日本版 ニュースリリース

UFJ銀行 次世代IPコアネットワークにCisco製ハイエンドコアルータ


UFJ銀行 次世代IPコアネットワークにCisco製ハイエンドコアルータ
「Cisco 12404」、「Cisco 10720」等を採用

~UFJのMPLS自営網のコアに信頼性の高いプラットフォームとして採用~

Apr 28, 2004
No.2004019





 インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:22億2千万円、住所:東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)は、4月28日、UFJ銀行(頭取:寺西 正司、資本金:8,435億円、本店所在地:愛知県名古屋市中区錦3-21-24)が2003年9月から構築を開始しているUFJ銀行の新ネットワークの基盤に、コアルータ「Cisco 12400シリーズ」、「Cisco 10700シリーズ」等シスコ製品が採用されていることを発表しました。

「UFJ銀行新ネットワーク」の特徴

 UFJ銀行が今回構築した新ネットワークは、UFJ銀行の取り組む「UFJ Broadband Banking」構想を支え、500拠点を結び、導入が進むIPコミュニケーションを支えるブロードバンド対応のコアネットワークです。このネットワーク上で、世界最大規模のIPコミュニケーションシステム(3万7,000台のIP-Phone導入)が2006年までに稼動する予定です。UFJ銀行は、今回、ネットワークを自営網として構築、622Mbpsの広帯域でMPLSテクノロジーを採用したグループ間VPN網の構築を実現しました。また、MPLSによるVPN構築と合わせて、VPN上でのマルチキャスト(EoMPLSを利用)が実現されています。さらにUFJ銀行では、このネットワークをUFJグループで共用化することで、企業グループ全体でのコスト最適化を目指しています。

 今回のネットワーク刷新にあたり、UFJ銀行では、グループで求められる様々なニーズに柔軟かつ迅速に対応できるネットワークサービスの実現がIT戦略・業務戦略上不可欠であり、既存のキャリアサービスだけではこのようなニーズに迅速に対応することが難しいと考え、今回のMPLS自営網の構築を選択しました。今後、UFJ銀行では、今回の新ネットワーク構築とIPコミュニケーションの導入をテコに、お客さまへのサービス拡充や、営業力強化に向けてブロードバンドの活用、業務のSTP化などに積極的に取り組んでいきます。

サービスを支えるシスコ製品群

 UFJ銀行の新ネットワークの根幹を支えているのが、各種シスコ製品です。まずコアルータとして、「Cisco 12400シリーズ」が採用されました。「Cisco12404」は、通信事業者を始めとして世界でも多数の導入実績を誇る、10G対応の高信頼MPLS/IPバックボーンルータです。分散アーキテクチャによる高いパフォーマンスとスケーラビリティ、多様なインタフェースをサポートする他、音声や映像、ミッションクリティカルなアプリケーションに対応する高度な機能と高い信頼性を備えています。
また、コアエッジルータとして、「Cisco 10720」 が導入されています。「Cisco 10720」は大手通信事業者を始めとし、海外でも大手企業などの高信頼なメトロネットワーク構築(DTP/RPRテクノロジーを利用)などに多数導入されている2RUの非常にコンパクトなハイエンド・マルチIPサービスエッジルーターです。また、コアディストリビューションとして「Catalyst 6500」シリーズが、各営業店には「Cisco 3700」シリーズが拠点WANルータとして導入されています。

UFJ銀行 新ネットワーク構成


シスコ製品採用の5つの理由


 今回のUFJ銀行の新ネットワークにシスコ製品を採用した理由として、5つの項目を挙げています。

(1) MPLS運用稼動についての実績があること
 「UFJ24」で提供される24時間ノンストップサービスを実現するために必要な安定稼動、信頼性を実現する上で、世界の主要通信事業者におけるMPLS VPNサービス網の構築・運用について豊富な実績が欠かせません。また、細かい運用ノウハウも企業にとって重要なスキルの獲得になる点で、よきパートナーであると考えました。

(2) IPマルチキャストに関する実績があること
 今回のネットワークでは、MPLS VPN上でマルチキャストを実現することもポイントの一つでした。シスコは、IPネットワーク上におけるマルチキャストに関して世界的に豊富な実績を持っていること、またMPLSサービスについての実績も同時に豊富なものを持っていること、が採用のポイントになりました。

(3) 製品の収容効率が高いこと
 企業の場合、スペースや電源の確保などの観点から通信事業者へ導入されるハイエンド製品を導入することが難しいことも少なくありません。しかしシスコ製品は通信事業者でも導入されているハイエンドな製品でもコンパクトなタイプの製品も取り揃えているため、設置に必要な容積を抑えることができます。

(4) 十分なスケーラビリティがあること
 現在、コアネットワークの帯域は622Mbpsですが、将来は10G以上に拡大することも視野に入れた場合でも、シスコ製品ならば大きな投資コストもなく、拡張することが可能であり、スケーラビリティも十分に備えていると評価されています。

(5) 運用に関する信頼性と安定性があること
 UFJ銀行ではすでにCisco製品を多数導入、稼動させてきた経験があります。そこで評価されている運用性についての信頼性と安定性も採用ポイントの1つになりました。また、IP-Phoneを導入するにあたり、トータルなIPコミュニケーションソリューションを実現するためには、やはりエンド・ツー・エンドでの信頼性を確保したネットワークソリューションが提供されることが重要であると考え、Ciscoのトータルソリューション提供力が評価されました。

UFJ銀行について
 2002年1月、三和銀行と東海銀行が合併して発足。リテール・法人ミドルを中心とする顧客基盤に総合金融サービスを提供する、革新的な金融グループを目指しています。ATMの24時間営業をはじめとするチャネル改革プロジェクト「UFJ24」を開始する等、お客さまを大切にする取り組みを進めています。UFJ銀行の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照いただけます。
<http://www.ufjbank.co.jp/>

シスコシステムズ株式会社について
 シスコシステムズ株式会社は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。ルータ「Cisco」シリーズ、スイッチ「Catalyst」シリーズ等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているネットワークOS「Cisco IOS」、IPテレフォニー、ワイヤレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワークドホーム、オプティカル等アドバンスド・テクノロジー分野のソリューション・製品まで幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズは、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、NVO(Networked Virtual Organization)を提唱しています。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。

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