日本版 ニュースリリース

日立とシスコが企業ネットワークにおけるセキュリティ分野で協業


日立とシスコが企業ネットワークにおけるセキュリティ分野で協業

~第一弾として「ウィルス汚染防止ソリューション」の提供で協力~

May 20, 2004
No.2004027





株式会社 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川 一夫、以下 日立)とシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、以下 シスコ)は、このたび、企業ネットワークにおけるセキュリティ分野で協業することで基本合意しました。

今回の合意により、日立、日立グループのセキュリティソリューション「Secureplaza(セキュアプラザ)」と、シスコの「自己防衛型ネットワークSelf Defending Networking(SDN)構想」に基づくソリューションを組み合わせて、社内外で使用するモバイルPCからの企業ネットワーク全体へのウィルス汚染や個人情報漏洩などの脅威に対し、より強力なセキュリティソリューションを提供できます。

また、今回協業の第一弾として両社は、日立の「ウィルス汚染防止ソリューション」の提供で協力します。

企業における情報セキュリティ分野では、日々新たに出現するウィルスによって引き起こされるネットワーク障害、社内外で使用するモバイルPCからのウィルス汚染の広まりや機密情報の漏洩などの脅威に対する抜本的な対策が強く求められています。

日立はこれまで、「Secureplaza」における「ウィルス汚染防止ソリューション」で(1)既知のウィルス、(2)未知のウィルス、(3)不正な形で持ち込まれたPCからの汚染、(4)許可されたPCからの汚染、(5)ネットワーク内でのウィルス汚染拡大など様々な視点からの解決手段をトータルに提案してきました。

同様にシスコも2003年12月のSDN構想発表以来、ウィルス、不正アクセス、ネットワーク攻撃などを組み合わせた複合型の脅威に対抗し、未知の攻撃についても防御する手段を開発してきました。

今回、協業の第一弾として、日立の「ウィルス汚染防止ソリューション」に、シスコが大手アンチウィルスベンダー3社であるネットワークアソシエイツ、シマンテック、トレンドマイクロの協力によって実現したソリューション「Cisco ネットワーク アドミッション コントロール(以下 NAC)」を組み合わせて提供します。「NAC」は、PC毎のウィルス対策ソフトのバージョンチェック結果をもとにルータなどのネットワーク機器に組み込まれた自己防衛機能を利用して企業ネットワークへのアクセス制御を行うソリューションです。日立が「ウィルス汚染防止ソリューション」を提供するに当たり、「NAC」を活用したネットワーク設計から構築、導入サービス、運用支援、運用監視サービスに関しては、シスコのネットワーク機器及び関連のシステムインテグレーションサービスを長年提供してきたシスコゴールドパートナーでもある株式会社 日立インフォメーションテクノロジーが提供します。また、シスコは「NAC」を活用したシステム構築に関する技術サポートを行います。これにより、企業はモバイル環境でウィルスに感染したPCからのネットワークの汚染や、未知のウィルスの感染がネットワーク全体に広がることを防止することができます。

両社は今後も継続的に、具体的な脅威に対し次世代のトータルセキュリティソリューションを共同開発し、技術検証、マーケティングなどの販売促進活動を共同で進めていく計画です。 なお、今回発表したソリューションは、5月25日(東京)、27日(大阪)に開催されるシスコとトレンドマイクロ主催の「セキュリティフォーラム2004」において説明する予定です。

■「NAC」を活用した「ウィルス汚染防止ソリューション」の特長

本ソリューションは、「NAC」を活用し企業ネットワークにおけるセキュリティ管理の自動化を行うことで、システム管理者の管理工数を削減または平準化することが可能となり、コストの大幅な低減を実現します。

(1) セキュリティ基準を満たさないPCへのさまざまな自動制御を行うことが可能
システム管理者が定義するセキュリティ基準を満たさないPCに対し、ネットワークアクセス制御を行い、接続拒否されたPCを企業のセキュリティ基準に応じた最新ウィルス定義ファイルのアップデート用サーバへ自動接続する設定を行うことで、企業ネットワークの高いセキュリティを常に維持することが可能です。

(2) ウィルス⁄ワームの活動やエンドユーザーの危険な行為を分析して阻止することが可能
「NAC」を構成する主要なソフトウェアである「シスコセキュリティエージェント(CSA)」をPCに導入することで、ウィルスによる不正な活動や、エンドユーザーによるウィルス感染や情報漏洩につながる行為を分析して阻止することができます。これにより、いわゆるZero-Dayアタックという複合的で瞬時に被害が広がる感染力の非常に高いウィルス⁄ワームによる攻撃や機密情報漏洩を防止します。

■NACを活用した「ウィルス汚染防止ソリューション」の価格と提供時期
価格: 個別見積り
提供時期: 2004年7月


■販売目標(「NAC」を活用したウィルス汚染防止ソリューション)

今後3年間で100社

■「Secureplaza」について

「Secureplaza」は、1999年から提供している、ユーザーに必要な情報ライフラインのセキュリティをワンストップで実現するセキュリティ・ソリューションです。ソリューションは段階的に導入できるように9ステップに分類しており、ユーザーのセキュリティ・レベルに合わせて必要なステップだけを選択することもできます。http://www.hitachi.co.jp/secureplaza/

■「自己防衛型ネットワークSelf Defending Networking(SDN)構想」について

シスコの「自己防衛型ネットワーク(Self Defending Networking)構想」は、自己免疫をモデルとしたセキュリティビジョンです。人間の身体が、ウィルスなどに侵されても機能を停止することがないように、ITインフラとネットワークがより高い次元で協調することにより、生命システムのような自己防衛の働きを目指します。この働きにより、人の手で企業ネットワークに持ち込まれるコンピュータからの感染拡大を防止し、ウイルスやワームなど、増大するセキュリティ脅威から受けるダメージを最小化することを実現します。

■セキュリティフォーラム2004について
<日時・場所> 5/25(火) 14:00~17:30(東京・新高輪プリンスホテル 国際館パミール 3階「崑崙」)
5/27(木) 14:00~17:30(大阪・ホテル阪急インターナショナル 4階「紫苑」)
<日立の出展内容> セミナー :「ウィルス汚染防止ソリューション」のご紹介
   <詳細情報> http://www.cmarket.jp/event/04/0525/
  
*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

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