日本版 ニュースリリース

シスコシステムズ ティージー情報ネットワークの新宿オフィスのフリー・アドレス化を実現


シスコシステムズ ティージー情報ネットワークの
新宿オフィスのフリー・アドレス化を実現

~IPコミュニケーションとモビリティソリューションの導入により業務の生産性向上とコスト削減を実現~

July 07, 2003
No. 2003040



 インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:22億2千万円、住所:東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)は、7月7日、株式会社ティージー情報ネットワーク(取締役社長:安井 誠一、資本金:4億円、住所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー22階、以下「TGアイネット」)が、シスコが提供するIPコミュニケーションとモビリティソリューションによって、新宿オフィスのフリー・アドレス化を実現したことを発表しました。

 TGアイネットが導入したソリューションの主軸となるのは、「Cisco SoftPhone」が導入されたノートPCと「Cisco CallManager」によって構成された、IPテレフォニー環境です。これによってLANのポートがある場所ならどこででも、自分の電話が利用できるようになります。またユニファイド・メッセージング・システムを実現する「Cisco Unity」と、電子メールとFAXを統合できるFenestrae社の「Faxination」も導入されており、電話、FAX、電子メールを「Microsoft Exchange」で統合管理、各個人のPC上の「Outlook」からのワンストップ・アクセスも実現しています。公衆電話網とは「Cisco VG200」経由でINS1500に接続され、オフィス内のみならず、外線に対する発呼や着信も可能です。このような仕組みを利用することで従業員は自分の机に縛られることなく、オフィス内のどこででも仕事が行えるようになります。このソリューションは2003年2月から導入が開始され、同年4月から本番稼働を開始しています。

 今回のソリューション導入では、シスコのIPコミュニケーションとモビリティを活用することでフリー・アドレス化と同時にペーパーレスも実現しており、各従業員が必要とするオフィス空間は大幅に削減されています。TGアイネットは新宿に2拠点、幕張に1拠点のオフィスを所有していますが、オフィス空間をこれまで以上に有効活用できれば、これらのオフィスを1ヶ所に統合することが可能になり、業務の効率化、オフィス賃料の削減に結びつきます。計画段階でROI(投資収益率)を計算していますが、システム導入に必要な投資額はわずか1年で回収できると試算しています。

 フリー・アドレス化に伴うオフィス統合は、大きく3つのフェーズで行われる予定です。最初に実施されるのがふたつの新宿オフィスの統合で、これはすでに2003年4月の段階で完了しています。この後は第2フェーズと第3フェーズに分けて、幕張オフィスからの移動・統合が進められる予定になっています。また現在の新宿オフィスでは、フリー・アドレスの対象となっている従業員数は全体の1⁄3程度ですが、今後は全営業部門およびSE部門をフリー・アドレス化していく計画になっています。

 TGアイネットではこのソリューションを社内に展開するだけではなく、"workstyle Revolution To the Ubiquitous(R2U)"というキャッチ・フレーズで、社外にも販売する予定です。その一環としてすでに、ソリューションのショーケースとして、新宿オフィスの見学会を実施しています。これは週2回程度のペースで行われ、実施回数の累計も2003年6月までに20回を超えています。

ソリューション導入がもたらしたメリット

 今回のソリューション導入がもたらしたメリットは以下の通りです。

  1. オフィス空間の利用効率向上
     今回はフリー・アドレス化と同時に、執務に利用する机も新しく入れ替えることで、一人あたりの執務空間を最適化しています。一方で個人の所有物を一定サイズのキャビネットに保管することで、備品が占めるスペースも削減しています。このとき不要なドキュメントの整理も実施しており、合計で約800冊のファイルが廃棄されました。現時点におけるフリー・アドレスの対象者は、新宿オフィスに勤める従業員の1⁄3に過ぎませんが、必要とされるオフィス空間を既に36%削減することに成功しています。

  2. メッセージに対するワンストップ・アクセス
     「Cisco Unity」と「Faxination」、「Microsoft Exchange」を連携させることで、ボイス・メール(電話)、FAX、電子メールといった全てのメッセージに「Outlook」からワンストップでアクセスできます。これは業務効率を高める上で大きな効果があります。たとえばFAXを受け取る時に、わざわざFAX機のところまで歩いていく、といった行為が不要になっています。  

  3. コミュニケーションの円滑化
     TGアイネットでは、ライン組織の枠を超えた"プロジェクト・チーム"で仕事を遂行することが多くなっていますが、以前は各従業員が固定席で仕事を行っていたため、プロジェクト・チーム内のコミュニケーションは必ずしも円滑ではありませんでした。しかし現在では管理職もプロジェクト・メンバーも、自由に席を移動して仕事をすることができます。そのためプロジェクト・メンバー同士がひとまとまりになって作業場所を確保し、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションを行いながら、効率的に仕事を進めることが可能になっています。

  4. ワークスタイルの変革
     "どこでも仕事ができる"環境を実現することで、従業員のワークスタイルも変わりつつあります。TGアイネットの新宿オフィスでは、グループ作業に適したテーブルと、個人が集中しやすいように仕切が設けられた机が用意されており、自分の好みのスタイルで仕事を行えるようになっています。またユニファイド・メッセージングによって、社外から電話でボイス・メールや電子メールを読み上げてもらったり、携帯電話で電子メールの内容を確認したり、ノートPCからインターネット経由で「Microsoft Exchange」にアクセスするといったことも可能になっています。このような機能を活用することで、社外における機動性も高まりました。なお外部からの安全なアクセスを実現する手法としては、キャリアが提供するVPNソリューションが利用されています。

株式会社ティージー情報ネットワークについて

 株式会社ティージー情報ネットワークは、東京ガスの情報処理部門を分離独立させる形で、1987年に設立されたシステム・インテグレーターです。東京ガス時代も含めればすでに40年に及ぶコンピューター利用の経験があり、この経験によって培われたノウハウと技術によって、"ユーザーの立場"に立脚した問題解決に取り組んでいます。経営戦略の核となるシステム設計からネットワーク構築、運営、教育サービス、保守サービスまで、幅広い領域をトータルにカバー。多彩な分野でユーザー企業を力強くサポートしています。ティージー情報ネットワークの会社概要・詳細は、以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.tg-inet.co.jp/>

シスコシステムズ社について

 インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。1992年に設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイ ッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウェアから、世界のデファクトスタンダードとなっているルータ制御用ソフトウェア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp/>

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域で、Cisco Systems Inc.の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。