日本版 ニュースリリース

空気、食糧、水、そしてインターネット ― インターネットとネットワークは、いまや生活必需資源へ


2011 Cisco Connected World Technology Report 第1回
空気、食糧、水、そしてインターネット
インターネットとネットワークは、いまや生活必需資源へ

次世代を担う従業員を対象としたグローバル調査で、職場に求めるネットワークや情報アクセスへの要件が浮彫に

2011年10月20日

米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下 シスコ)が発表した国際的な労働意識や労働環境を調査するレポートにより、大学生および若手専門職の3人に1人が、空気、水、食糧、住居といった生活必需資源と同じくらい、インターネットが重要だと考えていることが明らかになりました。人々の生活の中でネットワークの役割がいかに高まっているかを示しています。「2011 Cisco Connected World Technology Report」によれば、調査回答者の半数以上がインターネットなしでは生活できない(生きられない)だろうと答え、また「不可欠の生活構成要素」であると評価しました。さらに、自動車、デート、パーティーよりも重要であると回答した人も相当数にのぼりました。

これらの調査結果からは、次世代の労働力を担う世界中の若年層が、現在、どのような考え方をもち、何に期待し、どのように行動しているかを探り、理解するためだけでなく、それらが、ビジネス上のコミュニケーションやモバイル機器を駆使したライフスタイルに対してはもちろんのこと、さらには、雇用、企業のセキュリティや企業の競争力に至るまでのあらゆるものに対して、どのように影響を及ぼしていくのかを考察するうえでの示唆を読み取ることができます。

概要

  • 2年目となる年次「Cisco Connected World Technology Report」では、人々の行動様式、インターネット、ネットワーキングの広汎な浸透の三者間の相関関係を分析しています。テクノロジーを駆使したライフスタイルが優勢な影響力をもつ社会にあっても、企業がどうすればその競争力を維持しつつ存続していくことができるのかを考察するうえで、この関係性に着目することが手がかりとなるはずです。14カ国の大学生および30歳未満の専門職を対象に行った調査に基づく本グローバル レポートは、モバイル性能が向上をつづけ、セキュリティ リスクが高まり、時間や場所を選ばない情報配信テクノロジー(仮想化データ センター、クラウド コンピューティングから既存有線/無線ネットワークに至るまで)が不断の進化を続ける中、企業が、現在と将来の従業員間およびビジネス ニーズ間に存する均衡点を懸命に探るにあたって直面している今日的課題を考察するうえで、深い洞察に富んだものとなっています。

調査結果の要旨

生活必需資源としてのインターネット

  • 空気、水、インターネット: 調査対象の全世界の大学生と会社員の3人に1人(33%)が、インターネットは、空気、水、食料、住居と同等の重要性をもった人類の生活必需資源であると考えています。また、ほぼ半数(大学生の49%および会社員の47%)が、それらの重要度と「きわめて近い」と考えています。両者を合わせると、大学生と若手会社員の5人に4人が、インターネットは日常生活を維持していくうえで欠かすことのできない重要性をもっていると考えていることになります。
  • 日常生活の維持装置: 回答者の半数以上(大学生の55%および会社員の62%)がインターネットなしでは生活できない(生きられない)だろうと答え、インターネットは「欠くことのできない生活構成要素である」と評価しています。
  • 新しい移動手段:二者択一をせまられた場合、全世界の大学生の過半数、およそ3人に2人(64%)は自動車よりもインターネット接続を選ぶでしょう。

新しい社会生活:インターネットは恋愛や友情よりも大切?

  • 初恋:調査対象となった全世界の大学生の5人に2人(40%)が、インターネットはデートや友人との外出、音楽鑑賞よりも大切であると回答しました。
  • ソーシャル ライフ 2.0:前の世代が直接的交友を好むのに対して、次世代はオンライン交流に移行する兆候を示しています。全世界の大学生の4人に1人以上(27%)はフェイスブックを最新にしておくことの方がパーティー、デート、音楽、または友人との外出よりも重要であると回答しました。

情報アクセス手段としてのモバイル・デバイス テレビや新聞の将来は?

  • モバイル機器の重要性:学生の3分の2(66%)と会社員の過半数(58%)が、モバイル機器(ラップトップ、スマートフォン、タブレット)を「生活していく上で最も重要なテクノロジー」としています。
  • スマートフォンとモビリティの継続的な台頭:スマートフォンは、グローバルな観点から最も普及しているツールとしてデスクトップを凌ぐ勢いを見せており、大学生の19%がスマートフォンを日常使用するデバイス中で「最重要」と考えています(デスクトップは 20%)。これはスマートフォンが突出する傾向が強まっていることを示し、次世代の大学生の就職時には、スマートフォンの利用率が高くなると予測されます。この結果は、インターネットの接続性と、自宅や公共の場などどこでも仕事ができることとの対比で、オフィスの必要性に関する論議につながります。2010年版の調査では、全世界の会社員の5人に3人(60%)が生産性を上げる目的でのオフィスは不要であるとしました。
  • 専用テレビの人気低下:大学生や若手の会社員の間でテレビの注目度が低下していることが示され、ラップトップやスマートフォンなどのモバイル デバイスが人気を集めています。日常生活の中でテレビが最も重要なテクノロジー デバイスであると回答したのは、全世界で10人に1人に満たない大学生(6%)および会社員(8%)でした。テレビ番組や映画をモバイル デバイスでも見ることができるようになるにつれて、この漸減傾向は続くものと予測されます。
  • 新聞の苦悩: 新聞を情報アクセスの最重要手段と回答したのは、全世界の調査対象大学生と会社員の25人に1人(4%)にとどまりました。
  • 森林保護:学生の5人に1人(21%)は、授業に必要な教科書を除き、2年以上書店で本を購入したことがないか、もしくは一度も買ったことがありません。

ソーシャル メディアの影響と日常生活での注意散漫

  • フェイスブックでの対話:全世界のおよそ10人に9人の大学生(91%)と会社員(88%)がフェイスブックのアカウントを持ち、そのうち大学生の81%と会社員の73%が1日1回以上フェイスブックのページをチェックするとしました。そのうちの3分の1(33%)は1日に5回以上チェックするとしました。
  • オンラインの中断または混乱? 大学生は研究課題や宿題の作業中に、インスタント メッセージ、ソーシャル メディアのアップデート、電話などで常にオンラインの中断が起こると報告しました。一定の時間内に、大学生の5人に4人以上(84%)が少なくとも1回は中断されるとしました。学生のおよそ5人に1人(19%)は6回以上中断されるとし、平均すると10分に1回以上の割合でした。10人に1人(12%)は研究課題に集中しようとしているときに何度中断されたか数えきれないと話しました。
  • 仕事は生活:仕事と個人生活の境界があいまいになる兆候がある中で、従業員の10人に7人がフェイスブック上で上司や同僚を「友達」にしました。これは仕事と私生活を分けている境界が崩壊していることを示します。文化的に、米国では会社員が上司や同僚を友人にする割合は低い特徴があり、およそ4人に1人だけですが(23%)、フェイスブック上では、5人に2人(40%)は同僚を友人にしています。
  • 仕事の情報源:ツイッターを利用している会社員のうち、3人に2人以上(68%)が上司または同僚のどちらか一方のツイッター活動をフォローしています。42%は両方をフォローしていますが、3分の1(32%)は個人生活のプライバシーを守ることを好みます。

本調査について

  • 本調査はシスコの委託を受けて、InsightExpressが実施しました。InsightExpressは米国に本拠を置く第三者の市場調査会社です。
  • このグローバル研究は2調査から構成されています。一方は大学生を対象にし、もう一方は20歳代の若手専門職を対象にしています。各調査には14カ国からそれぞれ100人の回答者が含まれ、合計2,800人の回答者となっています。
  • 14カ国:米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、英国、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、ロシア、インド、中国、日本、オーストラリア。

コメント

  • シスコ、エンタープライズ マーケティング担当バイスプレジデント、 マリー・ハッター
    「Cisco Connected World Technology Reportの結果から、企業は優秀な人材を引き付け、ビジネス モデルを形成するためには、どのように発展すべきかを再検討することになるはずです。私たちの世界は間違いなくインターネットに重点が集中する方向に向かっており、世代交代の度にその傾向は強まっています。CIOは、次世代労働力が基盤と考えるセキュリティとモビリティの需要に対処するため、ネットワークをただちに計画し、拡張する必要があります。またそのためには、企業ポリシーを正しく評価しなければなりません」
  • シスコ、チーフ フューチャリスト、デイブ・エバンス
    「プロシューマ(職場におけるプロフェッショナルとコンシューマを融合)のライフスタイル、テクノロジーへの期待、情報アクセス行動は、コミュニケーションの性質をグローバル ベースで変化させています。Cisco Connected World Technology Reportの分析結果は、企業のITに関する意思決定や人事プロセスでの競争優位性について考えるきっかけになります」

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

# # #

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)

**当資料は、2011年9月21日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
Air, Food, Water, Internet - Cisco Study Reveals Just How Important Internet and Networks Have Become as Fundamental Resources in Daily Life