日本版 ニュースリリース

野村證券、日本の金融業界で初となるデータグリッドシステムのサーバスイッチにシスコを採用


2007年5月31日

野村證券、日本の金融業界で初となるデータグリッドシステムの
サーバスイッチにシスコを採用

~大規模グリッドシステムによる高速処理を超高速スイッチで実現~





シスコ(代表取締役社長:黒澤 保樹、住所:東京都港区赤坂)は、野村證券株式会社(執行役社長:古賀 信行、住所:東京都中央区、以下「野村證券」)が、大規模グリッドシステム構築に向けて検証環境を導入し、そのコアスイッチ インフラストラクチャーとしてシスコのInfiniBand サーバスイッチを導入したことを発表しました。

近年証券における取引のグローバル化や小口化、金融商品の多様化が進み、マーケットの情報は格段に増えています。東京、ニューヨーク、ロンドンなど主要証券取引所では、証券取引の高速化のためのシステム更改と高速処理が求められ、大容量データを迅速に処理するための環境整備が急務となっています。その中で、野村證券は、大容量データの高速処理を低コストで実現するインフラストラクチャーとして、複数のディスク・メモリーリソースを仮想化しひとつの巨大なサーバとして処理を行うデータグリッドによる、国内金融業界初のグリッドシステムの導入を行いました。

データグリッドでは、サーバ間の通信スピードがデータ処理のスピードに端的に反映されるため、サーバスイッチに極めて高速な処理性能が求められます。そのため野村證券が選択したのが、シスコの「Cisco SFS 7000P InfiniBand サーバスイッチ」と「Cisco SFS 3012R マルチファブリック サーバスイッチ」でした。

野村證券が導入した「Cisco SFS 7000P InfiniBand サーバスイッチ」は、10GbpsのInfiniBand 4Xインタフェースをサポートし、ポート間の遅延が200ナノ秒未満という高性能で、サーバの分散処理を強力にサポートします。また「Cisco SFS 3012R マルチファブリック サーバスイッチ」は、ひとつの筐体でファイバーチャネルとイーサネット接続をサポートしており、統合された10Gbpsファブリックによるサーバ、ネットワークおよびストレージリソースの相互接続を可能にします。

システム構成図
<システム構成図>



今回、金融商品の開発や資産運用の研究・調査・コンサルティングなどを行う野村證券 金融経済研究所 金融工学研究センターでGridシステム一式(ブレードサーバ、Gridスケジューラー、データGridシステム、Infiniband SW)を導入し、検証を行います。検証用システムは2007年3月末に導入し、既に検証作業に入っています。まだ実験段階ですが、遅延が従来の10分の1程度に短縮されるなど、既に効果が見え始めています。

野村證券 金融経済研究所 金融工学研究センターでは、遅くとも1年以内には検証を終え、順次金融工学研究センターのアプリケーションを本稼働させていく予定です。現時点で本番システムの最終的な規模は未定ですが、米国金融業でのグリッドシステムでは数千台~1万台以上のサーバで、多様なアプリケーションを稼動させている事例が多く、同様な展開が期待されています。

野村證券株式会社について
野村證券は、野村グループ(※)の持株会社「野村ホールディングス株式会社」の100%子会社で、グループのコア業務である証券業務を担っています。資本市場を通じて、個人投資家をはじめ、さまざまな企業などに対して、資産運用・資金調達などのサービスを提供しています。野村證券の概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.nomura.co.jp/ >

※) 野村グループは、持株会社である「野村ホールディングス株式会社」とその傘下にある国内外の子会社で構成される金融サービスグループです。世界30カ国に拠点・子会社などを有するグローバルな企業体として、国内個人投資家への資産管理業、株式や債券のセールス・トレーディング業務、国内外の政府・企業などの発行する株式や債券などの引受業務、M&A/財務アドバイザリー業務、マーチャント・バンキング業務、投資信託・年金資産などの運用を行う資産運用業務などを通じて、競争力のある商品、付加価値の高い金融サービスやさまざまなアドバイスを提供しています。野村グループの概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.nomura.com/jp/ >

シスコシステムズ株式会社について
シスコは、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp >

* Cisco、Cisco SystemsおよびCisco のロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。

お問い合わせ