日本版 ニュースリリース

シスコ、仮想サーバに最適なSANのための新しいData Center 3.0技術を提供


2008年 9月18日

シスコ、仮想サーバに最適なSANのための新しいData Center 3.0技術を提供

〜最新の8Gbpsファイバチャネル スイッチ モジュールと
NX-OSオペレーティングシステムの提供を開始
仮想マシン環境向けのCisco SANサービスに高度なパフォーマンスと投資保護を統合〜



米国シスコ(本社:米国 カリフォルニア州 サンノゼ、NASDAQ: CSCO、以下シスコ)は、Data Center 3.0製品ポートフォリオを拡充し、仮想マシン(VM:Virtual Machine)環境のパフォーマンスとスケーラビリティの向上、SAN 管理の簡素化、データ セキュリティの向上、SAN サービスの強化を支援する、新しいストレージ エリア ネットワーク(SAN; Storage Area Network)技術の提供を開始します。これらの新技術は、シスコのビジョンである「お客様の次世代データセンターの設計と構築」を支援・サポートします。お客様と一緒に構築する次世代データセンター3.0では、ITインフラ全体が仮想化され、共有プール化されたサーバ、ストレージ、ネットワーク等から、リアルタイムかつ動的に必要なリソース配分をします。それにより最適なアプリケーションパフォーマンス、サービスレベル、効率良いリソースの使用環境の提供が可能となります。

新しいCisco SAN技術の内訳は、3種類のCisco MDS 9000 ファミリー 8Gbps(8ギガビット/秒)ファイバチャネル スイッチング モジュールと、シスコのSANオペレーティングシステム(NX-OSにリブランド)の新機能となっています。これらの新しいSAN機能は、シスコのデータセンタークラスのMDSおよびNexusプラットフォームと組み合わされ、データセンター全体で単一オペレーティングシステムを提供します。また、ユニファイド・データセンター・ファブリックの実現に向けたIT管理者の取り組みを支援し、データセンター管理の簡素化とコスト削減を可能にします。

「新しいCisco 8Gbpsスイッチ モジュールは魅力的な製品です。大規模なアップグレードが必要なく、既存のCisco MDS 9500シャーシに挿入するだけで、ニーズに応じてあらゆる組み合わせでモジュールを使用し、ポート密度とパフォーマンスを向上させることが可能になります。早くからシスコのSAN技術を採用している弊社としては、このような投資保護に感謝しております」とOakwood Healthcare System社のテクニカル アーキテクト、ブライアン・パールシュタイン氏は述べています。

新しい8GbpsファイバチャネルSANスイッチ モジュール
シスコは、高性能、スケーラビリティ、SAN設計の柔軟性、投資保護、コスト効率を提供する3種類の8GbpsファイバチャネルSANスイッチ モジュールの提供を開始します。新しいシスコ スイッチング モジュールはすべてのCisco MDS 9500シリーズ マルチレイヤ ディレクタと互換性があることから、SAN管理者は2Gbps/4Gbpsストレージ インフラストラクチャへの既存投資を保護しつつ、ネットワーク要件に応じて8Gbps技術を段階的に導入することが可能です。1つのモジュラ シャーシ内に24ポート、48ポート、4/44ポートのスイッチング モジュールを統合することで、SAN管理者がさまざまなアプリケーション環境で最適なコストとパフォーマンスを実現するストレージ ネットワークを設計できるようになります。このアプリケーション最適化アプローチによって、ストレージ ネットワークで必要とされるスイッチとスイッチ間リンク(ISL:Inter-Switch Link)の数が削減され、SAN管理の簡素化とコストの削減を実現します。

新しいモジュール群はまた、あらゆるCisco MDS 9000ファミリー8Gbpsモジュール間で、転送中のファイバチャネルデータの暗号化を、透過的にハードウェアを使ってラインレートで実行することで、拡大を続ける企業のセキュリティとコンプライアンスの要件に対応します。Cisco TrustSec Fibre Channel(CTS-FC)は、データセンター内もしくはメトロ エリア ネットワーク全域において、Cisco MDS 9000ファミリー モジュラ スイッチ間のファイバチャネル トラフィックの整合性と機密性を保護するのに有効です。

「弊社の仮想マシン環境において、Cisco MDS SANプラットフォームは高いワークロードを的確にサポートし、仮想マシン環境の可用性、QoS、セキュリティ、パフォーマンスの高度なモニタリングを可能にしてくれています。大規模なシステム アップグレードを伴わず、必要に応じて8Gbps機能を既存のSANに柔軟かつ容易に追加できることもまた、SAN管理者にとって重要な要素です」とDutch Telematics Organizationのストレージ アーキテクト、ジョン・ストルースニジュール氏は話します。

新しいシスコ モジュールは以下の3種類となっています。

  • Cisco 24ポート8Gbpsファイバチャネル スイッチング モジュール
    同モジュールは、要求の厳しいストレージ ネットワーキング環境のために設計されたものであり、ハイエンド ストレージ サブシステムの接続およびスイッチ間のISL接続に向けて、最大192Gbpsの全二重帯域幅を提供します。メインフレーム接続用のマルチプロトコル機能と、ファイバチャネルとFICONトラフィックをハードウェアベースで分離するCisco Virtual SAN(VSAN)をサポートしています。
  • Cisco 48ポート8Gbpsファイバチャネル スイッチング モジュール
    1/2/4/8Gbpsの自動検出ポートが48口装備された同モジュールは、192Gbpsの全二重帯域幅を提供し、エンタープライズクラスのデータセンターにおける高度に仮想化されたサーバを接続するための、バランスのとれたパフォーマンスとスケーラビリティをサポートします。
  • Cisco 4/44ポート8Gbpsホスト最適化ファイバチャネル スイッチング モジュール
    8Gbpsポート4口と4Gbpsポート44口が装備されたこの高密度モジュールは、標準サーバを少数のSANスイッチと統合するためのコスト効率に優れたソリューションを提供します。これによって多くの場合、コアエッジSANトポロジーが不要になります。

Cisco NX-OSオペレーティングシステム
シスコのSANオペレーティングシステムであるSAN-OSは、LANとSANが統合されたユニファイドファブリックをサポートする単一データセンター オペレーティングシステムを開発するというシスコの目標を反映し、NX-OSに改名されました。8Gbps性能のサポートに加え、MDSプラットフォーム用のCisco NX-OSは、物理/仮想サーバ環境向けにデータセンター全体で一貫したポリシー、可視性、診断を提供し、主要なCisco SANサービス(VM環境のQoSやセキュリティなど)を実現します。シスコ技術搭載のSANは、今では仮想マシンを認識できるようになり、大規模かつ高密度のVM環境をサポートするレジリエントな高性能ファブリックを提供します。もう1つ重要な機能としてCisco MDS 9000ファミリーの「Secure Erase」があります。これは、基本的にデータの再構築が不可能な方法でデータ消去を行う、SANベースのインテリジェント ファブリック アプリケーションです。

価格と出荷状況
新しいCisco 8Gbps SANスイッチ モジュールは、シスコのOSMパートナーによって2008年第4四半期より提供される予定です。販売価格はシスコのOSMストレージ パートナーによって設定されます。

シスコシステムズ合同会社について
シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp >

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0805R)
**当資料は、2008年9月16日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。米国で発表されたニュースリリースの内容は以下のWebサイトをご参照ください。
http://newsroom.cisco.com/dlls/2008/prod_091608c.html


お問い合わせ