日本版 ニュースリリース

シスコ、業界初の次世代802.11nドラフト対応ワイヤレス ソリューションでモバイル ビジネスを推進


2007年10月4日

シスコ、業界初の次世代802.11nドラフト対応ワイヤレス ソリューションで
モバイル ビジネスを推進

~802.11nドラフト2.0対応製品を投入、エンタープライズ向け
統合型ワイヤレスソリューションを提供、
企業投資を保護し、簡単な操作性を実現~





シスコシステムズ合同会社(代表:黒澤 保樹、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は本日、優れたパフォーマンスと信頼性、導入の簡便性を兼ね備えた、ワイヤレス業界で唯一となる統合型の802.11nソリューションを発表しました。

シスコの次世代Unified Wireless Networkソリューションは、モジュラ型のCisco Aironet 1250シリーズ アクセスポイント(写真)をはじめ、48 Gbpsまで拡張可能なCisco Catalyst6500によるワイヤレス ローカルエリア ネットワーク(LAN)コントローラ システム、Unified Wireless Networkリリース4.2による有線⁄無線サービスなどを取り揃えています。シスコはまた、Catalystスイッチ製品ファミリで、デュアルラジオ対応のAironet 1250シリーズ製品に1つのEthernetポートからPoE(Power of Ethernet)給電できる機能を搭載します。

シスコの新しいAironet 1250シリーズ アクセス ポイントは、業界で初めてWiFiの認定を取得した802.11nドラフト2.0対応アクセス ポイントです。本製品は、WiFi Allianceが実施する802.11nドラフト2.0の試験用プラットフォームで使用された製品として唯一の市販製品であり、今後WiFiの相互運用認定を目指すあらゆる製品の業界ベンチマークとなるものです。シスコは、無線周波数(RF)通信の実績を活かし5倍のスループットを提供するほか、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術により、通常はRF通信の適用が難しい医療や教育、倉庫管理、ロジスティクス、製造等の分野における無線サービスエリアの高信頼性を実現しました。

シスコは、最先端のネットワーク技術を提供するマーケット リーダーとして、インフラストラクチャからクライアントまでを網羅する高い安全性と相互互換性を実現し、広範囲にわたる次世代ワイヤレス ネットワークの導入を世界中で支援します。シスコと、パートナーであるIntel社は共同で、標準的なエンタープライズ環境の模擬実験が可能なIntel Oregonのテスト施設において、802.11nドラフト2.0の相互運用性を広範囲にわたってテストしました。その結果、シスコは次世代ワイヤレス ソリューションの信頼性とパフォーマンスを向上させるとともに、Intelベースのクライアント端末とシスコのワイヤレス ネットワーク間の相互運用性をさらに高めました。現在、全世界で企業のノートパソコンの90パーセント以上がCisco Compatible Extensions認定を受けたWiFiシリコンチップを搭載し、簡単かつ安全性の高い接続環境を実現できる、業界最高水準の機能を備えています。

802.11nの機能をサポートするシスコの次世代ワイヤレス製品は、以下で構成されています。

  • ワイヤレスLANコントローラの優れたキャパシティと統合型ネットワーク サービス:Cisco Catalyst 6500用に開発されたCisco Wireless Service Module(WiSM)は、必要に応じて挿入枚数を増やすことができるモジュール型のワイヤレスLANコントローラとして、802.11nドラフト対応のCiscco Aironet 1250シリーズ アクセス ポイントの設定を管理します。その拡張機能を活かし、ワイヤレスLANを広範に導入するための柔軟なソリューションを個々にカスタマイズして提供します。Cisco Catalyst 6500ファミリにより、有線・無線の統合セキュリティ、高可用性、アプリケーション インテリジェンスを活かして、有線ユーザ・無線ユーザのどちらにも対応することができます。
  • Cisco Unified Wireless Network 4.2:新たなCisco Unified Wireless Networkソフトウェア バージョン4.2では、各種モビリティ サービスを強化し、エンタープライズ向けワイヤレス メッシュ、アクセスポイントの監視・移行ツール、有線・無線の統合型ゲスト アクセスなどを拡充しました。さらに、音声対応のワイヤレス機能を強化したほか、存続可能なリモート アクセスポイントや統合型のスペクトル分析機能を取り入れています。
  • Cisco Secure Services Client 5.0をはじめとするクライアント機能を強化:Cisco Secure Services Clientでは、クライアントのセキュリティと管理のための統一フレームワークを企業で簡単に配備できるよう機能強化を行いました。バージョン5.0でユーザ インターフェイスを大幅に強化し、「2 Click Connect(2クリック接続)」機能を提供します。


「次世代のワイヤレス技術は一般に、より高い帯域幅と信頼性に優れたモビリティをもたらします。しかしシスコでは、こうした業界トップクラスのワイヤレス技術を提供するだけでなく、有線・無線の両方に対応可能な統合ソリューションを提供することが重要だと認識しています。現時点で、現実に導入することのできる有線・無線に対応した802.11nソリューションを実現しているのは、技術革新を先駆けてきたシスコだけです。既存のインフラストラクチャを一新する必要がなく、総所有コスト(TCO)を削減することができるという点で、他社の追随を許しません」と、シスコの副社長兼ワイヤレス ネットワーク ビジネス ユニット担当ジェネラル マネージャ、ブレット・ギャロウェイは述べています。

シスコは、ビジネスにおける移動性(モビリティ)を実現する、革新的な技術ソリューションの開発に取り組んできました。そして現在、高い信頼性とスループット改善をもたらす802.11nによる新規市場に進出する企業の、投資保護に取り組んでいます。Cisco Unified Wireless Networkは、802.11nに対応し、ドラフト規格の要件を満たすのに効果的な拡張性を備えています。さらに、ネットワーク インフラストラクチャを再設計することなく、802.11a/b/gをはじめとする現行のワイヤレス規格との互換性を維持します。

シスコは2007年末頃までに、Cisco Catalystポートフォリオの主なスイッチ製品に接続するCisco Aironet 1250アクセスポイント向けに、オートネゴシエーション機能とシングルポートパワー機能を提供する予定です。こうした独自の統合ソリューションによって、1つのEthernetスイッチ ポートからCisco Aironet 1250シリーズに必要な電力を供給できるようになり、別途パワー インジェクターを挿入する必要がなくなります。

Cisco Unified Wireless Networkは、ワイヤレスLANのアクセスポイント集中管理・制御を行うための「Cisco Wireless LAN Controller」、電波環境の見える化・管理の効率化を図る「Cisco Wireless Control System」、位置情報により迅速かつ適切な運用管理を行う「Cisco 2700 シリーズ Wireless Location Appliance」を組み合わせることで、様々なWi-Fi端末とWi-Fiアクティブタグを利用したアプリケーション連携をサポートします。

本年9月19日、シスコはCognio社の買収を発表しました。これによりシスコは、Cognio社が誇る業界トップクラスのスペクトル テクノロジーを用いて、無線周波数(RF)の干渉源を検知して種類別に分類し、さらに場所を特定し干渉を軽減して、ワイヤレスネットワークのパフォーマンス、信頼性、セキュリティの向上を実現します。

シスコは、ワイヤレス専門パートナーに対し、新しい802.11n技術によるテクノロジー再販ビジネス機会と、各種プロフェッショナルサービスを含むさまざまなメリットを提供します。これにより、シスコのワイヤレス専門パートナーが技術的サービスと設計ノウハウの両方を提供し、新しい802.11n製品の設計・開発を通してユーザーサポートを強化するための支援を行います。

販売時期:
新しいCisco Aironet 1250シリーズ アクセス ポイントは、2007年10月末より販売開始となります。 また、同製品のCisco Catalystスイッチ製品ファミリによるPoEサポートは、今年度末頃の開始予定です。加えて、シスコの次世代ワイヤレスソリューションの導入を支援するため、Cisco Catalyst 3750、4500、6500のスイッチング製品とワイヤレスLANコントローラ製品のバンドル販売を予定しています。

シスコシステムズ合同会社について
シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp >

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