日本版 ニュースリリース

シスコシステムズとネットマークス、日興コーディアル証券のIPコミュニケーション全国展開完了を発表


シスコシステムズとネットマークス、
日興コーディアル証券のIPコミュニケーション全国展開完了を発表

~国内最大規模となる10,000台超のIPフォンを導入、
テレフォニーとITの融合によるサービス高度化も目指す ~

Jun. 30, 2005
No.2005037





インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:22億2千万円、住所:東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)とネットワーク・ソリューションプロバイダの株式会社ネットマークス(代表取締役社長:大橋 純、資本金:29億1,957万円、本社:東京都港区元赤坂1-3-12)は、6月30日、日興コーディアル証券株式会社(取締役社長:有村 純一、資本金:1000億円、住所:東京都千代田区丸の内3-3-1)が、シスコのIPコミュニケーションの全国展開を完了したことを発表しました。

日興コーディアル証券におけるIPコミュニケーション導入は2003年10月に開始されており、2004年5月から本番稼働がスタートしていました。導入に関わる全体設計、構築、保守等のインテグレーションは、シスコのゴールドパートナーとして、国内の大規模IPテレフォニーシステムに関する豊富な構築実績を持つネットマークスが担当。当初は本社機能やトレーディング機能を持つ新川オフィスを対象に導入が進められましたが、その後、継続して全国支店へと展開、2005年5月までにこの展開を完了しています。

このIPコミュニケーション導入で注目したいのは、導入目的がPBXのリプレースによるコスト削減ではなく、ITとの融合によって"電話そのもの"の変革が目指されている点です。日興コーディアル証券はこれまでも"お客様中心"のサービスによって顧客や業界から高い評価を受けていますが、IPコミュニケーションはこれをさらに質的・量的に高度化・迅速化させるツールと位置づけられています。また社員のワークスタイル変革を推進するものとしても、大きな貢献を果たしています。IPフォンだけではなく、ユニファイドコミュニケーションを実現する「Cisco Unity」もIPフォン導入当初より一部には展開されており、テレフォニーとITの融合によって、顧客サービスをさらに高度化する取り組みが進められてきたのです。

現在までに導入されたIPフォンの数は1万台を突破。これは国内では最大規模の事例です。今後はコールセンターに対しも、シスコIPCC(IPコンタクトセンター)を導入していく計画になっています。

ネットワークシステムの概要
シスコIPコミュニケーションの導入に伴い、ネットワーク基盤の刷新も行われました。まずフロアスイッチを「Cisco Catalyst 4506」と「Cisco Catalyst 3550」へとリプレース。広域ネットワーク(WAN)も、以前はIP-VPNによって主要拠点間は6Mbps×2~4、支店は1.5Mbps×2で接続されていましたが、これを2系統の広域イーサネット網へと移行し、主要拠点間で100Mbps×2、支店で10~20Mbpsの帯域を確保しています。

日興コーディアル証券では、主要な呼制御サーバ「Cisco CallManager」やユニファイドメッセージングシステム「Cisco Unity」をデータセンターに配置して、一元管理を行っています。なお導入されたIPフォンは主に「Cisco IP Phone 7912G」であり、一部の多機能電話には「Cisco IP Phone 7960G/7914」が利用されています。

IPコミュニケーション導入のメリット
(1) コミュニケーションの効率化

「Cisco Unity」によって電話と電子メールを融合することで、音声コミュニケーションをこれまで以上に効率化できました。また以前からもイントラネット上で在席管理機能や伝言メモを電子メールや携帯電話に送信する機能を実装した電子電話帳を利用しておりますが、今後はIPコミュニケーションの特性を活かして従来の電子電話帳を“通話中であるか”を確認できるように拡張することにより、相手先のステータスを事前に確認して最適なコミュニケーション手段を選択することが可能となり利便性を高めることも実現できます。

(2) ワークスタイルの変革
IPフォンによって電話の可用性が高まることで、社員のフットワークが軽くなり、業務の効率化も期待されます。日興コーディアル証券では現在試験的に全支店への一斉放送をボイスメールで配信しており、必要かつ重要な情報を場所や時間にとらわれずに聞くことができるようになっております。また、ソフトフォンの利用によりインターネットに接続できる場所であればどこからでも会社の電話が利用できるようになり、さらに柔軟な顧客への対応が可能となります。

(3) 顧客の声の有効活用
顧客との直接的な接点の部分でもIPコミュニケーションは重要な意味を担っています。特に、ユニファイドメッセージングの取り組みにより、外出先からでも自分宛ての伝言を聞くことができ、かつ顧客からの直接的な声を聞くことが可能になることで、ビジネス上における優先順位や、ビジネスの緊急度を即座に把握することにより、ビジネス上のチャンスを広げるばかりか、確度を高める効果的な利用方法となります。

(4) 今後のIPコミュニケーションの活用
ビジネスフォンのフルIP化が完了したことにより、新たなIP基盤の有効活用を目指しています。今後新たなコミュニケーションツールとして、様々なツールの活用を計画しております。

例えばVideo Telephony導入による社内におけるTV電話会議やビデオ端末の展開、Cisco Meeting Placeの採用によるTV会議時のWeb Collaborationとの連携なども検討しております。

日興コーディアル証券株式会社について
日興コーディアル証券は、2001年に日興證券の証券業務を継承する形で発足した証券会社です。個人顧客と法人顧客の両方を対象に、資産運用コンサルティングや金融商品の売買、株式公開・情報に関するコンサルティング、M&A等、幅広い業務を手がけています。また企業姿勢として"社会との絆"や"顧客との心を込めた対話"を重視。これに基づいて提供されている各種サービスは、顧客や業界関係者から高く評価されており、Eコマースサイトをユーザーの視点で評価・ランキングする「ゴメス(Gomez)」の2003年夏期オンライン総合証券ランキングでも最高得点を獲得しています。日興コーディアル証券の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照いただけます。
<http://www.nikko.co.jp/>

株式会社ネットマークスについて
ネットマークスは、メーカにとらわれることなく時代に即したネットワーク構築というニーズの高まりを背景に、マルチベンダ環境でのネットワークシステムインテグレータとして1997年に設立されました。『We are here on customers' side.』をスローガンに掲げ、お客様の立場で考えた最適なソリューションと誠実できめの細かいサービスを提供することを目指しております。
最新技術にも柔軟に対応するネットワークシステムの構築をベースに、重要な情報を確実に守るセキュリティシステム、データを安全に保管し最大限に有効活用するためのストレージネットワークシステム、また構築したシステムの運用・監視を行うアウトソーシングサービスの4つのソリューションを基幹ビジネスと位置付け、これらを融合させ、設計、構築、運用・監視、保守にいたるまでトータルにお客様をサポートしております。株式会社ネットマークスの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照いただけます。
<http://www.netmarks.co.jp>

シスコシステムズ株式会社について
シスコシステムズ株式会社は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。ルータ「Cisco」シリーズ、スイッチ「Catalyst」シリーズ等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているネットワークOS「Cisco IOS」、IPテレフォニー、ワイヤレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワークドホーム、オプティカル等アドバンスド・テクノロジー分野のソリューション・製品まで幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズは、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、NVO(Networked Virtual Organization)を提唱しています。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/>

*Cisco、Cisco SystemsおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。

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