日本版 ニュースリリース

シスコ マルチレイヤスイッチの新たなスタンダードとなる「Catalyst6500」シリーズの次世代システムを発表


シスコ マルチレイヤスイッチの新たなスタンダードとなる
「Catalyst6500」シリーズの次世代システムを発表

~数々の技術革新による進化により既存のネットワーク投資を保護しながらパフォーマンスを最大化~
~高密度10ギガビット イーサネットにて革新的なプライスパフォーマンスを実現~

Apr. 3, 2003
No.2003016



2003年3月31日、カリフォルニア州サンノゼ発
 世界最大手のネットワーク関連機器のプロバイダであるシスコシステムズ社(以下シスコ、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン チェンバーズ)は、インテリジェントなネットワーク機能をもち業界最大シェアである「Cisco Catalyst® 6500」シリーズ マルチレイヤ スイッチ向けの、次世代システムを発表しました。企業ならびにメトロ型サービス プロバイダへの配備に最適な先進的アーキテクチャに基づく 「Cisco Catalyst 6500」 次世代シリーズは、「Cisco Catalyst 6500 Supervisor Engine 720」、高性能10ギガビット イーサネット モジュール(2ポートまたは4ポート搭載)、48ポート搭載の10/100/1000イーサネットモジュール2機種で構成されています。

 既存のネットワークへの投資を最大限に活用するため、次世代システムは、「Catalyst 6500」シリーズの全シャーシおよびインタフェースをサポートし、簡素なネットワーク管理と運用制御の強化を達成し、ネットワーク稼働保持時間を最大限まで延長します。さらに、ハードウェアによるIPv6(Internet Protocol version 6)、MPLS(Multi-Protocol Label Switching)、NAT(Network Address Translation)サービスの高速化といったさまざまなメリットを業界に先駆けて顧客にお届けします。また、今回の拡張により、10/100/1000 Mbps をワイヤリングクローゼット内に収容して、顧客ネットワークのコア側をマルチギガビット イーサネットから10 ギガビット イーサネットへリーズナブルなコストで移行させ、幅広い用途への対応を可能にしています。

「Catalyst 6500」アーキテクチャ、数々の技術革新による進化を遂げるプラットフォーム
 出願中特許数 50 以上を誇る次世代 「Cisco Catalyst 6500」は、システム性能とスケーラビリティを向上させています。顧客ユーザは、今までに購入した「Cisco Catalyst 6500」インタフェースの投資を無駄にすることなく、新たなエンドユーザ向けサービスの投入、無線ユーザの移動性(モビリティ)の向上、ネットワーク接続装置の増設に対応といったことが可能になります。顧客のネットワークTCOを低減する「Cisco Catalyst 6500」プラットフォームには、次のような革新技術が採用されています。

◇720 Gbps スイッチ回路を内蔵した新開発のスーパバイザエンジン:
新開発のスーパバイザエンジンは、「Cisco Catalyst 6500」ルーティング性能を400 Mpps(million packet per second)まで高め、従来のCatalyst 用インタフェースおよびネットワーク サービス モジュールの全機種をサポートしています。新開発のスーパバイザエンジンを使用することにより、システムのポート密度を高め、サービス モジュールをさらに実装することができます。

◇ハードウェアによる高速化を達成したインテリジェント サービスの拡張:
新開発のスーパバイザエンジンは、従来タイプの「Catalyst 6500」が提供しているワイヤレートのサービス品質(QoS)、アクセス制御リスト、IPv4 処理能力を拡大するだけでなく、高速ネットワーク コアへの実用配備を目指して、IPv6、MPLS、NATおよびGRE(General Routing Encapsulation)などのサービスをハードウェアにより高速化し、現行ニーズだけでなく今後のニーズにも対応させています。

◇Cisco GRIP 機能の追加により、ネットワーク稼動保持時間が最大限まで延長され運用コストを低減:
新開発のスーパバイザエンジンに採用されている新開発の Cisco GRIP(Globally Resilient IP)機能には、管理者向けのVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)およびGLBP(Gateway Load Balancing Protocol)などを用意し、ネットワーク トラフィックの負荷バランスの最適化能力を向上します。

◇管理サービス機能群の内蔵とインライン電源カードのサポート:
新開発の48ポート搭載 10/100/1000 モジュールに内蔵されているTDR(Time Domain Reflectometer)機能によりケーブル障害の検出が容易になり、ネットワーク管理を大幅に簡素化し、運用制御性を著しく高めています。これらのモジュールはまた、ユーザ側でアップグレード可能なインライン電源ドータカードをサポートした業界初の 10/100/1000 モジュールで、輻輳状態にあるネットワーク環境でもデスクトップへの高性能なギガビット接続を実現しています。

◇「Cisco Catalyst 6500」シリーズ全シャーシに実装可能な高密度10ギガビットイーサネット:
新開発のスーパバイザエンジンに内蔵される 720Gbps スイッチファブリックとCisco Express Forwarding技術の組合せにより実現する、業界屈指のシステムポート密度を実現可能な10ギガビット イーサネットモジュール2種類が提供されます。これらのインタフェースは新開発のスーパバイザエンジンに内蔵される 720Gbps スイッチファブリックと40Gbpsで接続され、メトロ型/長距離型サービス プロバイダに理想的インタフェースとなっており、従来高価であった10ギガ光ネットワークの設置コストを低減することができます。このモジュールはまた、10 ギガビット イーサネットへの移行を検討している企業にも最適なモジュールとなっています。

大幅なパフォーマンス向上をリーズナブルな価格で実現
 「Cisco Catalyst 6500」の次世代システムは、顧客の生産性向上に直接的に寄与する大幅なパフォーマンス向上を、リーズナブルなコストで実現します。720Gbpsスイッチファブリック内蔵のスーパバイザエンジンは、従来型スーパバイザエンジンと従来型256Gbsスイッチファブリックの組合せと同等の価格帯で提供されます。これにより顧客は従来の予算範囲で次世代システムを導入することが出来ます。また、希望価格ベースで従来1,000万円台であった10ギガビット イーサネットのポート単価は、本プラットフォームにおいて希望価格ベースでポート単価100万円台から提供可能になります。これにより顧客はギガビット イーサネットと同等の価格レンジで10ギガビット イーサネットを選択可能となります。

参考価格例:

Supervisor Engine 720(SUP720) ¥5,118,000 から
  2ポート10GbEモジュール ¥10,967,000 から(別途XENPAKモジュール要)
  4ポート10GbEモジュール ¥3,656,000 から(別途XENPAKモジュール要)

「こうしたCatalyst6500シリーズ次世代への進化は市場状況に大きなインパクトを与えます。単に10/100 ~ 10/100/1000 およびギガビット イーサチャネルから10 ギガビット イーサネットへの移行を促進させるだけでなく、顧客ネットワークの運用管理性も大幅に簡素化します。『Catalyst 6500』シリーズは現時点において、顧客が構築してきたネットワーク インフラストラクチャをそのまま活用し、次世代インテリジェント サービスやインタフェースをシームレスに追加することができる唯一のプラットフォームです。これにより、業界トップの性能と高密度を誇り、豊富な機能を内蔵し、ワイヤリングクローゼットからネットワークのコア側やデータセンタ、さらにWANエッジまでのレイヤ2からレイヤ7をカバーするだけでなく、サービスプロバイダのメトロ型イーサネット環境にも対応したネットワークシステムを構築することが可能です」と、シスコ、スイッチング・音声・ストレージテクノロジー グループ、上級副社長、ルカ カフィエロ(Luca Cafiero)は述べています。

 「ネットワークはますます戦略的な資産になってきています。これにより、私たちの学術的な目標や研究、大学運営の目標を実現することができます。ここでは、新しいネットワークのコアに先進的な特性をサポートできるインフラストラクチャを利用しています。ギガビット イーサネット へ移行した結果、サポートの面でもコスト効果が高くすでに実証済みのテクノロジーを採用することにより、当大学ではネットワークの可用性を高めています。新開発のSupervisor Engine 720を搭載し、IPv6 および MPLSをサポートする次世代『Catalyst 6500』により、プラットフォームを拡張して、現行だけでなく今後の技術やアプリケーションに対する、高まるニーズに対応することができます」と、ニューヨーク大学、ネットワーク アーキテクチャ兼マネージャのジミー キリアニス(Jimmy Kyriannis)氏は述べています。

その他の新製品
 次世代「Cisco Catalyst 6500」コンポーネントに加えて、シスコはデータセンタへの配備を想定した「Cisco Catalyst 6500」用16ポート搭載のギガビット モジュールを発表しました。

それぞれの新製品の詳細は以下の通りです。

◇720 Gbps スイッチファブリックを内蔵した新開発のスーパバイザエンジン:
新開発のスーパバイザエンジンは、720Gbpsスイッチファブリックを内蔵し「Cisco Catalyst 6500」のIPv4ルーティング性能を400 Mpps(million packet per second)まで高め、従来のCatalyst 用インタフェースおよびネットワーク サービス モジュールの全機種をサポート。また従来タイプの 「Catalyst 6500」が提供しているワイヤレートのサービス品質(QoS)、アクセス制御リスト、IPv4 処理能力を向上するだけでなく、高速ネットワーク コアへの実用配備を目指して、IPv6、MPLS、NATおよびGRE(General Routing Encapsulation)などのサービスをハードウェアにより高速化し、現行ニーズだけでなく今後のニーズにも対応。

◇4ポート搭載 の10 ギガビット イーサネット モジュール:
主に企業向けに設計された10ギガビット イーサネットモジュール。10 ギガビット イーサネットポート(最大32)を1台のシャーシにまとめることが可能。720 Gbps スイッチファブリックに対してスロット当たり 40 Gbps の接続を実現。活線挿抜可能で IEEE 802.3ae 規格に準拠した Xenpak 型光デバイスにより、柔軟性を高めサービス性を向上。

◇2ポート搭載の 10 ギガビット イーサネット モジュール:
主にメトロ エリア ネットワークまたはワイド エリア ネットワークを運営するサービス プロバイダ向けに設計されたノンブロッキング10 ギガビット イーサネットモジュール。10 ギガビット イーサネットポート(最大16)を1台のシャーシにまとめることが可能。150 ミリ秒の大容量バッファと最新のトラフィック シェーピング機能により、ネットワークの輻輳状態を緩和することが可能。720 Gbpsスイッチ回路へスロット当たり 40 Gbps の接続を実現。活線挿抜可能で IEEE 802.3ae 規格に準拠した Xenpak 型光デバイスにより、柔軟性を高めサービス性を向上。

◇48ポート搭載の10/100/1000 イーサネット モジュール(性能重視のワイヤリングクローゼット向け):
シャーシ当たり最大576本までの10/100/1000 ポートを搭載し、256 Gbps スイッチ回路との接続が可能。また、このモジュールの特徴として、IEEE 802.3af 規格に準拠し、ユーザ側でアップグレード可能なインライン電源ドータカードをサポートし、TDR機能を内蔵。

◇48ポート搭載の 10/100/1000 イーサネット モジュール(リーズナブルなワイヤリングクローゼット向け):
シャーシ当たり最大576本までの10/100/1000 ポートを搭載し、32 Gbps バックプレーンと接続。また、このモジュールの特徴として、IEEE 802.3af 規格に準拠し、ユーザ側でアップグレード可能なインライン電源ドータカードをサポートし、TDR機能を内蔵。

◇強化版 16ポート搭載のギガビット イーサネット GBIC モジュール:
光ファイバおよび複数のメディアが混在する企業バックボーンならびにデータセンタへの配備、ならびにサービス プロバイダのギガビット集約化を想定。このモジュールはシャーシ当たり最大196本までのギガビットイーサネットポートをサポートし、 ギガビットイーサネットの配備コストを低減。GBIC 型光デバイスを採用。

 「Catalyst 6000」ファミリに関する情報は下記のURLでご参照できます。
<http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/product/switch/cat6000/>

シスコシステムズ社について
 Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。1984年米国カリフォルニア州サンノゼに設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているルータ制御用ソフトウェア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp/>

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。