日本版 ニュースリリース

ファミリーマート、全営業所のワイヤレス ネットワークをシスコ製品で刷新


ファミリーマート、全営業所のワイヤレス ネットワークをシスコ製品で刷新

約120拠点のアクセスポイントをコントローラーで集中管理し、 セキュリティ確保と安定性向上、運用負担軽減を同時に実現

シスコシステムズ合同会社(社長 兼 最高経営責任者:エザード・オーバービーク、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は本日、株式会社ファミリーマート(代表取締役社長:上田 準二、住所:東京都豊島区東池袋3-1-1、以下 ファミリーマート)が、国内約120拠点に上る営業所のワイヤレス ネットワークを、Cisco Unified Wireless Networkによって刷新したことを発表しました。

オフィスにおけるワイヤレス ネットワークの敷設は、オフィス内のワーク スタイルをより自由にし、従業員のフットワークを軽快にします。オフィス内のどこにいてもネットワークに接続できるため、自席に縛られることなく、必要な情報へのアクセスやコミュニケーションが可能となります。一方、セキュリティや管理性の観点から、ワイヤレス ネットワークの導入に躊躇している企業も少なくありません。

今回、このような不安を根本から解決するため、ファミリーマートが導入したのがCisco Unified Wireless Networkです。シスコが提供するアクセス ポイント製品 Cisco Aironet 1131/1242は、ハイブリッド リモート エッジ アクセス ポイント(H-REAP)をサポートしており、Cisco 4404 WLC (ワイヤレスLANコントローラー)等と組み合わせて導入することで、複数拠点に設置されたアクセス ポイントの集中管理が可能になります。これによって一貫性のあるセキュリティ ポリシーの実装や、運用負荷の軽減が実現されます。

ファミリーマートが2001年当時、営業拠点に展開していたワイヤレスネットワークは、IEEE802.11b対応の無線LAN製品を利用したものでした。その最大の導入目的は、営業所内における従業員のモビリティ確保にあります。営業所内のレイアウトは変更されることが多く、営業所間の異動も少なくありません。このような場合でも、ワイヤレス ネットワークであればノートPCを持ち運ぶだけで、即座にネットワークに接続できるからです。しかし同時に、安定性や、管理性においてシステム本部の担当者に負担がかかり、メンテナンス コストの上昇を招いていました。またワイヤレス ネットワークへの不正アクセスの危険性も意識されるようになっていました。

これらの課題を解決するため、ファミリーマートでは、2008年春にワイヤレス ネットワークの見直しに着手しました。安全性と信頼性の向上、メンテナンス コスト削減を前提に製品選択を行った結果、Cisco Unified Wireless Networkの採用を決定しました。ファミリーマートではこれまでにも数多くのシスコ製品が導入されており、その安定性と信頼性が高く評価されていました。この評価に加え、Cisco Unified Wireless Networkが実装するH-REAP等の先進機能が決め手となり、シスコが選ばれました。

今回導入されたワイヤレス ネットワークの構成は以下の通りです。

各営業所にはアクセス ポイントとしてCisco Aironet 1131AG、データセンターにはCisco 4404 WLCを導入し、両者をWAN経由で接続し、アクセス ポイントの設定や稼働状況をワイヤレスLANコントローラーで集中管理しています。データセンター内のワイヤレスLANコントローラーは3台あり、2台は常時アクティブで負荷分散を行っており、残りの1台はバックアップ用となっています。無線LAN規格はIEEE 802.11aを採用し、高速かつ安定的な通信が可能です。

セキュリティの確保は、無線通信区間におけるより高度な暗号化と、SSIDのステルス化、端末のMACアドレス認証を組み合わせることで実現しています。ネットワークに接続するPCのMACアドレスは事前に登録することになっており、これをワイヤレスLANコントローラーと連携するRADIUSサーバーで認証しています。MACアドレスを事前登録していない端末は認証に失敗し、ネットワークに接続できません。なおネットワークに接続した後はMicrosoft Active Directoryによるユーザー認証も行われており、安全性を二重に確保しています。

今回のワイヤレス ネットワーク構築では、無線出力の最適化も行われています。業務に支障のない範囲で、電波の届く範囲を必要最小限に抑えることで、不正アクセスの危険性を最小化します。また、各営業所に設置された出力レベルの設定も、ワイヤレスLANコントローラーで集中管理されています。

ファミリーマートは今回のワイヤレス ネットワーク刷新によって、以下のメリットを享受しています。

  1. 通信速度と安定性の向上
    シスコ製品は故障が少なく、挙動も安定しています。また今回採用されたIEEE 802.11aによって、安定した高速通信も可能になりました。以前は突然通信不能になったり、通信速度が低下することがありましたが、現在ではこのような問題は発生しなくなりました。

  2. 運用負荷の軽減
    各アクセス ポイントの設定や稼働状況は、データセンターに設置されたワイヤレスLANコントローラーによって集中管理されています。そのためアクセス ポイントの設定変更や異常検知などを、システム担当者は自席から離れることなく実施できるようになりました。これによって業務効率が向上し、問題検知時の対応も迅速化されました。

  3. セキュリティの向上
    無線通信区間におけるより高度な暗号化、SSIDのステルス化、MACアドレス認証、無線出力の最適化を行うことで、セキュリティ上の不安が解消されました。なかでもRADIUSサーバーとワイヤレスLANコントローラーを連携させたMACアドレス認証は、ネットワークへの不正アクセス防止に大きな貢献を果たしています。ワイヤレスLANコントローラーによってアクセス ポイントを集中管理しているからこそ、このような仕組みが可能になったといえます。

このワイヤレス ネットワークの展開は2008年11月より始まり、2009年1月に本番稼働を開始しています。導入されたアクセス ポイントの数は約140台。これによって約1000台に上るPCを接続しています。

株式会社ファミリーマートについて

株式会社ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」をコーポレートスローガンに、コンビニエンスストアを展開する小売企業です。1981年9月に法人設立し、埼玉県狭山市に1号店をオープン。その後エリアフランチャイズの展開や他社店舗の吸収などによって店舗数を拡大しています。クオリティの高い商品・サービスを提供し続けると共に、ホスピタリティあふれる行動を通じて、快適で楽しさあふれる生活に貢献。電子マネー/ポイントカード発行企業との提携等にも積極的に取り組んでいます。
株式会社ファミリーマートの概要・詳細は以下のWebサイトでご参照いただけます。
http://www.family.co.jp/

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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