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日本シスコシステムズ,

WebベースのT.120準拠データ・カンファレンス・サーバのライセンスを開始

日本シスコ,次世代通信基盤の運用技術確立に向けて実験プロジェクトを本格スタート

April 22,1996
No. 9622


  4月22日,日本シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長 松本 孝利,資本金 22億2千万円,東京都千代田区三番町5番地 TEL.03-5211-2800)は,米国データビーム社 (社長兼CEO リー・トッドJr.博士,本社ケンタッキー州レキシントン)が提供するT .120標準をベースにしたソフトウェア "neT.120 サーバー" のライセンシングを 日本市場で開始すると発表しました。本サーバは,初めてT.120標準をベースにした ソフトウェアだけで構成されており,ユーザはクロスプラットフォーム上のWebブラ ウザーから,データ・カンファレンシングをリアルタイムで行うことができます。

 neT.120 Serverは,ユーザがWebブラウザーを使ってインターネット上あるいはイ ントラネット上にマルチポイントのデータ・カンファレンスをリアルタイムで行える 環境を提供します。neT.120 Serverは,T.120準拠のアプリケーションと動作し,ア プリケーションシェアリング,共有型ホワイトボード,マルチポイントファイル転送 などの協調的なタスクに対して,信頼性の高いハイパフォーマンスなサーバを提供し ます。ユーザは,特別なハードウェアやソフトウェアの制約を受けることなくneT.12 0 Serverを利用でき,直接自分のWebブラウザーからデータ・カンファレンスに参加 できることになります。つまり,Macintosh,UNIX,OS/2,Microsoft Windowsを含む あらゆるプラットフォームの間でのデータ・カンファレンシングが実現します。

 またリアルタイム・マルチポイント型の協調的なアプリケーションを使用するユー ザが増えているなか,彼らをサポートしなければならないネットワーク管理者に対し ても,neT.120 Serverは,多くの利点を提供します。neT.120 Serverには,広範囲の マネジメントおよびアドミニストレーションツールが用意されており,サーバの使用 率に関する情報の収集およびレポートを行なうためのSQLデータベースをはじめ,リ モートからの設定および管理を行なうためのツール,診断機能などを備えています。

◆データ・カンファレンシングとその周辺

 データ・カンファレンシングは,neT.120 Serverにおける最初のアプリケーション となります。neT.120 Serverとともに動作するクライアント製品として,データビー ム社のFarSite,マイクロソフト社のMicrosoft Conferencing,インテル社のProShar e,ピクチャーテル社のLiveShare,サン社のShowMe,アップル社のQuickTime Confer encing,ポリコム社のShowStation,そしてゼロックス社のLiveBoardが挙げられます。  neT.120 Serverは,テレコンファレンシング製品としてだけではなく,リアルタイ ムのマルチポイントデータ配信を必要とするアプリケーションにも使用できます。代 表的なプログラムとして,マルチプレイヤーゲーム,オンラインチャットプログラム ,バーチャルリアリティシミュレーションなどのコンシューマーベースのアプリケー ションがあります。「インターネットは,多くの魅力的なマルチポイントアプリケー ションの開発に拍車をかけてきました。そしてインターネットはリアルタイムで協調 的な作業を行なうための基本的な環境を提供します。」とデータビーム社のマーケテ ィング部門担当副社長であるデビッド・パノス氏は語っています。「しかし,今日ま でこういったアプリケーションはどれも独自の通信プロトコルを使用し,独立した専 用のアプリケーションサーバーを必要とすることを前提にしてきました。neT.120 Se rverでは,1つのサーバでありながら,さまざまなタイプのリアルタイムアプリケー ションを同時に扱うことができます。neT.120 Serverは,Webがもつ快適なユーザイ ンタフェースとT.120ベースのコンファレンシングがもつフレキシビリティーおよび パワーを統合しました。その結果neT.120 Serverは,ネットワーク上のリアルタイム のデータ・カンファレンシングを全社的に展開し管理していくうえで,企業にとって はコストの観点から効率的な手段となります。」

◆neT.120 Serverのアプリケーション開発⁄動作環境と出荷時期

 日本シスコシステムズでは,neT.120通信サービスへのアクセスが必要なサーバー のコンポーネントのアプリケーションを開発しているディベロッパーに対して,サー バーレベルの"プラグイン"APIをライセンスします。neT.120 Serverは,マイクロソ フト社のWindows NT Server 3.51およびサン社のSolaris 2.5オペレーティングシス テム上に当初は提供されます。neT.120 Serverは,ネットスケープ社のCommunicatio ns Serverやマイクロソフト社のInternet Information ServerなどのCGIスクリプテ ィングをサポートするHTTPサーバと共に動作します。アプリケーションは,TCP/IP, IPX,PSTN,そしてISDNを経由してneT.120 Serverに接続することができます。 neT.120コンファレンシングサーバーは,5月にβテストに入り、製品は8月に出荷さ れる予定です。最小規模の製品は,最大8ユーザが同時に接続できるサーバライセン スから始まります。

データビーム社は,ケンタッキー州レキシントンに本社を置き,T.120標準に準拠し た協調的ソフトウェアテクノロジーと開発者用ツールを提供するリーダーです。開発 ツール キットシリーズを利用することにより,コミュニケーション,ネットワーキング,電 話,コンファレンシング,そしてゲーム製品にリアルタイムの協調機能を実現するこ とができます。データビーム社は1983年に設立された未上場企業です。 日本シスコシステムズは,データビーム社と1996年1月,データビーム社のT.120ベー スの協調的コンピューティング開発ツールキットシリーズの独占ライセンシング契約 に基づき,日本における活動を行っています。

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