日本版 ニュースリリース

シスコシステムズ ギガビットクラス イーサネットBRAS導入をはじめとする大幅なプラットフォームの拡張を発表


シスコシステムズ ギガビットクラス イーサネットBRAS導入を
はじめとする大幅なプラットフォームの拡張を発表

~高速・大容量化するブロードバンド・アクセス集約に対応するスケーラビリティと
優れた運用性でサービスプロバイダーの収益増をサポート~

June 18, 2003
No. 2003035



 シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:22億2千万円、本社:東京都港区赤坂2-14-27)は、ギガビットクラスのイーサネットBRAS(Broadband Remote Access Server)導入をはじめとする大幅なBRASプラットフォームの拡大およびブロードバンド機能の拡張を発表いたしました。これにより、ブロードバンド・アクセスサービス事業者は、最大10ギガビット・アップリンクの高いスケーラビリティ、オートプロビジョニング機能をはじめとする優れた運用性、IOS機能の拡張による機能性、信頼性向上が実現でき、収益性に優れたサービスの提供が可能となります。

 今日、ブロードバンド・アクセスサービスの加入者数は増加の一途をたどっています。特にFTTHサービスの加入者の増加率は大きな伸びを見せており、ブロードバンド時代における今後の主力サービスとして大きな期待が寄せられています。このような中、ブロードバンド・アクセスサービス事業者にとって、十分なパフォーマンスとスケーラビリティを確保しながら効率的な加入者の集約と運用管理を行うことは、重要な課題となっています。

今回の拡張の具体的な内容は以下のとおりです。

  1. イーサネットベースのFTTHサービス加入者集約向け、「Cisco 7600」用新サービスモジュールMWAM (Multiprocessor WAN Applications Module) のリリース
     本モジュールを「Cisco 7600」に搭載することによりモジュール当たり最大16,000のPPPoEセッション(32,000セッションに拡張予定)、16,000のL2TPトンネルがサポートされ、イーサネットBRASあるいはハイパフォーマンスLNS (L2TP Network Server) としてマルチ・ギガビットクラスのインテリジェントなFTTHサービス集約を実現可能となります。「Cisco 7600」は、業界屈指の10/100/ギガ・イーサネットインターフェース集線効率および、最大10ギガビットイーサネットのアップリンク・スケーラビリティを有し、これまでもキャリアクラスのイーサネット環境で高い実績を上げてきました。新モジュールMWAMのリリースにより、Cisco 7600の優れた特性に BRAS/LNSの機能性が加わることで、FTTHサービスのインテリジェントかつハイパフォーマンスな集約に最適のプラットフォームを実現しました。
     
  2. 大規模ADSL加入者集約拠点向け、「Cisco 10000」シリーズ 用新プロセッサモジュールPRE2のリリース
     これにより「Cisco 10000」は、プロセッサモジュールのアップグレードのみでシステムパフォーマンスが倍増し、60,000 を越える同時PPPoAセッションの収容が可能となります。さらにこのハードウェア拡張に加え、ATM VCの自動生成機能による設定の飛躍的な簡素化、セッションのセットアップ・レートの大幅な 改良によるダウンタイムの極小化を実現しました。この結果「Cisco 10000」は、業界屈指のPPPoAセッション集約効率、運用管理の大幅軽減、および高い信頼性を実現した大規模なADSL集約に最適のプラットフォームとなります。

製品、機能の主な仕様:

「Cisco 7600」シリーズ:

  • 新サービスモジュール MWAM の使用により、モジュール当たり16,000同時PPPoEセッションサポート(32,000セッションに拡張予定)。
  • 16ポート、48ポートギガビットイーサネットモジュールをはじめとする高密度なイーサネットモジュールにより、FTTHアクセスの効率的な集約を実現。
  • 10ギガビットイーサネットモジュールの搭載により、高密度なイーサネットアクセスに対応した高速アップリンクの提供。

「Cisco 10000」シリーズ:

  • 新プロセッサモジュールPRE-2の使用により、60,000セッション以上の同時ADSLアクセス(PPPoAセッション)を収容可能。
  • 400セッション/秒の高速なセッション・セットアップレートにより、多数のユーザセッション集約時にも、セッション再構築を含めた迅速な障害復旧が可能。
  • ATM VC自動生成機能(*)により、数万セッション使用時でも個々のVC設定は不要となり、VCの自動生成を指示する数行のコマンドを入力するだけで設定が可能。設定情報の飛躍的な簡素化を実現。

(*) ATM VC自動生成機能は、「Cisco 10000」のほか、「Cisco 7200VXR」シリーズ、「Cisco 7301」、「Cisco 7401」でも対応。

シスコ ブロードバンドアグリゲーションの製品ポートフォリオについて
各プラットフォーム シスコ ブロードバンドアグリゲーション向けBRAS製品は、小型の製品から大規模な製品までを含み、幅広いスケーラビリティをカバーするものとなっています。スケーラビリティ、パフォーマンスのみならず、運用管理の簡素化、豊富な機能および高いアベイラビリティを有するものとなっています。主な製品群として、小型ながらBRAS、LAC、LNSなど幅広いタイプの使用形態をサポートする「Cisco 7301」ルータ、高速なイーサネット集約環境に適した「Cisco 7600」シリーズ、高いATMインターフェースの集約効率で大規模ADSL集約環境(ADSL LAC)に適した「Cisco 10000」シリーズがあり、用途や規模に合わせて最適のプラットフォームを選択することが可能です。

参考価格:
日本での予定参考価格は以下の通りです。
  • Cisco 10000 Series Performance Routing Engine 2 (PRE-2) : 参考価格 760万円
  • Cisco 7600 Series Multiprocessor WAN Applications Module (MWAM) : 参考価格 1,600万円

いずれの製品も日本での販売開始は2003年9月からを予定しています。

シスコシステムズ株式会社について
 インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。1992年に設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウェアから、世界のデファクトスタンダードとなっているルータ制御用ソフトウエア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp/>

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域で、Cisco Systems Inc.の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。