日本版 ニュースリリース

大阪大学サイバーメディアセンターが、スーパーコンピュータのストレージスイッチとしてシスコを採用


2007年7月24日

大阪大学サイバーメディアセンターが、
スーパーコンピュータのストレージスイッチとしてシスコを採用

~1ペタバイトのストレージシステムをフル活用する科学技術計算に活用~





シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は、国立大学法人大阪大学サイバーメディアセンター(センター長:下條 真司、住所:大阪府茨木市、以下 サイバーメディアセンター)が導入したスーパーコンピュータを核とした大規模SAN環境のストレージスイッチに、シスコ製品が採用されたことを発表しました。

サイバーメディアセンターは、旧大型計算機センターと旧情報処理教育センターなどが2000年に統合してできた組織で、現在は、情報通信技術を用いた研究、教育のみならず、学内事務システムの開発・運用も行っています。

サイバーメディアセンターは、旧大型計算機センター時代の1980年代からスーパーコンピュータを導入し、学内および地域の研究者にそのリソースを開放してきました。昨年度のシステム更新時期(2007年1月)に、ベクトル型スーパーコンピュータ20台とストレージ256TBを、4拠点に分散配置しました。

システムの基幹となるサイバーメディアセンター(Cybermedia Center)には、8台のスーパーコンピュータと128台のPCサーバ及びそれぞれに接続された112TB(テラバイト)のストレージを設置しています。また、ユーザ部門のレーザーエネルギー学研究センター(ILE)と核物理学研究センター(RCNP)に、それぞれ6台ずつのスーパーコンピュータと64TBのストレージを設置しました。これらの吹田キャンパス構内にある3拠点は、ファイバーチャネルで接続しています。

また、豊中キャンパスには16TBのストレージを設置し、情報処理教育用に利用しています。豊中キャンパスと吹田キャンパス間は、今後ファイバーチャネルの通信をIPネットワークでトンネルさせる技術であるFCIP(Fibre Channel over IP)での接続を検討しています。

このスーパーコンピュータとLinuxを搭載した大量のPCサーバで構成されたSAN環境のストレージスイッチに採用されたのが「Cisco MDS 9500 シリーズ」です。各拠点に計6台の「Cisco MDS 9506」と、2台の「Cisco MDS 9513」が設置されています。

サイバーメディアセンター ネットワーク図
<サイバーメディアセンター ネットワーク図>
(画像をクリックすると拡大します)

同センターがCisco MDSを選択した主な理由は以下の4つです。

  1. スーパーコンピュータシステムでの実績
    既に同センターが導入したベクトル型スーパーコンピュータのストレージスイッチとして実績があったこと
  2. 分散環境でも安定稼働
    1km程度離れた3つのセンターにストレージを分散しても安定的に稼働できること
  3. 大規模環境に対応できるキャパシティ
    来年度、今回導入したストレージを4倍の1PB(ペタバイト)規模にまで拡張することを予定しており、それに十分に対応できる拡張性があること
  4. マルチプロトコルが統合可能
    ファイバーチャネルやFCIPを1つのシステム内でシームレスに統合でき、遠距離でもファイバーチャネルのネットワークが構築できること

同システムは、2007年1月の稼働以来、ユーザからも、使いやすくなり、従来よりもパフォーマンスが数倍あがったという評価を得ています。

来年度、ストレージを1PBまで増設する際には、「Cisco MDS 9513」をさらに2台増設する予定です。 また、同センターでは、ファイバーチャネルのネットワークとは別にギガビットイーサのネットワークも構築しており、500台のPCサーバでPCクラスタを構成していますが、この2つのネットワークを接続し、リソースを共有すべく現在試行中です。その2つのネットワークをつなぐ複数のブリッジサーバが、整合性を持ってアクセスできるよう利用されているのが、「Cisco MDS」が持つファイバーチャネルの仮想化を実現するNPIV(N_Port ID Virtualization)機能です。将来的には、ギガビットイーサのネットワークも数千台にまで拡張したい意向です。

国立大学法人大阪大学サイバーメディアセンターについて
同センターは、2000年に学内外の情報基盤を支える全国共同利用施設として設置されました。大阪大学内における先端的な大規模計算、情報通信、マルチメディアコンテンツ、教育に関する多様な知識や成果を集積し、学内外の教育・研究組織や産業界と密接に連携することにより、それらの先端的技術の移転を行っています。と同センターの概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cmc.osaka-u.ac.jp/j/ >

シスコシステムズ株式会社について
シスコは、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp >

**Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0704R)

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