日本版 ニュースリリース

シスコ 2008年度第3四半期業績を発表


2008年 5月 7日

シスコ 2008年度第3四半期業績を発表



<サマリー>
◇第3四半期売上高:98億ドル(前年比10%増)
◇第3四半期純利益:18億ドル(GAAPベース)*、23億ドル(プロフォーマ・ベース)
◇第3四半期1株当たり利益:29セント(GAAPベース*、前年比3%減)、38セント(プロフォーマ・ベース、前年比12%増)

2008年5月6日、米カリフォルニア州サンノゼ(SAN JOSE, Calif.)発
米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、CEO兼会長:ジョン チェンバーズ、以下:シスコ)は本日、2008年4月26日を期末とする2008年会計年度第3四半期の業績を発表しました。2008年会計年度第3四半期の売上高は98億ドルでした。また、2008年会計年度第3四半期の純利益は、一般会計基準(GAAP)ベースでは18億ドル(1株当たり29セント)、プロフォーマ・ベースでは23億ドル(1株当たり38セント)でした。

「今期、シスコはイノベーションと、国際基盤でのさらなる拡大と成長にフォーカスし、結果を出すことを目標にスタッフが一丸となって取り組んだことにより、堅調な業績を残すことができました。このような安定した結果を出すことができたのは、シスコがテクノロジー アーキテクチャとビジネス アーキテクチャの両面で絶妙なバランスを維持してきたからであり、これまで同様、長期的戦略を確実に実行してきたからだと思います。生産性を最適化し、インターネットの第2フェーズにおけるコラボレーションを実現すること――この2つは、いずれも、シスコが成功するための優先課題となっています。ネットワークはこの2つを実現する戦略的な資産になるとの我々のビジョンが、シスコにとっての最善策であると考えます。また、ネットワークはイノベーションにとっての重要なポイントであり、シスコの新規市場や隣接市場への参入を支えるとともに、広大な既存のマーケットにおけるシスコの地位の強化・拡大にも役立っています」と、シスコのCEO(最高経営責任者)兼会長 ジョン チェンバーズは述べています。

GAAPベース(2008年会計年度第3四半期)
2008年会計年度  
第3四半期
2007年会計年度  
第3四半期
対前年同期比 
売上高  98億ドル  89億ドル  10.4%増 
純利益  18億ドル*  19億ドル  5.4%減 
1株当たり利益  29セント*  30セント  3.3%減 

プロフォーマ・ベース(2008年会計年度第3四半期)
2008年会計年度  
第3四半期
2007年会計年度  
第3四半期
対前年同期比 
純利益  23億ドル  21億ドル  9.4%増 
1株当たり利益  38セント  34セント  11.8%増 

* 2008年会計年度第3四半期におけるGAAPベースの純利益およびGAAPベースの1株当たり利益には、買収関連の費用として2億4,600万ドル(1株当たり4セント)が含まれています。

2008年会計年度の前期9ヶ月の売上高は292億ドルで、これに対し前年度の同期9ヶ月は255億ドルでした。2008年会計年度の前期9ヶ月の純利益は、一般会計基準(GAAP)ベースで、60億ドル(1株当たり97セント)で、これに対し前年度の前期9ヶ月は54億ドル(1株当たり86セント)でした。2008年会計年度前期9ヶ月のプロフォーマ(見積り)ベースの純利益は、72億ドル(1株当たり1ドル16セント)で、これに対し前年度の前期9ヶ月は61億ドル(1株当たり98セント)でした。

財務上の特記事項

◇  営業活動によるキャッシュフローは、2008年会計年度第3四半期については30億ドルでした。これに対し、前年度同期は24億ドル、今年度第2四半期は24億ドルでした。
◇  現金及び現金等価資産ならびに投資総額は、2008年会計年度第3四半期末において244億ドルで、これに対し、前年度末では223億ドル、今年度第2四半期末では227億ドルでした。
◇  2008年会計年度第3四半期中、シスコは、8300万株の普通株を1株当たり平均24.04ドルで買い戻しました。買戻し総額は20億ドルでした。2008年4月26日の時点で、シスコは普通株25億株を1株当たり平均20.51ドルで買い戻し、回収したことになります。株式買戻し計画の開始以来の購入総額は、約522億ドルになります。2008年4月26日時点での買い戻し可能残高は98億ドルとなりました。これらの株式の買い戻しには特に期限は設けられていません。
◇  2008年会計年度第3四半期末における売上債権回転日数(DSO)は39日で、これに対し、前年度末では38日、今年度第2四半期末の時点では39日でした。
◇  GAAPベースの在庫回転率は、2008年会計年度第3四半期では11.0で、これに対し、前年度末では10.3、今年度第2四半期は10.8でした。プロフォーマ・ベースの在庫回転率は、2008年会計年度第3四半期では10.7で、これに対し、前年度末では10.1、今年度第2四半期は10.5でした。

「売上高が前年比で10パーセントの伸びを見せた今期の業績には非常に満足しています。先行きの見えないこの不安定なマクロ経済的状況のなかで、今期、堅調な業績と最高のキャッシュフロー、優れたバランスシートを達成できたことは、シスコのビジネスモデルにそれだけの力があるということを示しています」と、シスコのCFO(最高財務責任者)フランク・カルデローニは述べています。

ビジネス上の特記事項
買収と投資 
◇  シスコは、データセンター市場向けの次世代製品の開発を基幹事業とする新興企業、Nuova Systems社(本社:カリフォルニア州サンノゼ)の残り20パーセントの株式を取得する意向を明らかにしました。シスコはまた、Nuova社の開発による初の製品として、「Cisco Nexus™ 5000シリーズ」を発表しました。
◇  シスコは、中国で官民協業の新しい取り組みをスタートすることを発表し、対中国戦略を新たな段階に進めることを明らかにしました。これは、2007年11月に最初に発表された革新とサステナビリティの多年構想(投資額160億ドル)の実行に向けて計画されたもので、中国における企業の発展や指導者育成の取り組みを拡充することを目的としています。
 
新製品の発表 
◇  シスコは、企業やコンシューマ向けのデータ・音声・映像の統合サービスが数多く開発され、そのようなサービスによりリソースがますます集中している現状を踏まえ、通信事業者や企業のエッジ ネットワークがさまざまなサービスを同時にホストできるよう、「Cisco ASR 1000シリーズ アグリゲーション サービス ルータ」を発表しました。
◇  シスコは、ネットワーク セキュリティの「自己防衛型ネットワーク」ポートフォリオを、ネットワークのみならず、ネットワーク上で利用される多種多様なエンドポイント、アプリケーション、コンテンツを含めた全体的な保護を強化する広範なシステム アプローチへと発展させました。
◇  シスコは、フィジカル セキュリティ製品ポートフォオの拡充を図るため、既存のフィジカル セキュリティ システムとITインフラストラクチャを統合するために開発された、インターネット プロトコル(IP)ベースの ビデオ サベイランスと電子アクセス コントロールに新しい機能を投入することを発表しました。
◇  シスコは、業界をリードする「Cisco ISRサービス統合型ルータ」と「Cisco Wide Area Application Services(WAAS)」という2つのプラットフォームを、顧客とサードパーティのアプリケーション開発会社の両方に公開するなど、「Empowered Branch」ポートフォリオに新しいソリューションを投入することを発表しました。今回の新ソリューション投入は、企業がそれぞれのビジネス ニーズに合わせて、ブランチ ネットワークをカスタマイズしたり、最適化できるようにすることを狙いとしています。
◇  シスコは、「Mobility Healthcare」ポートフォリオの拡充を図るため、世界中の医療施設における職員の生産性と患者への治療効果を迅速に向上させることを狙いとして開発された統合型ソリューションを投入することを発表しました。新しい統合型ソリューションでは、「Cisco Unified Wireless Network」に新製品の「Cisco Compatible Extensions」や、モバイル医療分野やロケーションアウェア サービス分野の技術パートナーが提供する製品を統合するほか、医療関係者の不安に応えるため、「Cisco Secure Wireless」ソリューションを統合しています。
◇  シスコは、デジタル サイネージ(電子看板)向けに最適化された信頼性の高いコンテンツを作成したいと考えるメディア関係者のために、資格認定プログラム「Cisco Academy of Digital Signage」を開発したことを発表しました。
◇  シスコは、WebEx®ブランドで提供する業務用コラボレーション アプリケーション スイートの各製品で、Apple社のMacをサポートすることを発表しました。対応する製品は、「WebEx Meeting Center」、「WebEx WebOffice」、「WebEx Event Center」、「WebEx Training Center」、「WebEx Sales Center」、「WebEx Support Center」で、「Mac OS X Leopard」と「Safari 3」のクロスプラットフォームに対応します。
◇  Linksys®は、WiFiでインターネットに接続してVoice over IP(VoIP)を利用できるLinksysのIPフォン製品ファミリの最新製品となる「Linksys by Cisco Wireless-G IP iPhone(WIP310)」を発表しました。
 
主な顧客獲得事例 
◇  Videotronは、北米のケーブル事業者として初めて、CableLabs® DOCSIS® 3.0仕様に準拠したチャネル ボンディング技術を使用する「Cisco Wideband」を基盤とするサービスを展開することになりました。
◇  AT&Tは、サービスプロバイダーとして初めて、企業と世界各地の顧客、サプライヤー、パートナーを接続することを狙いとした、Cisco TelePresenceのフルマネージド ソリューション「AT&T Telepresence Solution」をグローバルに提供する計画であることを発表しました。
◇  アジアを拠点とする大手サービスプロバイダーのTata Communicationsは、Cisco TelePresenceソリューションを販売するための資格である「Cisco Certified TelePresence Connection」を取得したアジア初のサービスプロバイダーとして、グローバルなTelePresenceネットワーク サービスの提供を開始しました。
◇  米国でワイヤレス ブロードバンド サービスを提供するXanadoo Companyは、モバイルWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)技術を利用した北米初ともいえる商用ブロードバンド ワイヤレス ネットワークをスタートさせるため、シスコのIP次世代ネットワーク(IP NGN)インフラストラクチャの導入を進めています。
◇  Colin Powell Youth Leadership Centerは、ますます移動することの多い職員がどこからでもコラボレーションできるようにしたり、テクノロジーに触れる機会を学生に提供することで、卒業後の就職に有利になるよう、「Cisco Unified Communications」を導入しました。
◇  個人向け自動車保険の直販会社であるEsuranceは、データ保護やコンプライアンス、最新のオンライン サービスといったさまざまなプロジェクトを支え、保護するためにシスコ製品で構成された包括的なネットワークに、セキュリティ技術を導入しました。
◇  Bell Canadaとシスコは、ユニファイド コミュニケーションや音声、ワイヤレス、IPコンタクトセンター、セキュリティなど、IPを利用した各種マネージド サービスを開発し、カナダ企業に提供することを狙いとした戦略的構想を共同で推進することを発表しました。
◇  英国のSt. Helens & Knowsley Hospitals NHS Trustは、シスコのテクノロジーを基盤とした「Community of Interest Network(COIN)」を導入したことで、リバプールやマージーサイドの患者に対する迅速な治療や待ち時間の削減をはじめ、NHSのリソースの有効な活用が可能になりました。
◇  SWIPE Ltd.(香港)は、社員、営業所、顧客間の電話交換の透明性を高めるため、従来の構内自動交換電気通信システムから「Cisco Unified Communication」システムに移行しました。
◇  ネットワーキング、コンバージェンス、セキュリティ、モビリティを専門とする大手販売会社のWestcon Group, Inc.は、シスコとの販売契約を拡大し、ブラジル市場を対象に含めることになりました。これにより、Westcon Brazilは、シスコのエンタープライズ向け、中小企業(SMB)向けソリューションの全製品をチャネルパートナーに提供することができるようになります。
 
主なマイルストーン 
◇  シスコは、2006年10月に発売された「Cisco TelePresence」の受注台数が500ユニットを超えるという大きなマイルストーンを達成したことを発表しました。
◇  シスコは、「Cisco ISR(Integrated Services Router)サービス統合型ルータ」の出荷台数が400万台を達成したことを発表しました。Cisco Partner Summitでは、このマイルストーン達成を記念して、400万台目のISRを導入したCoca-Cola Enterprisesの最高情報責任者エサット セザー氏に、ジョン チェンバーズから記念の賞が手渡されました。

シスコシステムズ合同会社について
シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp >

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。
**当資料は、2008年5月6日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳になります。
*** GAAPベースの純利益と非GAAP(プロフォーマ)ベースの純利益の調整、財務諸表は下記Webサイトよりご参照下さい。
<http://newsroom.cisco.com/dlls/2008/fin_050608.html >


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