データセンター ポートフォリオの仮想化機能を強化
運用効率とアジリティを向上させ、電力消費を削減〜
シスコシステムズ合同会社(代表取締役社長:エザード・オーバービーク、住所:東京都港区赤坂、以下「シスコ」)は、本日、「Cisco® Data Center 3.0」戦略の強化の一環として、運用効率とエネルギー効率の向上に向けたデータセンターの仮想化を支援する新しい製品群を発表しました。これらの製品を用いることにより、ネットワークは、高効率な仮想化されたデータセンター サービスの提供をサポートするためのプラットフォームへと進化します。アプリケーション デリバリ用のネットワーク、サーバ、仮想コンピューティング、ストレージ間で仮想サービスのセキュアなオーケストレーションを促進させ、ビジネスニーズに対する即応性とリソースの効率的な使用方法を提供します。
「リアルタイム コラボレーション アプリケーション、エネルギー問題、資産利用の効率化のニーズに後押しされる形で、IT管理者たちは新技術を使ったデータセンターの変革に乗り出しています。シスコでは、データセンター全体に仮想化技術を行き渡らせることで、世界規模の競争に必要なアジリティ(機敏性)とレジリエンシー(弾力性)を企業に届ける支援を行いたいと考えています」とシスコのデータセンター スイッチング サービス グループ担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャでシスコ エコボードの共同議長であるジョン・マックールは述べています。
本日のCisco Data Center 3.0に関する発表内容は以下のとおりです。
- Cisco Wide Area Application Services(WAAS)ソフトウェア リリース 4.1:ブランチオフィスを対象に、仮想アプリケーション ホスティング サービス、高度なアプリケーション アクセラレーション、ビデオ配信を提供します。
- ACE 4710アプリケーション スイッチ用のCisco Application Control Engine(ACE)ソフトウェア リリース3.1:最大4Gbpsのスループットと最大2Gbpsの圧縮性能、および仮想プラットフォームにおけるマルチメディア サポートを提供します。
- Cisco VFrame Data Center ソフトウェア リリース1.2:Cisco ACEとVMware ESXにおいてエンドツーエンドのインフラストラクチャ プロビジョニングを提供します。
Cisco Application Delivery Networks:仮想化と円滑なアプリケーション運用を提供
シスコのアプリケーション デリバリ ネットワーキング ポートフォリオは、ワイドエリア ネットワーク上(Cisco WAAS)およびデータセンター内(Cisco ACE)のアプリケーションの可用性、パフォーマンス、セキュリティを最適化します。シスコでは、円滑なアプリケーション運用を促進しパフォーマンスを向上させるアプリケーション ネットワーキング ポートフォリオの新機能を発表すると同時に、リアルタイム アプリケーション(データセンターとブランチオフィス間のIPテレフォニー、ビデオ、マルチメディア通信など)用にエンドツーエンドのアプリケーション デリバリ ネットワーク サポートを提供します。
Cisco WAASソフトウェア リリース4.1はネットワーク組み込み型の仮想化機能をサポートしており、Microsoft Windows Server 2008などのサービスをブランチオフィスのCisco WAASアプライアンスにローカルで導入できるため、サーバ ハードウェアの要件が軽減されます。また、バージョン4.1はお客様による導入を簡易化し、Microsoft Exchange(MAPI)、Webアプリケーション(HTTP)、ライブ/オンデマンド ビデオ(RTSP)、集中プリンティング(Windows Print)、Unix/Linuxファイルシェアリング(NFS)の各アプリケーション向けに、専用のアクセラレーション機能を提供します。
Cisco ACE 4710用のソフトウェア リリース3.1は、ACE 4710アプリケーション スイッチの処理能力をスループット最大4 Gbps/圧縮性能最大2Gbpsまで拡張し、コンパクトなフォームファクタでデバイスの仮想パフォーマンスを倍増させます。ソフトウェアライセンスにより1 Gbpsから4 Gbpsまでの拡張が行えることから、お客様の投資保護が大幅に強化され、スケーラブルでありながら無理なく導入できるアプリケーション スイッチング ソリューションが実現します。シスコは同時にCisco ACEアプリケーション スイッチ ファミリの機能強化を行い、よく利用されるSession Initiation Protocol(SIP)とReal-Time Streaming Protocol(RTSP)を理解する能力を高めることで、ユニファイド コミュニケーション、コラボレーション技術、ビデオ アプリケーションにおいて同社の仮想ロード バランシングとセキュリティ サービスを利用できるようにしました。
高度な仮想データセンター プロビジョニングを可能にするCisco VFrameの新バージョン
Cisco VFrameは、ネットワーク主導型のサービス オーケストレーション プロビジョニング プラットフォームです。VFrame内のプロビジョニング インテリジェンスによってほぼリアルタイムのシステムの導入およびプロビジョニングを可能とし、IT管理者は、仮想化された、コンピューティング、ストレージ、ネットワークのリソースを最適化することができます。VFrame 1.2ではCisco ACE、VMware ESXとの統合を実現。仮想化されたサーバと、Cisco ACEの仮想ロードバランシング/セキュリティーデバイスとをマッピングしたり、ユーティリティプールからサーバを選択して、ESXでその仮想サーバをエンドツーエンドに設定することが可能です。Cisco VFrameは、ポリシーと最新のルールチェック エンジン、およびロールベースのマルチレイヤ アクセス コントロール インターフェイスにより、リソースをインテリジェントかつセキュアにプロビジョニングします。
Cisco Data Center 3.0サービスの強化
シスコは、最新のデータセンターの導入・管理を支援する目的で、新しい「Data Center Efficiency Assurance Program」と、「Data Center Assurance Program(DCAP)4.0」の拡張、および「DCAP for Applications」を発表しました。
最新のデータセンター技術の導入を支援するために、シスコでは、データセンターの電力利用の的確な分析と、設備およびインフラストラクチャ全体におけるエネルギー基準の設定を可能にするWebベースのツール「Efficiency Assurance Program(EAP)」を提供しています。またシスコの「Data Center Efficiency Services」は、信頼性に優れたネットワークをサポートする適切な電力/冷却インフラストラクチャの特定と、そのインフラをよりアクセシブルで効率的、かつ持続可能なものにするためのステップの見極めを可能にします。
シスコは、DCAPを更新し、大規模データセンターの検証、設計、実装のガイドを加えました(「サービス プロバイダー」セクションに、ビデオストリームおよびモビリティ サービス用の最新のベースライン アーキテクチャと新しいオーバーレイを追加)。また、Cisco ACE/Cisco MDSブレードサーバ ファブリック スイッチと各種ソリューション(Oracle 11i E-Business Suite、Microsoft Exchange 2003、Tibco Rendezvous、Active-Activeのディザスタリカバリ)もあわせてサポートされるようになりました。さらにシスコでは、関連するCisco Application Delivery Networksポートフォリオ用の「DCAP for Applications」についても、Oracle 12i E-Business SuiteとMicrosoft Office Communications Server(OCS)向けにテスト/検証済みの新しいデリバリ ソリューションを提供することでプログラムを拡充しています。
販売予定
|
Cisco WAASソフトウェア リリース4.1 WAAS Live Video Streaming WAAS Virtualization WAAS Enterprise License |
2008年第3四半期(予定) WAAS Live Video StreamingとWAAS Virtualizationは別途ライセンスを取得する必要があり、価格は1デバイスあたりからとなっています。WAAS Enterprise Licenseに含まれるほかのWAAS 4.1機能については、Cisco SmartNet Software and Support with Upgrades(SASU)契約を結んでいるCisco WAAS Enterprise Licenseのお客様に無償で提供されます。 |
|
Cisco ACE 4710用ソフトウェア リリース3.1 スループット アップグレード ライセンス (2Gbpsから4Gbpsに拡張) 圧縮ライセンス(2Gbps) 圧縮アップグレード ライセンス (500 Mbpsから2 Gbpsに拡張) 圧縮アップグレード ライセンス (1 Gbpsから2 Gbpsに拡張) |
2008年第3四半期(予定) Cisco ACEアプライアンスのスループット アップグレード ライセンス(2Gbpsから4Gbpsに拡張)、Cisco ACEアプライアンス圧縮ライセンス(2Gbps)、圧縮アップグレード ライセンス(500 Mbpsから2 Gbpsに拡張)、圧縮アップグレード ライセンス(1 Gbpsから2 Gbpsに拡張)があります。(Cisco SmartNetのお客様には無償で提供) |
| Cisco VFrameバージョン1.2 | 2008年第3四半期(予定) |
なお、Cisco EAP、DCAP 4.0、DCAP for Applicationsは現在提供中です。
製品資料
ソリューション、製品については下記Webサイトよりご参照頂けます。
- Cisco Data Center 3.0:http://www.cisco.com/jp/go/datacenter
- Cisco Application Delivery Networkソリューション:http://www.cisco.com/jp/go/ans
- Cisco VFrame:http://www.cisco.com/jp/go/vfdc/
- Cisco EAPについて:http://www.cisco.com/jp/go/eap/
- Cisco DCAPについて:http://www.cisco.com/jp/go/dcap/
シスコシステムズ合同会社について
シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp >
**当資料は、6月24日に米国で発表されたリリースに日本独自の情報を付加したものになります。ニュースリリースの原文は、以下のWebサイトをご参照ください。
<http://newsroom.cisco.com/dlls/2008/prod_062408b.html >

