日本版 ニュースリリース

シスコとトレンドマイクロ、セキュリティにおける関係を強化し、ネットワークでのワームおよびウイルスの大規模感染を防御するソリューションを提供


シスコとトレンドマイクロ、セキュリティにおける関係を強化し、
ネットワークでのワームおよびウイルスの大規模感染を防御するソリューションを提供

~シスコのネットワーク インフラストラクチャとトレンドマイクロの技術、サービスを統合~

June 09, 2004
No.2004032





2004 年 6 月 7 日、米カリフォルニア州サンノゼ発
シスコシステムズとトレンドマイクロは本日、情報通信ネットワークを基盤としたビジネスを守るため、ネットワークでのワームおよびウイルスの大規模感染から総合的に防御するソリューションを共同で提供する、と発表しました。今回の合意は、「Cisco Network Admission Control(NAC)」プログラムにおいて確立された両社の関係をさらに強化するもので、シスコのネットワーク インフラストラクチャならびにセキュリティシステムと、トレンドマイクロのワームおよびウイルス対策技術、ならびに脆弱性診断、リアルタイムでの大規模感染予防機能が一体化されるようになります。

今回の新たな合意により、シスコは、トレンドマイクロのネットワークウイルスのパターンファイルをまず「Cisco IOS」ソフトウェアベースのルータ、「Cisco Catalyst」スイッチ、ならびにネットワーク セキュリティ アプライアンスに実装されている「シスコ侵入検知システム(IDS: Intrusion Detection System)」に組み込む予定です。これにより、お客様はネットワークへの脅威に対してインテリジェントな最新の方法で対応できるようになるとともに、ネットワークでのワームおよびウイルスの既知および未知の攻撃に対してリアルタイムで脅威を防御する、新たな手段を獲得できるようになります。

シスコは、本発表に続き今後ネットワークの脅威を防止する機能をさらに拡張するために、トレンドマイクロの技術ライセンスを以下のように得ています。

  • 脆弱性診断:脆弱性が発見されたマシンを攻撃から隔離および保護し、エンドポイントでの防御を向上させます。
  • 大規模感染予防:大規模感染予防ポリシーと「Cisco IDS」ソフトウェアの組み合わせにより、ネットワークウイルスの検知ならびに予防を強化し、新しい攻撃が来ても初期の段階でお客様が大規模感染の予兆を検知しフィルタリングや、隔離を行えるようにします。
  • 感染復旧:感染したシステムを自動で診断および修復が可能になります。

「ネットワークウイルスの攻撃や再感染、脆弱性、システムへの損害と闘う一方で、お客様はビジネスが中断するのではないかという危惧を常に抱いており、凶悪化した脅威に対する防御の方法を求める声が従来以上に高くなっています。トレンドマイクロの大規模感染防御ソリューションやサービスを自社のネットワークおよびセキュリティ製品に搭載していこうというシスコの取り組みにより、お客様はネットワークレイヤにおけるリアルタイムの防御が可能になるでしょう。シスコが同社の『自己防衛型ネットワーク』戦略にトレンドマイクロのネットワークウイルス対策技術を採用することも、トレンドマイクロにとって喜ばしいことです」と、トレンドマイクロ 代表取締役社長 兼 CEOのスティーブ・チャンは話しています。

「NAC」プログラムと今回の共同での取り組みは、お客様がセキュリティの脅威を認識および予防し、これに対応できるようにすることを目的とした「シスコ自己防衛型ネットワーク(Self-Defending Network)」セキュリティ戦略を強化するものでもあります。また、ネットワークでのワームおよびウイルスの大規模感染のライフサイクルを総合的に管理するものとして高い評価を得ている、「Trend Micro Enterprise Protection Strategy(Trend Micro EPS)」も一層推進されるようになります。

現在、従来のウイルス対策技術だけでは、複雑で、絶えず変化しているネットワークセキュリティへの脅威に対処できないようになっています。今回の取り組みは、このような問題をシステムレベルのアプローチで解決しなければならないという現状に対し、お客様がどのように行動すればよいのかを示すものとなっています。さまざまなレベルでの防御を可能にする、システムレベルのソリューションを実現するためには、業界のリーダー同士のコラボレーションが必要なのです。

「インターネットでの脅威はより深刻、より複雑になりつつあり、自己防衛型のネットワークの実現に向けてお客様が総合的な大規模感染防御ソリューションを導入することが重要になっています。シスコは、トレンドマイクロとの関係強化を発表できたことを喜ばしく思っており、今回の両社の取り組みは、お客様により効率的で、費用効果の高いセキュリティ環境を提供するという両社の意欲を示すものであると確信しています」と、シスコのVPN/セキュリティ ビジネス ユニット副社長リチャード パーマー(Richard Palmer)は述べています。

シスコとトレンドマイクロのソリューションの提供時期

トレンドマイクロのウイルス対策技術の「Cisco IDS」ソフトウェアへの組み込みは、「Cisco IOS」ソフトウェアを利用したルータやスイッチ、ネットワーク セキュリティ アプライアンスなど「Cisco IDS」ソフトウェア バージョン 4.1 に対応するシスコの全製品を対象として、2004年(暦年)第3四半期から開始される予定です。今後さらにネットワークでのワームおよびウイルスの大規模感染防御ソリューションを強化し、シスコ製品に組み込んでゆく取り組みについては、2005年初めに提供される予定です。

シスコシステムズ社について
Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダーです。1984年米国カリフォルニア州サンノゼに設立されました。ルータ「Cisco」シリーズ、スイッチ「Catalyst」シリーズ等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているネットワークOS「Cisco IOS」、IPテレフォニー、ワイヤレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワークドホーム、オプティカル等アドバンスド・テクノロジー分野のソリューション・製品まで幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズは、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、NVO(Networked Virtual Organization)を提唱しています。シスコ社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。 <http://www.cisco.com/>

トレンドマイクロ社について
トレンドマイクロ(TSE:4704、NASDAQ:TMIC)は、コンピュータウイルスを検出、駆除および予防するウイルス対策ソフトウェアを主としたセキュリティ対策ソフトウェアの開発、販売及びインターネットセキュリティサービス事業をワールドワイドに展開しています。また、お客様に迅速にサービスをご提供するため、ウイルス解析・サポートセンターである「TrendLabs」(トレンドラボ)を設立し世界中から選び抜かれた 400名以上のスタッフで、24時間365日ウイルスの情報収集や調査、解析活動を行っています。 トレンドマイクロの製品およびソリューションについては、http://www.trendmicro.co.jpをご覧ください。

*Cisco、Cisco Systems、Cisco Systemsのロゴマーク、CatalystおよびCisco IOSは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。TRENDMICRO、Trend Labsはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
*当資料は、2004年6月7日に米国にて発表されたニュースリリースの抄訳です。米国で発表されたニュースリリースの内容は以下のWebサイトをご参照ください。
<http://newsroom.cisco.com/dlls/2004/prod_060704.html>

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