日本版 ニュースリリース

シスコシステムズ、「Cisco CRS-1」に小型モデルを追加し、日本における次世代IPネットワーク構築に向けた導入を促進


シスコシステムズ、「Cisco CRS-1」に小型モデルを追加し、
日本における次世代IPネットワーク構築に向けた導入を促進

~国内大手サービスプロバイダー、学術研究ネットワークにおける採用が加速~

Dec. 7, 2004
No.2004067





インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:22億2千万円、住所:東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)は、本日、常時稼動、柔軟なサービス提供、及び長期的なシステム利用を実現する次世代ハイエンドルーティング製品「Cisco CRS-1」キャリアルーティングシステムのラインナップの拡張及び国内大手サービスプロバイダー、学術研究ネットワークにおける採用を発表しました。

今回新たにラインナップに追加された製品は、本年6月に発表した(米国での発表は5月)キャリア向け次世代ルーティングシステム「Cisco CRS-1」の16スロットシステムと同じテクノロジーを継承した、ハーフラックサイズの8スロットシステムです。この新しい8スロットのCRS-1システムは、1スロット当たり40Gbps、システム容量640Gbpsを有し、16スロットシステム同様、増加するトラフィックに対応できる高い拡張性と常時稼動を実現する高い信頼性、様々なサービス需要に対応できる高い柔軟性を実現する革新的なハードウェア(40GbpsプログラマブルASIC、分散フォワーディングアーキテクチャ、マルチステージインテリジェントスイッチファブリックなど)、及びソフトウェアアーキテクチャ(マイクロカーネルベースの完全なモジュラ型ソフトウェアIOS-XR)を採用しています。

これにより、サービスプロバイダーは、POPの規模、設置可能スペース、トラフィック需要等に応じて、導入するモデルを選択することができ、より柔軟なネットワーク設計及び構築が可能となります。また、モデル間で、ラインカードモジュール及びインタフェースモジュールの共用が可能ですので、投資保護も実現されます。

日本においては、ブロードバンドサービス加入者及びトラフィックの急激な増加、音声・ビデオ・データといったいわゆるトリプルプレイサービスの展開、規制緩和による事業者間の競争と価格の低廉化などが急速に進展してきています。サービスプロバイダーは、ネットワークの運用、設備投資コストの削減、迅速な新サービス提供による他社との差別化と収益増のため、既存のネットワークのあり方を見直し、マルチサービス・マルチレイアによる統合型IPネットワーク構築に向けた取り組みを本格化させつつあります。

そのような中で、Cisco CRS-1は、現在及び将来のブロードバンド社会のニーズに対応する次世代ネットワークに必要な要件を満たすべく設計された最適なシステムとして、国内の大手キャリア、学術研究ネットワークにおいて導入あるいは導入に向けた検討が進められています。以下に、Cisco CRS-1を採用された2つの先進的なお客様をご紹介いたします。 今回発表したCisco CRS-1の新たなラインナップ追加により、国内外においてこのような動きがさらに加速されることと思われます。

ソフトバンクBB 「Yahoo! BB」の次世代バックボーンにCisco CRS-1を採用

国内最大のブロードバンド総合サービス「Yahoo! BB」を提供しているソフトバンクBB株式会社(代表:孫 正義本社:東京都中央区、代表:孫 正義本社:東京都中央区、以下ソフトバンクBB)は、次世代バッ ク ボーンコアルータとしてCisco CRS-1を採用しました。

ソフトバンクBBでは、加入者454万を超える従来のADSL接続サービス(2004年10月末現在)に加え、本年10月からは、新たに光ファイバーを使った新ブロードバンド総合サービス「Yahoo! BB 光」の提供を開始し、更に高速なアクセスラインをベースに、インターネットアクセス、IP電話、ビデオ・オン・デマンド、オンラインゲームなどの総合的なブロードバンドサービスの展開を促進しています。一方、同社においては、急速に増加し続けるトラフィックへの対応、マルチメディア及びミッションクリティカルなアプリケーションに対する安定的なサービス提供等のため、より高い拡張性と可用性及びサービス品質を実現するネットワークインフラの構築が急務となっています。ソフトバンクBBでは、それらの課題を克服し、世界で最も進んだブロードバンドビジネスを支える強固なネットワークインフラを確立するため、業界最高水準の拡張性と信頼性、柔軟性を有するCisco CRS-1を次世代のバックボーンネットワーク用コアルータとして採用しました。ソフトバンクBBは、世界最先端のテクノロジーで構築されたIPベースのネットワークの上で、今後も、ブロードバンドコンテンツ及びサービス提供会社のリーダーとして、より収 益性 の高く、かつ革新的なサービスを高い品質と信頼性をもって、より収益性の高い、かつ革新的なサービスをで提供していくと共にし、日本にブロードバンド革命をもたらすための取り組みを加速させていきます。

国立情報学研究所(NII)- 次世代光インターネットに向けて

情報・システム研究機構 国立情報学研究所(略称:NII、住所:東京都千代田区一ツ橋、所長:末松安晴)は、次世代の学術ネットワーク技術の研究のため、Cisco CRS-1を採用しました。

シスコとNIIは、これまで、日本初の10Gbps光高速学術情報ネットワーク「スーパーSINET」の構築や、レイアの異なる機器を統合的に運用、制御することで、ネットワークの運用性向上とリソースの最適化を可能とするGMPLSの共同研究等を通じて、日本の学術研究活動の促進と、世界の先端研究機関、大学をはじめとする学術機関との情報連携の強化とに貢献してきました。学術系ネットワークにおいては、先端的な研究を地理的な境界を越えてリアルタイムに実施するため、より高速で信頼性が高く、かつ経済的な通信技術の開発が求められています。今回、NIIは次世代の学術研究ネットワークにCRS-1を導入することによって、GRID、スーパーコンピューティングなどの最先端の学術系アプリケーションの研究や、光ネットワークの制御と運用、マネジメント機能の開発など、次世代光インターネット時代に向けた様々な実験的な取り組みを実施し、日本の学術研究活動のさらなる発展に貢献していきます。

販売時期と価格

新しい8スロットの「Cisco CRS-1」は、2004年12月より販売を開始しています。システムの参考価格は、4,690万円からです。

ソフトバンクBB株式会社について
ソフトバンクBBはブロードバンド総合サービス「Yahoo! BB」のシステム構築、技術開発、営業サポートを一貫して担う、ソフトバンク・グループ最大規模の事業会社として、2003年1月に設立されました。 ブロードバンド事業を展開するグループ会社とともに、最高水準の技術、商品、サービス、オペレーションを一体化してサポートすることにより、様々なブロードバンド通信インフラやサービスを提供しています。 ソフトバンクBBは、ブロードバンド事業の推進を通じて、人々が知恵と知識を共有できる豊かなコミュニケーション手段を提供し、それによって、人類と社会に貢献していくことを提唱しています。ソフトバンクBB株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.softbankbb.co.jp/>

国立情報学研究所(NII)について
2000年4月に創設された国立情報学研究所(NII)は、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構に所属する研究機関です。NIIは、情報学という学際分野を構築するために、研究開発努力の中心として、情報基礎、情報システムのインフラ、ソフトウェア、マルチメディア、知能処理、学術研究における 情報活用、情報が社会と関わりを強める方策という7つの柱を中心に、広範かつ総合的な研究プログラムを推進しています。NIIは、「スーパーSINET」プロジェクトの研究成果に基づく先進の学術情報システムを活用した活動を遂行しています。また、学術情報の流通のための先端的な基盤の開発と整備を行うため,学術情報ネットワークSINET、目録所在情報サービスNACIS-CAT/ILL、WebCAT、学術コンテンツポータルGeNII、電子図書館 サービスNACSIS-ELS等の事業を展開しています。NII及びの「スーパーSINET」の詳細は、以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.nii.ac.jp/index.html>
<http://www.sinet.ad.jp/s_sinet/index.html>

シスコシステムズ株式会社について
シスコシステムズ株式会社は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダー米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。ルータ「Cisco」シリーズ、スイッチ「Catalyst」シリーズ等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているネットワークOS「Cisco IOS」、IPテレフォニー、ワイヤレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワークドホーム、オプティカル等アドバンスド・テクノロジー分野のソリューション・製品まで幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズは、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、NVO(Networked Virtual Organization)を提唱しています。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。

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