日本版 ニュースリリース

シスコシステムズ Latitude Communications 社の買収を発表


シスコシステムズ Latitude Communications 社の買収を発表

Nov 13, 2003
No.2003063





2003 年 11 月12 日、米カリフォルニア州サンノゼ(SAN JOSE, Calif.)発
 世界最大手のネットワーク関連機器のプロバイダーであるシスコシステムズ社(以下:シスコ、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼 CEO:ジョン チェンバーズ)は、本日、株式上場企業のLatitude Communications 社(NASDAQ:LATD、本社:カリフォルニア州サンタクララ、以下「Latitude」)の買収に関する最終契約を発表しました。

 Latitude は、音声および Web の会議ソリューションである「MeetingPlace」 で知られる、エンタープライズ向け会議製品の大手プロバイダーです。今回の買収によって、シスコの Architecture for Voice, Video and Integrated Data(AVVID)製品ポートフォリオに、音声と動画、Web での会議を連携させたリッチメディアの会議製品が加わることになり、IP コミュニケーションにおけるシスコのリーダーシップがさらに強化されることになります。

 本買収の条件として、シスコは、Latitude 社の発行済み株式 1 株につき 3 ドル 95 セント、総額にして約 8,000 万ドルを現金で支払い、発行済み株式に対するオプションは Latitude 社からシスコに移譲されます。Latitude 社の買収は、シスコの 2004 会計年度の第 2 四半期に完了する予定です。また、今回の買収に関連して、シスコは、継続中のR&D(Research and development)に関する費用を初期費用として計上する予定です。この買収では、Latitude 社の株主の承認、各種の標準決算条件との合致、規制上の許可が必要となっています。

「エンタープライズ分野におけるリッチメディア会議製品のリーダーと IP ボイス コミュニケーションのリーダーが結びつくという発想に疑いの余地はありません。今回の買収により、シスコは、ネットワーク ユーザのプレゼンス データやロケーション データといったダイナミックなネットワーク情報を利用した、インテリジェントなマルチメディア会議ソリューションの提供を迅速に進め、職場での生産性の向上を実現します。SIPやH.323、XML といった業界標準に基づいた製品を活用することで、音声と動画の会議だけでなく、インスタント メッセージングやデータ コラボレーションといった先端技術をもシームレスに統合させたソリューションが可能になります」と、シスコ、副社長兼ボイステクノロジーグループ ジェネラル マネージャー、ドン・プロクター(Don Proctor) は述べています。

「シスコの業界でのリーダーというポジション、お客様を中心にした明確な発想、技術での卓越性を求める姿勢は、これまで以上に多くのお客様にリッチメディア会議の利点を提供するのに、理想的な要素となるでしょう。Latitude 社は、今回の新たな関係の構築を熱烈に歓迎し、シスコの戦略の一端を担う機会を得ることができたのを喜ばしく思っています」とLatitude Communications 社の最高経営責任者であるリック・マコーネル(Rick McConnell)氏は述べています。

 構内交換機(PBX)やカスタマー コンタクト マーケット、音声メッセージングのマーケットと同じように、エンタープライズ会議のマーケットは過渡期にあります。企業ユーザは、「オフネットワーク」のサービスから、ファイアウォールを実装して、高いセキュリティと大幅な費用削減を可能にする「オンネットワーク」のソリューションへの移行を進めています。「オンネットワーク」の会議の利用が高まるにつれ、企業ユーザは、IP ネットワークにおける音声、動画、データの統合を求めるようになっています。リッチメディアの会議を利用することで、これらが費用効率良く、セキュアな環境が実現されるようになります。

 Latitude MeetingPlace は、現在、IBM/Lotus Notesや Microsoft Outlook といったエンタープライズ向けデスクトップアプリケーションや、IBM/Lotus Sametime などのデータ コラボレーションおよびインスタント メッセージングのソリューションと統合されています。Latitude MeetingPlace は、Cisco CallManager との統合によりユーザはCisco IP Phone のディスプレイを利用して、会議のスケジュール設定、会議への出席、会議の管理を行えますので、これまで 230 万台以上の販売総数を誇る Cisco IP Phone に新たな機能を付加することができます。さらに、シスコと Latitude 社は、MeetingPlace に Cisco IP/VC を統合させ、動画会議の機能を実装することも計画しています。

 買収が完了すると、Latitude 社の業務は、シスコの副社長兼ジェネラル マネージャーである、Don Proctor が直接管理する、シスコのボイステクノロジーグループの 1 部門となり、同社の製品は、シスコのセールス チャネルを通じて、シスコブランドとして販売されるようになります。

 Latitude Communications 社は 1993 年に設立され、1999 年に新規株式公開(IPO)を行いました。同社は、世界中に 183 人の社員と 400 社の顧客を有しています。2003 年 9 月 30 日を期末とする 9 か月間で、同社は 2 億 6,000 万ドルの売上高を計上しています。

シスコシステムズ社について
 Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダーです。1984年米国カリフォルニア州サンノゼに設立されました。ルータ「Cisco」シリーズ、スイッチ「Catalyst」シリーズ等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているネットワークOS「Cisco IOS」、IPテレフォニー、ワイヤレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワークドホーム、オプティカル等アドバンスド・テクノロジー分野のソリューション・製品まで幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズは、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、NVO(Networked Virtual Organization)を提唱しています。シスコ社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。<http://www.cisco.com/>

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。
**当資料は、2003年11月12日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳に、日本版独自の情報を付加したものです。