日本版 ニュースリリース

シスコ、ユニファイドコミュニケーションの新概念 Cisco Unified Workspaceを導入


2007年10月25日

シスコシステムズ、ユニファイドコミュニケーションの新概念
Cisco Unified Workspaceを導入

~第一号ユーザーとして日産自動車が約7200台のユニファイドIPフォンを展開~





シスコシステムズ合同会社(代表:黒澤 保樹、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は本日、新たなユニファイドコミュニケーション環境を実現する「Cisco Unified Workspace」概念と、これを実現する新ライセンス体系「Cisco Unified Workspace License (以下 CUWL)」の提供を発表しました。

現在、企業が戦略的な観点や中長期的な視点から成長を捉え直すなか、コミュニケーションが事業スピードの決定要因として再認識されはじめています。また同時に、職場はもちろん、移動中、出張先、在宅などすべての業務空間において、適切なデバイス、必要なアプリケーションをつなぐ、普遍的でオープンな情報システム基盤と、コラボレーションに基づくワークスタイルが求められています。

こうした背景から今回、シスコが提唱するCisco Unified Workspaceとは、従来のユニファイドコミュニケーションが内包するデバイスやロケーションなどの制約を解消し、企業で働く従業員が必要な空間において、手段、アプリケーション、方法を柔軟に選択できるコミュニケーション基盤の概念です。Cisco Unified Workspaceの新しいパラダイムが、ユニファイドコミュニケーション環境の進化を実現します。

シスコは、このCisco Unified Workspaceに基づき、デバイス、ソフトウェア、ライセンスを従来のように個別でなく包括的にとらえる新しいライセンスプログラムCUWLを提供します。CUWLでは、これまでの製品ごとの価格体系を刷新して、ソフトウェアとライセンスを含む1ユーザーごとの価格設定(初期費用+年間サブスクリプション)に切り替え、複雑なデバイスライセンスを不要にします。これにより、250ユーザ以上かかえる企業では、1人のユーザーがCisco Unified IPフォンやユニファイドコミュニケーションの各種アプリケーションを自席、自宅、モバイルなど複数環境で利用する場合の、追加費用やライセンス管理を削減します。こうして、企業IT部門における管理負荷の軽減やコストの圧縮、計画的運用、また新たなユニファイドコミュニケーション導入時の総コスト削減、設計自由度向上などを実現します。

なおこのたび、革新的なCisco Unified Workspace環境を体現し、効率よく最先端のユニファイドコミュニケーション環境を構築するため、日産自動車株式会社(社長:カルロス ゴーン、本社:東京都中央区銀座、以下 日産自動車)が、世界におけるCUWLの第一号ユーザーとなりました。

日産自動車は現在、持続的な成長に向けた中期経営計画「日産バリューアップ」が実施されるなか、同社のISにおいては2006年4月から4年間にわたる情報化計画(通称「BEST」)が進行しています。今般、同社は研究開発の中核をなす厚木の日産テクニカルセンター(NTC)の改修・増強を機にIP電話インフラの見直しを行う予定で、シスコはこの取り組みにおけるCisco Unified Workspace 概念およびCUWLライセンス契約に基づく世界的ユニファイドコミュニケーションインフラの構築をサポートします。CUWLによりライセンスそのもの、および運用にかかるコストは大幅に削減され、ルノーと一体化したグローバルネットワークの実現に向けて積極的な情報化の推進が可能となります。

シスコは、日産自動車が8月に導入作業を開始した今回の情報システムプロジェクトで、無線LAN対応型IP電話「Cisco7921G」約5200台、固定型IP電話「Cisco7961G」約2000台、合計約7200台からなる大規模なIP電話網構築に貢献します。9月下旬からはNTC内の最先端ユーザーに限定した電話検証トライアル導入を進めており、12月末までに全端末の配布を完了する予定です。

シスコの採用にあたり、日産自動車の行徳セルソCIOは以下のように述べています。
「日産自動車だけでなくルノーも含めたITの標準化・フラット化を進めるにあたり、コミュニケーションインフラ領域でBEST計画に沿ってテクノロジーの簡素化をグローバル規模で実現するために、シスコを採用しました。シスコのCUWLライセンスプログラムであれば、複雑なライセンス構造やソフトウェアの陳腐化などの問題から解消され、ユニファイドコミュニケーションのサービス拡充に集中していくことができます。これによりユニファイドコミュニケーションを積極的に展開し、従業員の生産性と意思決定スピードを上げ、日産のビジネスに貢献していきたいと考えております。」

シスコのCUWLが日産自動車より選定された理由は以下のとおりと考えています。

■グローバルな標準化を実現
日産自動車の情報システムが複雑化するなかで、技術の標準化と簡素化を実現しながら今後のビジネス拡大をサポートするには、よりシンプルで柔軟性の高い環境構築が必要でした。シスコは幅広い先進ソリューションと世界的実績に加え、新たなCisco Unified Workspace 概念とCUWLプログラムにより、グローバルなネットワーク環境の構築と標準化を推進可能です。

■モビリティや情報伝達スピードの向上
今回IP電話網を構築した研究開発部門では、海外拠点やサプライヤーとの連携が頻繁に行われており、どこにいても1つの連絡先番号ですぐにコンタクトをとれる環境が強く求められてきました。シスコはこうしたモビリティや迅速なコミュニケーションの実現をサポートします。

■コスト削減や柔軟性向上
新しいCisco Unified Workspaceに基づくCUWLにより、ライセンスコストそのものが削減できる上、運用に必要なコストも大幅に削減し、ネットワークの自由度を向上できます。アプリケーション追加にあたりライセンス料金が加算されないため、必要なサービスを迅速に提供可能です。

シスコは、日産自動車とともに、2008年1月からCisco Unified Workspace 概念下のCUWLで包括される各種アプリケーションの業務利用に向けた検証と評価を進め、ライセンス内容の平準化と管理の単純化を図る予定です。2008年度には、日産自動車の海外拠点や、日産自動車とルノーが共同で設立したインドの技術拠点とも、IPネットワークで通話できる環境を整備します。さらに、2009年秋に完成予定の日産自動車横浜本社社屋にもCisco Unified Communication Platformが導入され、日産自動車とルノーを一体化した世界規模のユニファイドコミュニケーションの実現にも一役買う予定です。

シスコシステムズ合同会社について
シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp >

*「Cisco Unified Workspace License」詳細につきましてはこちらよりご参照ください。(英文)
< http://www.cisco.com/en/US/products/ps9156/index.html >
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