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シスコシステムズ2003年度第4四半期および通期業績を発表

※当資料は、米国8月5日(日本時間8月6日)に発表されたリリースの抄訳です。
シスコシステムズ2003年度第4四半期および通期業績を発表

<サマリー>
◇第4四半期売上高:47億ドル
◇第4四半期営業キャッシュフロー:15億5,000万ドル
◇第4四半期1株当たり利益:14セント(GAAPベース、前年比40%増)、15セント(プロフォーマ・ベース)

Aug 06, 2003
No. 2003046



2003年 8月6日、米カリフォルニア州サンノゼ(SAN JOSE, Calif.)発

 世界最大手のネットワーク関連機器のプロバイダであるシスコシステムズ社(以下:シスコ、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン チェンバーズ)は、本日、2003年7月26日を期末とする2003年会計年度第4四半期および2003年会計年度通期の業績を発表しました。

 2003年度第4四半期の売上高は47億ドルとなりました。これは、前年同期の48億ドルに対して2.6%減に相当します。また、今年度第3四半期の売上高は、46億ドルでした。

 2003年度第4四半期の純利益は、一般会計基準(GAAP)ベースで9億8,200万ドル、1株当たり14セントとなりました。前年同期の純利益は7億7,200万ドル(1株当たり10セント)、今年度第3四半期は9億8,700万ドル(1株当たり14セント)でした。一方、見積(プロフォーマ)ベースでみると、当四半期の純利益は、11億ドルで、1株当たり15セントとなります。なお、前年同期のプロフォーマ・ベース純利益は10億ドル(1株当たり14セント)、今年度第3四半期は11億ドル(1株当たり15セント)でした。

 2003年度通期の純売上高は、189億ドル(邦貨換算2兆2,513億6,800万円=1US$119.12円換算)で、前年度と同額(ドルベース)でした。

 GAAPベースの2003年度通期純利益は、36億ドル、1株あたり50セントとなりました。これに対し前年度は19億ドル、1株あたり25セントでした。一方、プロフォーマ・ベースでは2003年度が43億ドル(1株当たり59セント)の純利益、前年度が29億ドル(1株当たり39セント)の純利益でした。

 シスコは、当四半期において、SignalWorks, Inc、Linksys Group, Inc両社を買収しました。買収額は、前者がおよそ1,600万ドルで、後者がおよそ4億8000万ドルでした。

 シスコシステムズ社長兼CEOジョン チェンバーズは、次のように述べています。「厳しい経営環境を強いられている中で、今年度も安定した業績を残すことができたことに、非常に満足しています。当社は、今後も、利益貢献度の高い製品の販売、各販売地域間の売上格差の縮小、高度な技術の投入等に焦点を当てた経営を行い、安定的な純利益、粗利益、利益が見込まれる市場のシェアを確保していくことで、常に過去最高レベルの業績が上げられるようにしてゆきたいと考えています。過去3年間に当社が行った投資はほぼ回収され、過去3年間に当社が行った各種戦略の大半を利益に結びつけることができました。特に、今期も引き続き安定的な成長を遂げた高性能ルータやスイッチには、このことが良く当てはまります。現在、飛躍的規模で注文量が増加している、IPテレフォニー、ストレージ、光同期伝送関連ソリューションを含む高度な技術ソリューションすべての売上増加率は、20%を超えました」

財務上の特記事項
◇2003年度第4四半期の営業活動によるキャッシュフローは、15億5,000万ドルでした。これに対し、前年同期は、16億1,000万ドル、今年度第3四半期は12億6,000万ドルでした。2003会計年度全体営業活動によるキャッシュフローは、52億4,000万ドルで、これに対し前年度の営業活動によるキャッシュフローは65億9,000万ドルでした。
◇現金及び現金等価資産ならびに投資総額は、2003会計年度末において207億ドルで、これに対し、前年度末は215億ドル、今年度第3四半期末では203億ドルでした。
◇2003会計年度第4四半期末における売上債権回転日数(DSO)は26日で、これに対し、前年同期末の時点では21日、今期第3四半期末の時点では23日でした。

◇在庫回転率は、2003会計年度第4四半期では6.8で、これに対し前年同期は7.1、今年度第3四半期が7.0でした。

 シスコシステムズ最高財務責任者(CFO)デニス・パウエルは財務内容について以下のように述べています。「シスコの業績は、現在当社が力を入れている、利益を確保できる業務に経営資源等を投下していこうという優れた経営戦略が実を結んでいる結果といえます。この1年間、各四半期のプロフォーマ・ベースの利益は常に10億ドルを超え、各四半期の利益率も、収入額の20%を常に超えています。また、営業活動によるキャッシュフローも堅調に推移してきたため、当社では、今後も、キャッシュ及び投資額が200億ドルを下らない間は、株式買戻し計画を積極的に進めてゆきたいと考えています」

ビジネス上の特記事項
◇シスコと、インターネット・サービス・プロバイダであるBellSouthRは、両者の関係を強化することを目的とした契約を交わし、BellSouthが、自身の商圏である9つの州にある企業に、音声通信や各種データのマネージド・サービスを提供するために必要なインフラを、シスコが提供することで合意に至りました。またBellSouthは、シスコのONS 15454 SONETマルチサービス・プロビジョニング・プラットホーム(Multiservice Provisioning Platform)(MSPP)を採用して、既存のSONETネットワークを、高度な光ネットワークに強化しました。
◇シスコは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)のインフラ機能をワイヤレスLANに拡張するために、有線LANのフレームワークとワイヤレスLANのフレームワークとをセキュアに統合する「ストラクチャード・ワイヤレス・アウェア・ネットワーク(Structured Wireless-Aware Network)」を発表しました。
◇ldleAire Technologies Corporationは、米国内のハイウェイを利用して業務を行う長距離トラックの運転手や事業者向けに、「Cisco Aironet 1200」シリーズのアクセス・ポイントをベースとするワイヤレス・インターネット接続サービスを提供すると発表しました。
◇シスコは、200万台目のIP(インターネット・プロトコル)電話を出荷しました。
◇Time Warner Cableは、シスコのIPボイス・ソリューションをベースに、メイン州ポートランドの顧客にマルチサービスを提供するために構築した既存のネットワークを使って、インターネット電話(VoIP)を第1電話とする電話サービスを住民に提供するという業界初のサービスを開始すると発表しました。
◇ストレージやデータ・センターのネットワーキングの分野では、IBMが、Cisco MDS 9000 IPストレージ・サービス・モジュール(Storage Services Module)の初のベンダーとなりました。シスコは、ストレージ・エリア・ネットワーキング(SAN)サービスの顧客に、AXA TechnologyとEuronext.liffeのIT部門が加わったと発表しました。
◇韓国大手の通信サービスプロバイダであるDACOMが、10ギガビット/秒(Gbps)の伝送速度を誇るCisco 12406、12410、12416ルータを導入して、同社の基幹ネットワークであるBORANetを強化しました。
◇シスコは、セキュリティ管理サービス、VPN技術、高いレベルの不正侵入等の脅威から保護機能等を提供する14の新しい統合セキュリティ・ソリューション及びセキュリティ・サービスを発表しました。
◇ヨルダン政府、シスコ、世界経済フォーラムのメンバー機関は、情報技術を活用して教育体制を強化し、ヨルダン市民に効果的にEラーニングを提供するという趣旨のヨルダン教育指針(Jordan Education Initiative)を発表しました。

シスコシステムズ社について
 Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)は、ルータ「Cisco」シリーズ、スイッチ「Catalyst」シリーズ等のハードウエアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているネットワークOS「Cisco IOS」、IPテレフォニー、ワイヤレス、ストレージ、セキュリティ、ネットワークドホーム、オプティカル等アドバンスド・テクノロジー分野のソリューション・製品まで幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズは、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、NVO(Networked Virtual Organization)を提唱しています。シスコ社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/>

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。 **当資料は、2003年8月5日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳に、日本版独自の情報を付加したものです。 ***財務諸表の参照は右記のWebサイトをご参照下さい。<http://newsroom.cisco.com/dlls/fin_080503.html>