日本版 ニュースリリース

みずほコーポレート銀行、シスコシステムズのオプティカル製品を導入 ダークファイバーを活用した大規模高速光ネットワークを構築


みずほコーポレート銀行、シスコシステムズのオプティカル製品を導入
ダークファイバーを活用した大規模高速光ネットワークを構築

~次世代ネットワーク網でネットワーク仮想本店を実現へ~

Apr 10, 2003
No.2003018



 インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:22億2千万円、住所:東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)は、4月10日株式会社みずほコーポレート銀行(代表:齋藤 宏頭取、資本金:7,100億円、住所:東京都千代田区丸の内1-3-3、以下「みずほ」)が、ダークファイバーを活用した大規模高速光ネットワークを構築したと発表しました。

 従来フレームリレーやATMで構築していたITネットワークインフラに、ダークファイバーとシスコのオプティカル製品「ONS15454」が提供する最新技術を追加導入することにより、バックボーンで2.4Gビットの帯域を確保、また回線コスト、運用コストの大幅な削減を実現し、かつ様々なデータだけでなく音声(VoIP)などIPアプリケーション追加やオフィス移転にも柔軟に対応できる次世代のITインフラストラクチャを確立したものです。
 「Cisco ONS 15454」は、世界で1000以上の通信事業者や企業に採用されているマルチサービス対応オプティカルプラットフォームでリング/メッシュなどあらゆるトポロジーに適用可能な柔軟性と10G、DWDMへも対応する拡張性に優れたIPとオプティカルを統合するソリューションを提供しています。

 金融ビッグバン、メガバンクの統合等1990年から2002年の間に金融業界を取り巻く環境は一気に様変わりしてきています。企業顧客の信頼を勝ち取るために必要とされていた、銀行本店の重厚なイメージも今となってはそぐわなくなってきており、店舗にお客様を迎えるという従来型の営業スタイルから、企業顧客の元へ出向いていくモビリティ型の営業スタイルへと変化が求められています。また顧客情報の記録は「セキュリティーを守るために」とあえて紙ベースで記録し、社内情報伝達手法も顧客情報に関しては紙情報が全てでした。

 最近では、顧客からも「メールで情報がほしい」「会社情報はWEBで」等コメントも増え社内コミュニケーション手段もMail、FAX、Web等IT技術を利用して一気に変えなくてはいけないという状況になってきていました。すなわちワークスタイルを変える必要がある、社内外のコミュニケーションスタイルを変える必要がある、生産性向上を追求する、そのためのITを活用した次世代ネットワーク構築が求められてきたものです。

 みずほでは、3行の分割・合併以前の3年前から、都内の各ビルと支店を結ぶ統合的な専用線中心の高速ネットワーク化を検討してきましたが、専用線では莫大な通信コストが予測され、実現には至りませんでした。昨年からのxDSLやFTTH等ブロードバンド化の波や携帯電話の普及、コミュニケーションスタイルの変化、規制緩和によるダークファイバーの活用等ネットワークインフラが変わりつつある中、2002年12月から2004年3月にかけて統合に伴い順次リロケーション(職場の再配置)を実施しており、大規模な行員の異動とネットワーク設定変更を最小限にする必要があり、ドラスティックにネットワーク を変える時期が到来したと判断し新システム導入となったものです。

 今後新技術を採用した次世代ネットワーク化を一気に進め、シスコが提唱するNVO(Networked Virtual Organization)を実現する仮想本店(5ヶ所)、仮想データセンター(iDC)さらに仮想営業部化をネットワーク上で実現し、ワークスタイル、コミュニケーションスタイルを変え、新たな関係を顧客間と構築し、社員個人を強化し、生産性の大幅な向上を目指すステップに移行していく計画です。

技術的な利点
 本システムでの利点は、以下の通りです。

  1. 高速光ネットワークの実現
     ダークファイバーを活用して構築しているので、将来的には10Gbpsまたはそれ以上の拡張が容易に実現可能。

  2. 組織変更やプロジェクト対応に迅速かつ柔軟に対応可能
     オフィス移転の際に端末固定アドレスの変更の必要性がなく、VLAN(仮想LAN)を設定することにより、複数拠点をまたがるユーザの移動にも同一セグメントで管理が可能(いわばWAN越しに離れた複数のオフィス=ビルを「一つの仮想オフィス」に見立てたネットワーク環境を実現)

  3. 管理コストの削減効果
     Sonet-Ringの特性により拡張性に優れているため、仮想本店エリアをはじめその他関係会社、取引先などへ拡張することも容易になり、ひいてはオフィス移転費用や管理費用の削減効果が十分見込め、総合的にはコスト削減効果が期待できる

  4. 音声や動画配信(ビデオ)などアプリケーション利用が可能に
     音声(VoIP)や動画配信(ビデオ)など拠点間のストレスない通信も可能になり、コミュニケーション手段が大幅に改善

  5. 災害対策時の事業継続性に有効(デザスタリカバリー対策)
     災害対策時にバックアップオフィスをリングに追加することにより、事業継続性の維持が可能に

みずほコーポレート銀行について
 株式会社みずほコーポレート銀行(Mizuho Corporate Bank Co., Ltd.)は2002年4月1日、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の分割・合併により発足し、みずほ銀行とともに、みずほフィナンシャルグループの中核として、スタートしました。大企業(一部上場企業等)、金融法人およびそのグループ会社、公団・事業団、海外の日系、非日系企業を主要な顧客として、コーポレートファイナンスを主体業務としています。グローバルなネットワークを有するコーポレートファイナンスのプロフェッショナルバンクとして、最先端の金融技術と情報技術を駆使した最高水準のソリューションの提供を行っています。株式会社みずほコーポレート銀行の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.mizuhocbk.co.jp/>

シスコシステムズ株式会社について
 インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。1992年に設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレームリレー等のハードウェアから、世界のデファクトスタンダードとなっているルータ制御用ソフトウェア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp/>

以上

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。