日本版 ニュースリリース

シスコシステムズ社、Cisco MDS 9100 マルチレイヤインテリジェントファブリックスイッチ シリーズを発表


シスコシステムズ社、Cisco MDS 9100マルチレイヤインテリジェントファブリックスイッチ シリーズを発表

~インテリジェントネットワークサービスのメリットを小・中規模SANにまで広げます~

Oct 01, 2003
No. 2003053



 

インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:22億2千万円、住所:東京都港区赤坂2-14-27、以下(シスコ))は、本日、マルチレイヤインテリジェントファブリックスイッチ Cisco MDS 9100シリーズを発表しました。この製品により、あらゆる規模のIT企業が持つ自社ストレージエリアネットワークを、同一のインテリジェントネットワークサービス上で、Cisco MDS 9000ファミリ全体に共通して利用可能な統合管理ツールを用いながら、シームレスかつ一貫性のある形で増強することが可能となります。

 このレベルの管理性と投資保護効果は、ストレージネットワーキング業界では以前には手の届かないものでした。というのも、典型的なファイバチャネル型のファブリックスイッチでは、ダイレクタクラスのスイッチと同水準の、インテリジェンス機能およびその高可用性を活用することができなかったためです。

 「Cisco MDS 9000 ファミリのいずれのスイッチ製品も、共通のハードウェアおよびソフトウェアアーキテクチャを使っているため、きわめてローエンドなものから最高のハイエンドダイレクタ仕様に自社SANを拡張する際にも、お客様の投資保護効果を最大にすることができます」と、エンタープライズストレージグループのシニアアナリストであるナンシーマーロン=ハーレーは語ります。「当社のお客様は往々にしてストレージ基盤全体のシングルベンダー化をお望みになります。MDS 9100シリーズの発表により、シスコはお客様にすべてのインテリジェンス機能をご提供しながらも、拡張性を保証できる広範な製品群を持つこととなり、その結果シスコのソリューションがきわめて魅力的なものとなります」

 Cisco MDS 9100シリーズ製品は、高さが1RUで、1または2ギガビット/秒の自動検知ファイバチャネル接続をサポートする、固定コンフィギュレーション型スイッチであり、20ポートを持つCisco MDS 9120と40ポートを持つCisco MDS 9140があります。Cisco MDS 9100シリーズ スイッチ製品を用いることで、小・中規模SANの構築が可能となり、また「エッジ・ツー・コア」な接続性を持たせることで、より大規模なSANへと拡張できます。またコンパクトなサイズのため、ラック当りのファイバチャネルのポート密度を最大にできますので、多くのエンタープライズデータセンターが共通して抱えるスペースの問題を解決できます。

 Cisco MDS 9100シリーズの持つ柔軟性によって、マルチSAN環境でのスイッチ導入が可能となります。たとえば小・中規模の企業ではCisco MDS 9120を使うことにより、ネットワークストレージ基盤への直接接続からエントリーレベルのSAN構築に移行できます。一方大規模エンタープライズでは同じくCisco MDS 9120を使うことで、特定のアプリケーションや業務機能が持つストレージネットワーキング要件への対応が可能となります。またCisco MDS 9140においては、コアとなるエンタープライズ級のSANエッジに、多数のサーバやストレージデバイスを配置することが可能となります。お客様にとってはこれらすべての展開シナリオにおいて、Cisco MDS 9000がもたらす業界最高の拡張性と可用性、ならびにセキュリティと統合管理機能の最大限の活用が可能となります。

Cisco MDS 9000 SAN-OS v. 1.2
 Cisco MDS 9100シリーズ スイッチ製品には、バーチャルSAN(VSAN)、ロールベースのアクセス制御(RBAC)、バーチャルアウトプットキュー(VOQ)、アドバンストSANセキュリティおよび診断機能といった、Cisco MDS 9000で利用可能な統合管理ツールとインテリジェントネットワークサービスが、いずれも出荷時に搭載されています。さらにCisco MDS 9000のSAN-OSバージョン1.2には、新たな機能が加わりました。以下はその詳細です。

  • セキュリティの強化:LUNゾーニング、リードオンリーゾーン、ポートセキュリティ等のフィーチャにより、スイッチおよびファブリックレベルでのより安全なセキュリティをSAN管理者が保証できます。
  • 運用管理の強化:VSAN アクセス制御により、SAN管理者がユーザー管理権を特定のVSANに付与でき、それによって企業ニーズにマッチしたロール設定が可能となります。
  • 高度なトラブルシューティングと診断機能:リモートSPAN(RSPAN)により、SPAN(スイッチドポートアナライザ)機能がマルチスイッチ環境に拡張され、ファブリック全域に渡ってファイバチャネルのトラブルシューティングが簡素化されます。
  • より高い投資保護効果:レガシースイッチ相互運用モードにより、サードパーティのSANスイッチを用いて構築したファブリックに、それを壊すことなくCisco MDS 9000シリーズ スイッチ製品を導入することができます。


価格と出荷状況
 Cisco MDS 9100とCisco MDS 9000 SAN-OS v.1.2は現在Ciscoオリジナルストレージマニュファクチャラー(OSM)およびそれ以外のストレージサブシステムベンダーによる認定作業が進行中です。OSMパートナーからの価格と出荷については1、2ヶ月以内には明らかになる予定です。

シスコシステムズ株式会社について
  シスコシステムズ株式会社は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。ルータ「Cisco」シリーズ、スイッチ「Catalyst」シリーズ等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているネットワークOS「Cisco IOS」、IPテレフォニー、ワイヤレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワークドホーム、オプティカル等アドバンスド・テクノロジー分野のソリューション・製品まで幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズは、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、NVO(Networked Virtual Organization)を提唱しています。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp/>

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。