日本版 ニュースリリース

KDDIの超高速光ファイバーサービス「KDDI光プラス」にコアルータ「Cisco 12400シリーズ」等シスコシステムズ製品が採用


KDDIの超高速光ファイバーサービス「KDDI光プラス」に
コアルータ「Cisco 12400シリーズ」等シスコシステムズ製品が採用

~シスコのIPマルチキャスト技術を使用し、安定した映像配信が可能な大容量インフラを実現~

Nov 28, 2003
No.2003068



 インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:22億2千万円、住所:東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)は、11月28日、KDDI株式会社(代表取締役社長:小野寺 正、資本金:1,418億5千100万円、住所:東京都新宿区西新宿2-3-2)が2003年10月からサービス提供を開始している「KDDI光プラス」のネットワーク基盤に、コアルータ「Cisco 12400シリーズ」等シスコ製品が採用されていることを発表しました。

■「KDDI光プラス」の特徴
 KDDIが今回スタートした「KDDI光プラス」は集合住宅向けのFTTH(Fiber To The Home)サービスです。その最大の特徴は、IP電話とインターネット接続のセット料金が月額4,550円と、加入電話基本料金を含めたADSLサービスに比べて大きなコストメリットを実現している点にあります。また集合住宅まで1Gbpsの超高速光ファイバーを引き、各戸への分配にはEthernet方式または、VDSL(Very high bit rate DSL)方式を用い、VDSL方式においては最大70Mbpsの帯域を各戸毎に確保できる点も注目を集めています。これによってインターネット接続やIP電話だけではなく、映像配信を含む多岐にわたるメディア統合を実現します。

 インターネット接続とIP電話のサービスの提供はすでに開始されており、IP電話に関しては一般加入電話と同じ形式の電話番号で通話が行える点も大きな特徴になっています。一般加入電話と同じ番号体系をIP電話で利用するには、総務省が定めた厳しい条件をクリアする必要がありますが、「KDDI光プラス」は一般家庭向けのIP電話サービスとして、初めてこの条件をクリアしました。IPマルチキャスト技術を使った映像コンテンツの配信も2003年12月から開始される予定になっており、ユーザーのリクエストに応じてコンテンツを提供する"オンデマンド型配信"と、定められた時刻に一斉配信する"放送型配信"の提供が計画されています。

■サービスを支えるシスコ製品群
 このサービスの根幹を支えているのが、各種シスコ製品です。まずネットワークセンターのコアルータとして、「Cisco 12400シリーズ」が採用されました。「Cisco12400シリーズ」は、世界で最も高い導入実績を誇る、10G対応高信頼IPバックボーンルータです。分散アーキテクチャによる高いパフォーマンスとスケーラビリティ、多様なインタフェースをサポートする他、音声や映像、ミッションクリティカルなアプリケーションに対応する高度な機能と高い信頼性を備えています。この他にもエリア毎の バックボーンスイッチ及び集合住宅までのディストリビューションとして「Catalyst 6500シリーズ」及び「Catalyst 4500シリーズ」が利用されています。

■シスコ製品採用の4つの理由
 「KDDI光プラス」のネットワーク基盤にシスコ製品を採用した理由として、3つの項目を挙げています。

(1) IPマルチキャストに関する世界的な実績があること
 IPネットワーク上で放送型サービスを提供することは、「KDDI光プラス」の大きな特徴のひとつです。このようなサービスを効率的におこなうには、IPネットワークで一般的な"ユニキャスト(1対1で通信を行う方式)"ではなく、"マルチキャスト(1対多で通信を行う方式)"の利用が欠かせません。シスコはこのIPマルチキャストに関して、世界的に豊富な実績があります。

(2) 製品の収容効率が高いこと
 「KDDI光プラス」では、NTT収容局を介して各集合住宅に光ファイバーを引くようになっています。このため「KDDI光プラス」で使用するスイッチの一部は、NTT収容局に設置しなければなりません。シスコ製品はコンパクトでポート集積率が高いため、設置に必要な容積を抑えることができます。

(3) 十分なスケーラビリティがあること
 KDDIでは2007年までに、このサービスを300万世帯に展開することを目指しています。また放送型の映像配信のチャネル数も、当初は24チャンネルからスタートしますが、将来は100チャンネル以上に拡大することも視野に入っています。光ファイバーでここまで大規模なサービスは他に類がありません。シスコ製品ならこのようなサービス規模を支えるスケーラビリティも、十分に備えていると評価されています。

■ネットワーク構成図(参考)
ネットワーク構成図

KDDI株式会社について
 1984年6月1日設立。2000年10月、DDI、KDD、IDOの3社が合併してKDDIとなりました。携帯電話事業、ブロードバンド事業、ソリューション事業を柱に、あらゆる情報通信サービスをグローバルかつシームレスにお客様に提供する総合通信事業者です。KDDIは"Designers KDDI"のもと、時間や場所にとらわれない新たなビジネスや生活スタイルの実現を可能とするユビキタス・ネットワーク社会の到来に向けた通信環境の整備を積極的に進め、安全で利便性に富んだ付加価値の高いソリューションを提供する「ユビキタス・ソリューション・カンパニー」を目指します。詳細は以下のWebサイトで、ご参照いただけます。<http://www.kddi.com/>

シスコシステムズ株式会社について
 シスコシステムズ株式会社は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。ルータ「Cisco」シリーズ、スイッチ「Catalyst」シリーズ等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているネットワークOS「Cisco IOS」、IPテレフォニー、ワイヤレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワークドホーム、オプティカル等アドバンスド・テクノロジー分野のソリューション・製品まで幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズは、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、NVO(Networked Virtual Organization)を提唱しています。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。<http://www.cisco.com/jp>

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。