日本版 ニュースリリース

ニッセイ情報テクノロジー、 クラウドネットワーク基盤に Cisco Nexus 7000 を採用


ニッセイ情報テクノロジー、 クラウドネットワーク基盤にCisco Nexus 7000を採用

シスコ アドバンスドサービスのネットワークデザインにより、初期投資コストを抑制、短期導入を実現

シスコシステムズ合同会社(代表執行役員社長:平井 康文、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は本日、ニッセイグループのIT戦略を担うニッセイ情報テクノロジー株式会社(本社:東京都大田区蒲田、社長:和田俊介、以下 NISSAY IT)が、保険業界や金融機関向けにITサービスを提供するクラウドネットワーク基盤にCisco Nexus 7000を採用し、2011年10月に運用を開始したことを発表しました。

NISSAY ITでは、ミッションクリティカルな業務を抱える多くの顧客に対して多様なサービスを提供してきたため、データセンターリソースに接続するためのネットワークを個別に構築し、ネットワークが複雑な構成になっていました。また、サイロ化された各システムでは類似機能を有するハードウェア機器の保有と保守費用が増大し、さらに複数の外部接続ポイントを持つ複雑なネットワーク構成により、障害発生時の検知や切り分け時間の長時間化、そして一部の接続箇所の障害がネットワーク全体に影響を及ぼすような可能性も問題視されていました。

そのため、高度な信頼性を備えた新しいデータセンターネットワークの検討を開始しました。加えて、そのネットワーク構築には機器利用の効率化と初期投資額の抑制も重視されました。ネットワーク(LAN)やサーバ、そしてストレージのアクセスを統合し、あらゆるリソースをプール化した仮想化基盤をシンプルな機器構成で構築することで、管理負荷を軽減させたクラウドシステムの運用を目指しました。

NISSAY ITは、このような運用方針を支えるデータセンターのコアネットワーク基盤としてCisco Nexus 7000を採用しました。Cisco Nexus 7000が採用された主な理由は以下のとおりです。

  • 機器集約による安定稼働と信頼性向上: 障害発生時には影響が大きくなる可能性がありますが、影響の大きい箇所には信頼性の高いデータセンター用スイッチを配置しました。10GbEの高い集約率に対応し、仮想デバイスコンテキスト(VDC)機能(注1)による物理構成の簡素化を実現することで障害可能性箇所をさらに軽減します。
  • 仮想化による機器設備の効率化:データセンターネットワークの仮想化により、L2およびL3スイッチ、ファイアウォール、サーバ負荷分散装置など物理的機器台数が約50%削減されました。運用面においては、管理機器の台数を減少させたことにより監視など機器管理運用負荷を軽減することができました。
  • コアネットワーク基盤のスケーラビリティ: 将来、複数のデータセンター間の相互運用に必要となるOTV機能(注2)の実装、モジュラー型シャーシによるポートの追加など、今後提供するITサービスの拡張に合わせた、コアネットワーク基盤のスケーラビリティを備えています。

また、NISSAY ITは、「高度な信頼性が求められるデータセンターには、第三者の観点からも高い堅牢性が確認される必要がある」と考えていました。シスコ アドバンスド サービス(注3)を活用し、自社が設計したネットワーク構成に対して客観的なレビューと改善提案を取り入れることで、シンプルかつスケーラビリティの高いコアネットワークデザインとなりました。結果的に、従来の物理機器によるマルチテナント構成と比較して初期投資を約60%〜70%抑制しながらも将来の拡張二ーズに対応できるデータセンター仮想化基盤を、通常の開発期間と比較して1/3に短縮して構築することができました。

ニッセイ情報テクノロジー株式会社 (執行役員 藤木 真一郎氏)より以下コメントを頂いています。
「今回のシスコのソリューションとサービスによって、現在の運用サービスの効率化と信頼性向上そして将来のクラウドサービス提供に向けた基盤を両立させるデータセンターネットワークを構築することができました。シスコによるネットワーク設計の評価、改善のレビュープロセスを導入することで、お客様に安心してご利用いただけるITサービスを提供するデータセンター基盤を短期間で構築できた点について高く評価しています。」

今回構築したデータセンターコアネットワークは、デスクトップサービスなど今後拡充を計画しているクラウドサービスの展開を支え、複数のデータセンターサイト間の相互運用により、さらに高い信頼性を有する仮想化基盤といえます。NISSAY ITでは、現在運用中のサービスの仮想サーバに加えて、2014年までに2000台超規模のサーバ仮想化集約を見据えています。

注1) 仮想デバイスコンテキスト(VDC)について
VDC は、物理的に1台の Cisco Nexus 7000 に仮想的に複数のデバイス (Virtual Device Context) を動作させることができる機能です。それぞれのVDCは個別のスイッチのように動作するため、複数のシステムのネットワークを集約・統合することが可能となります。

注2) OTV(Overlay Transport Virtualization)について
OTV は、地理的に分散したデータセンター間をシンプルかつシームレスにVLAN拡張するシスコのソリューションです。既存のWANデザインを変更することなく、データセンターサイト間の相互接続を展開することで、リソースのプール化による無駄のない活用と無停止サービスの提供とオペレーションの負荷軽減と最適化の実施を両立することができます。

注3) シスコ アドバンスド サービスについて
シスコ アドバンスド サービスは、お客様のご要望や計画、課題をうかがい、それを基にシスコのベストプラクティスに基づいた最適なご提案をシスコが直接行うコンサルティング技術支援サービスです。
ネットワークのパフォーマンスを最大限に発揮させるためのコンサルティングと、重大な障害にも迅速に対処できるシスコならではの高い技術力と豊富な経験によって、お客様のネットワークのさらなる信頼性向上、優れた投資対効果を実現します。

ニッセイ情報テクノロジー株式会社について

ニッセイグループのIT戦略を担う会社として1999年に誕生しました。以降、日本生命およびグループ各社の情報システム構築を通じて長年培ってきた豊富な業務経験をベースに高度な技術力と業務ノウハウを蓄積し、生命保険業務の中核である販売・管理、資産運用の各ソリューションを広く提供しています。また、保険業界と関係の深い医療・介護領域を成長事業の柱に据え、新しいビジネスモデルの創出にも挑戦しています。
ニッセイ情報テクノロジー株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.nissay-it.co.jp/>

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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