン・ネーム・マネージャ(DNM)と呼ばれる、グ ラフィカルDNS管理ツールを持ています。これは、ネットワーク管理者がDNMブラウザ ーから、ネットワーク全体のDNSやIPアドレスのメンテナンスを行うことを容易にし ます。また、拡張されたダイナミック・ホスト・コンフィギュレーション・プロトコ ル(DHCP)サーバと連動し、DHCPサーバが、ダイナミックに割り当てたIPアドレ スやDNSネームの情報を、ドメイン・ネーム・マネージャ(DNM)を経由して自動的にDN Sをアップデートします。大規模なswitched ネットワークにおいて作動するこの製品 は、Solaris, ウィンドウズNT(インテル版)プラットフォームに対応します。出荷開 始はSolaris版が96年10月予定。ウィンドウズNT版が96年11月予定。

     企業がインターネットのインフラを今後の企業活動に活用してゆくためには、 社員への情報発信と顧客への情報発信の2つの課題があり、社員への情報発信として は、適切かつ効率的なイントラネットの構築が必要となります。シスコ・システムズ 社では、今後とも継続的にこれらの市場ニーズにマッチした製品を提供してゆきます。

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