日本版 ニュースリリース

株式会社ユーズコミュニケーションズ シスコシステムズを採用し、1Gbpsインターネットサービスを開始


株式会社ユーズコミュニケーションズ シスコシステムズを採用し、
1Gbpsインターネットサービスを開始

~「Cisco 7600シリーズルータ」を使用し、10ギガビットコアとギガビットイーサネットアクセスを実現~

Oct. 20, 2003
No.2003056



2003年10月20日、東京発
 世界最大手のネットワーク関連機器のプロバイダであるシスコシステムズ社(以下シスコ、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・チェンバーズ)は、株式会社ユーズコミュニケーションズ(ユーズコミュニケーションズ)が、「Cisco 7600シリーズルータ」を使用し、1Gbpsインターネットサービスを開始することを発表しました。高速な10Gbpsコアと1Gbpsアクセスラインを提供するとともに、高度なパケット処理を実現したこのネットワークは、最新のブロードバンドアプリケーションの利用を実現します。

 日本においては、2003年7月末時点で、ブロードバンド人口が1,100万人を超えました。(*)主な一般大衆向けサービスとして挙げられるADSLサービスも今年から26Mbpsでのサービスが開始されています。また100MbpsまでのFTTHサービスも、昨今、月あたり15%の加入者増を記録しています。(*)このブロードバンド化の流れは、企業のネットワークにおいても同様で、企業のインフラとしてイーサネットをベースとしたブロードバンドサービスを利用する傾向は、ますます増加の一途をたどっています。

 このような環境下、従来より100Mbpsでインターネットサービスを提供してきたユーズコミュニケーションズに、月額48万円という低価格で、新たに1Gbpsインターネットサービスが加わります。このネットワークでは、ギガビットイーサネット収容に非常に優れた「Cisco 7600シリーズルータ」を用いて、東京都内のバックボーンに10Gbpsコアを構築し、1Gbpsでのアクセスを束ねます。 今回のサービス開始を機に、ユーズコミュニケーションズでは、IP ルーティングネットワークを大幅に拡張するため、ユーザ収容エッジの完全BGP4化にも着手します。また、同時に、「Cisco 7600シリーズルータ」上でのMPLS技術採用の検討も開始しています。

 「当社は、キャリア業界では異例の、インターネットアクセスと光ファイバをセットにして、FTTH、FTTOの先駆者としてサービスを提供していています。100Mbpsのアクセス環境を提供するにあたり、ユーザ一人一人がASPであるべきと考え、グローバルなアドレスを直接静的に割振り、その細かなIP CIDRブロックを正確に、かつ高速にルーティングする必要があります。それ故に当社の網は柔軟な制御が可能で、拡張性のあるFull Layer3 Routingの環境で構成せねばなりません。更には新たにサービスを開始した1Gbpsはよりシビアにそのルーティング能力を求められます。また、既に当社の網構成は、OSPFだけではカバーできない段階にあります。そのため、BGP4を採用し、ユーザ毎の細かなIP CIDRブロックをLPM(Longest Prefix Matching)で制御します。LPMに拘る理由として、より複雑な、より正確な制御を必要とする昨今のIPアプリケーション事情があるからです。また、複雑かつ大量のトラフィックを処理するにあたり、Flow Switching方式を使用することは、アーキテクチャ上に限界があり、危険と感じています。大容量のトラフィックを、高度に高速で且つLPMに拘って制御するには、インターネットの歴史と共に進化しているシスコルータのインプリメントが必須となりました」とユーズコミュニケーションズ、執行役員IPキャリア事業部長の南 佳成氏は述べています。

 また、「イーサネットはサービスプロバイダにとって、真に有用なインターフェイスです。Cisco 7600 シリーズルータは、最新のセキュリティ、ルーティング、QoS機能といった高度なサービスを提供するイーサネットの収容に優れたルータです。これにより、サービスプロバイダは、サービスの差別化やネットワークのエッジにおける機敏な対応が可能となります」とシスコシステムズ、プロダクトアンドテクノロジーマーケティングディレクター、ジョン・ドイルは述べています。

 今回の1Gbpsサービス開始を皮切りに、ユーズコミュニケーションズとシスコは共同で、日本のブロードバンドサービスを支えるためのインフラ作りに貢献してまいります。

 「Cisco 7600 シリーズ」は、業界初の様々なサービスが統合されたルータで、イーサネットを大量に集約してスイッチングを行い、キャリアクラスのIP/MPLSサービスを提供し、BRAS(Broadband Remote Access Service)機能と10Gインターフェイスを同時に1台で提供することが出来ます。これにより、サービスプロバイダは、次世代の高性能なエンターテイメントサービス、通信、ブロードバンド向けアプリケーションの提供が可能になります。

 (*)総務省発表データによる (http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030829_2.html)

 「Cisco 7600シリーズルータ」に関する詳細は、
<http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/hs/routers/c7600/> をご参照下さい。

<構成図>

株式会社ユーズコミュニケーションズについて
 株式会社ユーズコミュニケーションズ(以下 ユーズコム )は、株式会社有線ブロードネットワークス(以下 USEN )が提供する、光ファイバをインフラとした高速インターネット接続サービス『BROAD-GATE』のネットワーク運用、サーバー運用を行っております。ユーズコムが提供するサー ビス範囲は、上位のインターネットバックボーンからお客様の宅内に設置させていただくメディアコンバータの接続口までの経路をサポートいたします。 ユーズコムの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.fttx.co.jp>

シスコシステムズ社について
 Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。1984年米国カリフォルニア州サンノゼに設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているルータ制御用ソフトウェア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコ社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com>

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。