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シスコ,

世界初P-NNI, ABR準拠ATMスイッチ LS-1010を発表

December 6, 1995 No. 9605

 12月6日,日本シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長 松本 孝利,資本金22億2千万円,東京都千代田区三番町5番地 TEL.03-5211-2800)は,次世代ワークグループ⁄キャンパスATMスイッチ "LS-1010 (LightStream1010)"を発表しました。LS-1010は,ATMフォーラム(*注1)で標準化作業中のATMルーティング機能(P-NNI)(*注2)およびトラヒック管理機能(ABR)(*注3)を世界で初めてサポートするデスクトップ型ATMスイッチです。キャンパスやビル内のバックボーンなど中規模ネットワークの構築に適しています。

   LS-1010は,5Gbpsのノンブロッキングスイッチングを実現し,DS-3/E-3からSONET/SDH OC-3のWANインタフェース,デスクトップ接続のOC-3/UTP5インタフェース,バックボーン接続用のSONET/SDH OC-3/OC-12インタフェースなど多種多様のインタフェースを備えています。既存のネットワークとの接続のために多種多様なLAN/WANインタフェースを備えていることから,段階的なATM環境への移行が可能です。

 ATMルーティングおよびトラヒック管理機能のサポートにより,ユーザは高速性,高信頼性,拡張性に優れたネットワークの構築が可能になり,音声・画像データの転送なども容易に行えるようになります。LS-1010の価格は,236万円より(メーカー希望小売価格)。出荷開始は,96年3月を予定しています。販売は,日本シスコの販売代理店経由でおこなわれます。

マルチメディア時代の到来にともない今後さらに需要の拡大が見込まれるATMスイッチ市場に向けて,シスコは96年度中にも小規模ネットワーク用および大規模ネットワーク用のATMスイッチを新規投入し,ユーザの幅広いニーズに応えていく予定です。 LS-1010へのお問い合わせは,弊社営業本部Email info-jp@cisco.com までお願いいたします。

  ■LS-1010製品の特長

●ATMフォーラム P-NNI及びABRをサポート  

LS-1010はATMフォーラムで標準化作業中のP-NNI(プライベート ネットワーク ノード インタフェース)およびABR(アベイラブル ビット レート サービス)をサポートするATMスイッチです。P-NNIは,ATMルーティングをおこない,リアルタイムに経路情報伝達およびトラヒック制御をおこなうため,数台のATMスイッチで構成される小さなキャンパスネットワークから,数千台のATMスイッチで構成されるグローバルなネットワークにいたるまであらゆるサイズのネットワークの構築が可能になります。  

ABRは,トラヒック管理をおこないます。ATMスイッチで発生したふくそう制御の通知をエンドノードに対しておこない,ネットワークへの過剰トラヒックの流入,ネットワーク内でのデータの損失を防ぎ,ネットワークの帯域を効率的に利用できるようにします。

●投資の保護  

LS-1010は高速RISCプロセッサ,フィールドでアップグレード可能なフィーチャカードおよびMIPS社製 R4600 100Mhzを搭載します。主要なスイッチメカニズムはフィーチャカードに集約されていますので,標準の追加⁄変更および機能追加に対しアップグレードが容易でユーザの投資をむだにすることがありません。

●ATMスイッチ⁄ネットワーク管理機能  

独自のモニタ管理機能により,外部、ATMアナライザ接続のために特定ポートのトラヒックを別のポートにコピーすることができます。また、ATM Director,CiscoWorksなどのSNMP対応グラフィカルなネットワーク管理アプリケーションにより管理可能です。将来のシステム拡張及び変更時に必要となる基礎データの収集,障害発生時の障害箇所の検出および隔離が可能で,システムダウンタイムを最小限に抑えます。


【補足】
*注1:ATMフォーラム
ATM(Asynchronous Transfer Mode 非同期転送モード)に関する技術標準化および相互運用性の促進を目的として1991年に設立された団体。創立メンバーは,シスコシステムズ社,ネット社,ノーザンテレコム社,スプリント社であり,現在のメンバーは,600社を超えています。
*注2:P-NNI(Private Network Node Interface)
プライベートATMスイッチネットワークにおけるネットワークノード(ATMスイッチ)間のインタフェース仕様。1996年中に標準化完了の予定。
*注3:ABR(Available Bit Rate)
現在ATMフォーラムで規格を規定中の新しいサービス。LANに接続されているワークステーション,ルータなどのトラヒック制限のメカニズムを規定。1996年中に標準化完了の予定。

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