日本版 ニュースリリース

エリクソンとシスコ、有線系通信事業者向けソリューションの提供で提携


エリクソンとシスコ、有線系通信事業者向けソリューションの提供で提携

Apr 30, 2004
No. 2004021





 テレコミュニケーション分野のリーディングカンパニーであるエリクソン社(本社:スウェーデン、ストックホルム 代表取締役社長兼CEO:カール-ヘンリック・スヴァンベリ)と、インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン チェンバーズ)は、有線系通信マーケットへのジョイント・ソリューション提供を目的とした戦略提携契約を締結したこと発表いたします。エリクソンとシスコが結んだ今回の多年契約は、プロフェッショナル・サービスをはじめとする、キャリアクラスのIPベース・ソリューションを通信事業者に提供し、高い効率と採算性を実現するマルチサービス・ネットワークの配備を加速させようというものです。契約には、両社が共同でマルチサービス・ネットワーク・ソリューションの開発および統合、提供を行うという条項が含まれています。

 エリクソン社の代表取締役社長兼 CEOカール-ヘンリック・スヴァンベリは次のように述べています。「テレフォニーやデータ、マルチメディア通信の世界は集約の方向に向かっており、有線系通信事業者は、サービスとアプリケーションの品揃えを増やしながら、ネットワーク全体の費用を削減しなければならなくなっています。シスコシステムズとエリクソンは、業界でもっとも強力かつ効率的な IP ベースのマルチサービス・ネットワークを構築することで、お客様に新たな収益機会を提供し、同時に 顧客の持つ既存のIT やテレコミュニケーションに関する投資を保護するという、共通のビジョンを持っています。」

 「市場における機会を考慮すると、シスコとエリクソンが強固な関係を築けば、採算性の高いサービスの配備を加速化させることが可能になり、結果的に我々の顧客と我々両者にとっての利益をもたらします。IP ベースのマルチサービス・ネットワークに対する両社のビジョンを組み合わすことで、大きな相乗効果が生まれることが予想され、お互いにとって素晴らしい提携になるものと期待しています。インターネットおよびネットワーキング技術におけるシスコの専門性が活用されているのですから、IP ベースの技術を自社のネットワークに取り入れたいと考えるサービス・プロバイダは、シスコとエリクソンが提供するソリューションを当然の選択と受け止めるようになるでしょう。」と、シスコシステムズの社長兼 CEO ジョン チェンバーズは述べています。

 マルチサービス・ネットワークの配備は、通信事業者にとって、固定ネットワークで新しいサービスを実装して収益を飛躍的に増大させる、魅力的な機会です。今回の提携では、エリクソンのマルチサービス・ネットワークでの強み、ならびにシステム・インテグレーションでのトップクラスの専門性と、シスコのIP ルーティングおよびイーサネットにおけるリーダーシップが基礎となっています。

 今回の契約によって、両社の技術上の専門性とマーケットでの経験が組み合わされますので、事業者はそれらを活用することによって、自社のネットワークの近代化を進めるうえでのリスクを軽減できるようになります。

 エリクソンとシスコにとって喜ばしいことに、今回の新たな提携関係は、すでに スペインの通信事業者テレフォニカ(Telefonica)社 やオーストラリアの通信事業者 テルストラ(Telstra)社 といった有力な事業者も関心を寄せています。

 テレフォニカの会長兼 CEO セサール・アリエルタ(Cesar Alierta)氏は、「当社のネットワークに IP 技術を採用すれば、あらゆるタイプの情報への対応とともに、新しいサービスの実装も可能なマルチサービス・インフラストラクチャを構築するという、長年の希望がかなえられるようになります。そうなれば、顧客のニーズに応えられるようになり、さらに新たな機会も創生できるようになるのです。エリクソンとシスコは、技術的な知識やシステム・インテグレーションの能力、ローカル・ベースのリソースを共に持ち寄り、我々の既存のネットワークを 1つ先の世代に進化させるという意欲的なプロジェクトを正しく遂行できるようにする、強固な基礎を築くものです。」と、コメントしています。

 また、テルストラのテルストラ テクノロジー・イノベーション/製品グループ グループ・マネージング・ディレクタのテッド・プリティ(Ted Pretty)氏は、次のように述べています。「エリクソンとシスコの提携により、当社では、IP/パケット・ベースのネットワーク・インフラストラクチャへの移行を進めるために必要な変革を効率的かつ費用効果良く、確実に行えるようになるでしょう。また、新しいサービスをより迅速で効率的にマーケットに提供することで、OPEX(運営費)の削減や収益機会の増大といった、基本的な部分でもメリットが生まれるものと期待しています」。

 140ヶ国で活動している、エリクソンの大規模かつグローバルなサービス組織と、シスコのグローバル・アドボカシ組織を組み合わせることにより、マルチサービス・ネットワークの配備とともに、事業者の既存システムのアップグレードや統合を両社が相互協力して行えるようになります。

 今回の提携を通じて提供されるコア・ネットワーク・ソリューションは、旧来のテレフォニーと最新のマルチメディア・サービスの両方への対応を目的としたものであり、エリクソンの「ENGINE softswitch」ポートフォリオとシスコのコア・ルーティング製品が中心となる予定です。ブローバンド・アクセス機能は、「Public Ethernet over DSL」が基本となっており、エリクソンの IP ベースの「DSL アクセス多重化装置(DSLAM)」と「IP サービス・エンジン(IP Service Engine)」、およびシスコシステムズの「イーサネット・アクセス・ソリューション」ならびに「イーサネット・スイッチ」が使用されます。

エリクソン社について

 エリクソンは、モバイル・インターネットおよびブロードバンド・インターネット・コミュニケーションの将来を最先端技術で築くリーディング カンパニーです。世界140ヶ国以上で画期的なソリューションを提供し、世界でも有力な通信企業を支えています。 エリクソン社に関する情報は、以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.ericsson.com/press>

シスコシステムズ社について

 Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダーです。1984年米国カリフォルニア州サンノゼに設立されました。ルータ「Cisco」シリーズ、スイッチ「Catalyst」シリーズ等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているネットワークOS「Cisco IOS」、IPテレフォニー、ワイヤレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワークドホーム、オプティカル等アドバンスド・テクノロジー分野のソリューション・製品まで幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズは、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、NVO(Networked Virtual Organization)を提唱しています。シスコ社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

*Cisco、 Cisco IOS、 Cisco Systems、 Catalyst および Cisco Systems のロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc. 及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。
**当資料は、2004年4月28日に欧州で発表されたニュースリリースの抄訳です。米国で発表されたニュースリリースの内容は以下のWebサイトをご参照ください。
<http://newsroom.cisco.com/dlls/2004/prod_042704c.html>


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