日本版 ニュースリリース

EMCジャパンとシスコシステムズ、検証/デモセンターを開設


EMCジャパンとシスコシステムズ、検証/デモセンターを開設

~ミッドレンジ向けにBC/DR環境構築の為、
毎時約1TBの異機種間高速リモート・データ転送の共同実証実験を終了~

April 20, 2004
No.2004016





 EMCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中山 隆志、以下EMC)とシスコシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒澤 保樹、以下 シスコ)は、今後、ストレージ環境にて非常に重要とされるソリューションであるBC/DR(Business Continuity :ビジネス継続性/Disaster Recovery:災害復旧)を、ミッドレンジ・クラスのストレージ環境でも実現する為に共同実証実験をこの度終了し、新宿三井ビル55階にあるEMCのジャパン・ソリューションズ・センター (JSC) 内および同ビルの9階にあるシスコのネットワークソリューションセンター内の2カ所に、検証/デモセンターを開設したことを発表しました。

 EMCおよびシスコ内に開設した2箇所の検証/デモセンターでは、ヘテロジニアス(異機種)間における高速なリモート・データ転送を実現することにより、ストレスの無いデータの可動性を提供すると同時に、災害対策に必要とされるデータレプリケーションの実現が可能となります。既にこれらの実証実験も実施しています。これにより、ミッドレンジ環境での非同期型の災害対策構築を必要としているお客様に、新たな選択肢を提供します。

 両社は、この実験においてEMCの最新型のハイエンド・ストレージ Symmetrix DMX1000 とミッドレンジ・ストレージCLARiX CX700 をシスコの MDS9509 で接続し、EMCの SANCopy (異機種ストレージ間での高速リモート転送用ソフトウェア) や MirrorView (CLARiX向けの同期/非同期ミラーリング・ソフトウエア) などを利用して、1時間に約1TByteの高速リモート・データ転送を実現しています。高速性を実現する為にシスコでは、MDS9000ファミリーが持つ独自Link Bundling技術である PortChannel を活用しています。また、本実験ではIP ネットワークとの融合を図る為、BC/DR 環境への応用や FCIP ( Fibre Channel over IP) による実験も実施し、1時間で 0.4TByte転送を実現しました。FCIP 環境では 8本の FCIPトンネルを 2本の 10Gbps Ethernetに集約し、4芯のファイバーケーブルにて転送を実現しています。

 同実証実験において両社は、単なる超高速データ転送だけに止まらず、従来 BC/DR 環境を構築した際に問題となった、クライアントトラフィックの転送についても併せて実証実験を実施します。これはシスコが持つ、CSS11500ファミリーによる グローバルロードバランス(Global Load balance)技術と Cisco IOS によるルーティング(Routing)技術の応用によるもので、災害発生時のデータベースの切り替えが発生した場合、クライアントサイドではそれを意識することなく通信が自動的に災害対策サイトへ転送されるという画期的な方法です。この実証実験により、両社は BC/DR 環境がより実現性の高いテクノロジーであることを確認しました。

 検証/デモセンターでは、EMCジャパンのCLARiX CX400 が 専用に2台常設され、SANCopyおよびMirrorView が常時利用できる環境が提供されており、シスコが持つ、MDS9000ファミリーで構築された 1200km までのDWDM(高密度波長分割多重化)実回線やIP回線シュミレータによる超遠距離の FibreChannel/FCIP BC/DR 環境によるデモンストレーションやベンチマーク試験が常時実施可能となります。その上、同環境下にあるシスコIOS ベースのルータ「Cisco」シリーズやスイッチ「Catalyst」シリーズなどとの組み合わせにより、従来困難とされていたバックヤードとフロントサイド両方の総合災害対策ソリューションの検証などが実施可能となりました。さらに、これらの実験により高いレベルでのILM (情報ライフサイクル管理 : Information Lifecycle Management) の実現性への証明となります。

EMCジャパン株式会社について

 EMCジャパン株式会社は、お客様の情報価値を最小のコストで最大に引き出すための「情報ライフサイクル管理(ILM)」を実現するための情報マネジメント&ストレージにおける世界のリーディング・カンパニー、EMCコーポレーションの日本法人です。企業の情報戦略に不可欠な情報インフラストラクチャーを支えるネットワーク・ストレージ・プラットフォーム、ストレージアプリケーション、統合管理ソフトウェアなどの製品、サービスを包括的に提供しています。 EMCジャパンの概要や製品、サービス、ソリューションに関する詳細は以下のweb サイトをご参照ください。
<http://www.emc2.co.jp/>

シスコシステムズ株式会社について
 シスコシステムズ株式会社は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。ルータ「Cisco」シリーズ、スイッチ「Catalyst」シリーズ等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているネットワークOS「Cisco IOS」、IPテレフォニー、ワイヤレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワークドホーム、オプティカル等アドバンスド・テクノロジー分野のソリューション・製品まで幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズは、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、NVO(Networked Virtual Organization)を提唱しています。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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