日本版 ニュースリリース

KDDI IP-VPNサービスにシスコシステムズのMPLS-TE Fast Reroute Link Protection / Node Protection機能を導入


シスコシステムズ株式会社
KDDI株式会社

KDDI IP-VPNサービスにシスコシステムズの
MPLS-TE Fast Reroute Link Protection / Node Protection機能を導入

~回線障害及びノード障害に対する高速プロテクションを実現し
IP-VPNサービスの信頼性を飛躍的に向上~

Nov 21, 2003
No.2003066





 KDDI株式会社(以下 KDDI、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小野寺 正 http://www.kddi.com)は、KDDI IP-VPNサービスのバックボーンネットワークに、世界最大手のネットワーク関連機器のプロバイダであるシスコシステムズ社(以下シスコ、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・チェンバーズ)の最新MPLS技術の一つであるTraffic Engineeringの高速迂回機能、「Fast Reroute」(以下FRR)のLink Protection及びNode Protection機能を導入しました。

 FRRは、バックボーンネットワークに故障が発生した際に、予め設定した迂回路に即時に切り替えることにより、ユーザのトラフィックを保護する機能です。今回、KDDIは、回線障害を保護するLink Protectionに加え、日本で初めてノード障害を保護するNode Protection機能を導入しました。これにより、回線障害のみならずノード障害の場合でも、SONET/SDH(光同期伝送網)と同レベルの高速迂回が実現し、IP-VPNサービスユーザは障害を検知することなくサービスを継続利用することが可能となり、IP-VPNサービスの大幅なサービス信頼性向上を実現しました。

 KDDI IP-VPNサービスは、2000年10月に提供を開始した、MPLSベースのIP-VPNサービスです。KDDI IP-VPNサービスは、国際、国内、移動体通信、インターネット等のサービス等を総合的に提供できるKDDIならではの特性を活かし、高速ディジタル (DA/HSD)、ATM専用、xDSL、FR/CR、FWA、さらにはISDN、PSTN、モバイル端末まで多様なアクセス手段を提供している他、サービス開始当初からSLA(サービス保証契約)を標準提供することなどにより、新型WANサービスとして、幅広いユーザにご利用いただいています。しかしながら、IP-VPNが企業の基幹サービスとして浸透していくにしたがって、サービスに対するお客様からのさらなる信頼性、品質向上に対する期待が、近年、急速に高まってきています。このようなご要望に対し、今回、バックボーンの信頼性向上のための最新機能として世界的にも非常に注目を浴びているFRR機能をフルサポートすることによって、KDDIは、より信頼性の高い、高品質なIP-VPNサービスの提供が可能となり、ユビキタス時代に向けたKDDIならではのネットワークソリューションを強化することができます。

 「IPはベストエフォートが当たり前といっていた時代は既に過去のものとなっています。FR、ATM、専用線等のユーザがIP-VPNに移行していくにつれ、IP-VPNの信頼性、品質に対する要求は非常に高くなってきています。KDDIでは、国際、国内、移動体通信、インターネット等のサービス等を総合的に提供できるという強みを生かし、お客様の様々なニーズを満たすべく、様々な試みを展開していますが、ネットワークの信頼性向上はその中でも最重要課題と認識しています。シスコは、その課題を克服するための先進的なソリューションを提供してくれる、最良のネットワーキングパートナーと考えています。今回、シスコのFast Reroute機能をフルサポートすることで、お客様にこれまで以上にご満足いただけるサービスを提供できると確信しております」とKDDI 技術統括本部 IPネットワーク部 澤田部長は述べています。

 シスコは、最も多機能でかつ、業界評価の高いMPLSネットワーキングソリューションを提供しており、全世界で約200のMPLSベースのサービスインフラソリューションが世界中に展開されています。
 「KDDIに、弊社の最新技術を採用いただき、IP-VPNサービスの信頼性向上に貢献できたことは大変光栄です。ネットワークの信頼性向上については、弊社としても非常に重視しており、様々な機能の開発及び実装に力を入れています。今後も、KDDIのさらなるネットワークの信頼性向上や新サービスの開発にお役に立てれば幸いです」とシスコシステムズ、副社長兼キャリアコアマルチサービス事業部長トニー・ベイツ(Tony Bates)は述べています。
 IPネットワークの汎用化・マルチサービス化に伴い、IPネットワークには、より高い可用性と品質が求められています。シスコでは、それらを実現するために、最新技術の開発、実装、また標準化に関して積極的な取組みを行なっています。

「Cisco IOS MPLS」に関する詳細は、
<http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/product/ios/mpls/>をご参照下さい。

KDDI株式会社について
 1984年6月1日設立。2000年10月、DDI、KDD、IDOの3社が合併してKDDIとなりました。携帯電話事業、ブロードバンド事業、ソリューション事業を柱に、あらゆる情報通信サービスをグローバルかつシームレスにお客様に提供する総合通信事業者です。KDDIは"Designing The Future"を企業スローガンに、時間や場所にとらわれない新たなビジネスや生活スタイルの実現を可能とするユビキタス・ネットワーク社会の到来に向けた通信環境の整備を積極的に進め、安全で利便性に富んだ付加価値の高いソリューションを提供する「ユビキタス・ソリューション・カンパニー」を目指します。詳細は以下のWebサイト<http://www.kddi.com>で、ご参照いただけます。

シスコシステムズ株式会社について
 シスコシステムズ株式会社は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。ルータ「Cisco」シリーズ、スイッチ「Catalyst」シリーズ等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているネットワークOS「Cisco IOS」、IPテレフォニー、ワイヤレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワークドホーム、オプティカル等アドバンスド・テクノロジー分野のソリューション・製品まで幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズは、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、NVO(Networked Virtual Organization)を提唱しています。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。<http://www.cisco.com/jp>

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