最新のユニファイド コミュニケーション システムを発表
ネットワーク インテリジェンスにより、ビジネスの機動性を向上し、顧客対応を改善~
No.2005009
インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:22億2千万円、住所:東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)は、本日、あらゆる規模の企業を対象に、効果的なコミュニケーションを支援するために設計された音声・データ・映像のコミュニケーション製品およびアプリケーションを統合した新システム「Cisco Unified Communications」を発表しました。本システムを導入することで、既存のコミュニケーション システムをITインフラストラクチャに統合し、業務のプロセスを合理化することにより、今日必要とされる効果的な業務のあり方を実現できます。
Cisco Unified Communicationsは、2005年12月に米国シスコ社にて発表された「Cisco Service Oriented Network Architecture(SONA)」をもとに、プレゼンス機能、モビリティ、インテリジェント ネットワーク(IIN)をベースとしたリアルタイムのコミュニケーションを実現する、オープンで拡張性あるプラットフォームです。データ通信ネットワークをサービス デリバリ プラットフォームとして利用することにより、プレゼンス(在席)情報やプリファレンス(設定)情報を提供することで、企業の社員が広大なネットワーク上で目的のリソースにたどり着けるよう支援します。
「Cisco Unified Communicationsは、電話サービスだけでなく、音声・映像・データの相互通信を1つのシステムにシームレスに統合した効率的なコミュニケーション環境を提供する、本当の意味で次世代を担うインターネットプロトコル(IP)コミュニケーション システムです。そして同時に、2005年12月に発表されたCisco Service-Oriented Network Architecture(SONA)をフルサポートしたシステムとしては初となる、最新のシステムでもあります。Cisco SONAは、アプリケーションやプロセス、リソースを最適化できるようにネットワークの能力を強化することで、企業に大きな利益をもたらすことを狙いとしたものです。Cisco SONAをベースに開発されたCisco Unified Communicationsは、ネットワーク インテリジェンスを駆使して、日々の業務の中で社員同士が簡単に連携をとれるよう支援します」と、シスコシステムズ社最高開発責任者のチャールズ ジャンカルロは述べています。
Cisco Unified Communicationsは、Cisco Unified CallManager、Cisco Unity、Cisco Unified MeetingPlace、Cisco Unified Contact Centerなど、業界をリードするシスコのIPコミュニケーション製品ポートフォリオをベースに構成され、その他にも、革新的な製品やアプリケーション、機能が多数盛り込まれています。今回新たに投入されたのは、「Cisco Unified Personal Communicator」、「Cisco Unified Presence Server」、「Cisco Unity Connection」、「Cisco Unified MeetingPlace Express」の4つです。従来製品をご利用のお客様は、既存のシステムをアップグレードすることにより、新しい機能をご利用いただくことができます。
- Cisco Unified Personal Communicator は、リアルタイムのコミュニケーションをサポートすることにより、社員同士が情報を簡単に共有できるように支援するシステムです。ユーザにやさしいGUI(Graphical User Interface)によって、複数のコミュニケーション アプリケーション間を簡単に移動することができます。Unified Personal Communicatorは、デスクトップや電話、ネットワークにそれぞれ単体でインストールされているアプリケーション間のギャップを埋める役割を果たします。動的なプレゼンス情報を利用することで、いつもの住所録を検索して目的の連絡先を見つけたら、「クリック」するだけで音声と映像を利用した通話が可能となり、相手の顔を見ながら意見を交換することができます。また、遠隔地や外出先にいる社員も、IPネットワークの仮想的な性質のおかげで、どこからでも安全にこれらのツールにアクセスすることができます。
- Cisco Unified Presence Server は、ユーザが現在電話やパソコン、映像端末などのデバイスを使用中かどうかなど、ユーザのステータスに関する情報を収集するシステムです。Cisco Unified Personal Communicator やCisco Unified CallManagerは、この情報をもとに、もっとも効果的なコミュニケーション方法を決定し、ユーザが同僚の社員と効率よく連絡できるように支援します。Cisco Unified Presence Serverは、ネットワークやCisco Unified CallManagerのほか、SIPやSIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions(SIMPLE)を利用したサードパーティ製のデバイスからプレゼンス情報を集約し、その情報をCisco Unified IP PhoneやCisco Personal Communicatorをはじめ、IBM Lotusの「Sametime」やMicrosoftの「Live Communications Server(LCS)2005」など、他社のサービスやアプリケーションに伝えます。
- Cisco Unity Connection 1.1は、統合メッセージング、音声認識、および着信呼に対する転送ルールを組み込んだ、ユーザ数1500名までの企業規模を対象とした管理しやすい統合メッセージングシステムです。コンピュータを使用して E メールの受信ボックスやWeb ブラウザからボイス メッセージを確認できます。包括的な自動応答機能には、インテリジェント着信転送、カスタマイズ可能なコール スクリーニング、およびメッセージ到着通知オプションが装備されています。ブラウザ ベースのシステム管理インターフェイスは、システムのインストール、サポート、および継続的な管理を大幅に簡素化するように設計されており、TCO の削減につながります。
- Cisco Unified MeetingPlace Express 1.1 は、場所や時間、相手を問わず、コミュニケーションやコラボレーションを可能にする中規模企業向けの統合型音声/Web 会議ソリューションを提供します。電話と Web ブラウザだけで、社内でのコラボレーション、顧客への製品やサービスのデモンストレーション、および説得力のあるプレゼンテーションを行うことができます。会議の管理および制御機能が Web インターフェイスと Cisco IP Phone インターフェイスに直接組み込まれているので、Cisco MeetingPlace Express によってバーチャルな会議の効率が向上します。
さらに、「Cisco Unified CallManager 5.0」、「Cisco Unified CallManager Express 3.4」、「Survivable Remote Site Telephony(SRST)3.4」では、新たにSIPが標準サポートされることになりました。これにより、システムをスタンダードベースの新興デベロッパーに開放し、同時に、現行のセキュリティ機能や耐障害機能を維持することができます。またこのたび、第三者機関が音声・データ・映像のSIPエンドポイントの検証を行う新しいプログラム「SIP Verified」が設けられました。日本でも、「SIP Verified」のプログラムの開始に向けて現在、検討中です。
また、Cisco Unified CallManager 5.0では、お客様やチャネルパートナーの好みに合わせて、オペレーティング モデルをお選びいただけるようになりました。このたび、Linuxをベースとした新しいアプライアンス モデル バージョンの販売が開始されたほか、従来のオープンOSモデルをベースとしたバージョンも、1年以内に発売される予定です。
「Miercomでは、Cisco Unified Communicationsの主要なコンポーネントを実際に動作させ、検証をおこないました。実際の動作を見て思ったことは、シスコはさまざまな点で他社を超えたということです。Skinny Call Control Protocol(SCCP)と互換性のあるSIPが標準サポートされたことで、顧客は既存のシステムに対する投資を保護することができ、規格の変化に迅速に対応できるシステムを構築できます」と、Miercom社長のエド ミーア氏は述べています。
シスコとパートナー各社では、Cisco Unified Communicationsシステムの導入、運用をサポートするために、幅広いエンドツーエンドのサービスを提供します。これは、シスコのLifecycle Servicesのメソドロジーに基づいたサービスであり、システム全体をライフサイクルとして、計画から導入、運用、最適化までのプロセスをサポートするものです。お客様は、システム構築の早期段階より本サービスを活用いただくことにより、適切な導入サポート、耐障害性の高い統合型ネットワークの構築、効率的な運用管理が可能となります。
シスコはまた、本日の発表で、電話の新製品や現行アプリケーションのアップデートのほか、Cisco Unified CallManagerとCisco Unified IP Phoneを中国、韓国、日本、中東向けにローカライズすることを発表します。Cisco Unified Communications Systemの詳細については、こちらよりご覧ください。
http://www.cisco.com/jp/go/unified/
| 製品名 | 販売開始時期 |
| Cisco Unified Personal Communicator | 2006年度第2四半期(予定) |
| Cisco Unified Presence Server | 2006年度第2四半期(予定) |
| Cisco Unified CallManager 5.0 | 2006年度第2四半期(予定) |
| Cisco Unified CallManager Express 4.0 | 2006年度第3四半期(予定) |
| Cisco Unity Connection 1.1 | 2006年2月1日 |
| Cisco Unified MeetingPlace Express | 2006年2月1日 |
シスコシステムズ株式会社について
シスコシステムズ株式会社は、米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコシステムズは、より安全で快適なインタネットネットワーキング環境の提供と、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、基盤となるネットワークにインテリジェンスを組み込みネットワークの可能性を解放する、IIN(Intelligent Information Networks)を提唱していきます。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp >
