日本版 ニュースリリース

「Cisco MDS 9000」ファミリのSANスイッチ、顧客向けの初回出荷始まる


「Cisco MDS 9000」ファミリのSANスイッチ顧客向けの初回出荷始まる

January 16, 2003
No. 2003001



 2003年1月7日、カリフォルニア州サンノゼ発
世界最大手のネットワーク関連機器のプロバイダであるシスコシステムズ社(以下シスコ、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・チェンバーズ)は、8月の生産ライン開始時に設定した仕様に合わせて、「Cisco MDS 9000」ファミリの「マルチレイヤディレクタ」と「ファブリックスイッチ」の顧客向けの初回出荷を先月開始したと発表しました。

 今回発売されたのは、最大224個の2GビットFibre Channelポートに対応する9スロットシャーシである「Cisco MDS 9509マルチレイヤディレクタ」と、最大48個の2Gビット Fibre Channelポートに対応する2スロットスイッチである「Cisco MDS 9216マルチレイヤファブリックスイッチ」です。また、16および32ポートバージョンの「Cisco MDS 9000 Fibre Channel Module」、「Supervisor Module」のほか、各スイッチに組み込まれている内蔵スイッチおよびファブリック管理アプリケーション、「Cisco Fabric Manager」も発売されました。

 「Cisco MDS 9000ファミリの発売により、インテリジェントサービスが補完され、SANスイッチング製品市場にめざましい革新がもたらされることになります。シスコは相互運用性へのこだわりをはっきりと示し、顧客がストレージネットワーキングソリューションを一層柔軟に選択できるようにしました」と、IDCストレージ研究グループ副社長ジョン・マッカーサー(John McArthur)氏は述べています。

 「弊社は、この製品ファミリによりお客様の現在および将来のストレージネットワーキング要件を確実に満足することを目標に、お客様と非常に緊密に連携してまいりました。この目標を達成するために、弊社は最新のハードウェアおよびソフトウェアを採り入れることにより、ボックスレベルではなくシステムレベルのパフォーマンス、可用性および管理性を生み出すことに主眼を置いてまいりました」と、Andiamo Systems社CTO(技術最高責任者)トム・エデュサル(Tom Edsall)氏は述べています。昨年8月20日、シスコはAndiamo Systems社を買収する意向を発表し、現在、Andiamo社が開発しているすべての製品の製造権および販売権を包括的に所有しています。

 「Cisco MDS 9000の重要な革新技術には、ディレクタやファブリックスイッチの間で共通のハードウェアおよびソフトウェアアーキテクチャ、業界最高のパフォーマンス(1.44テラビット/秒のスイッチファブリック)とポート密度、およびバーチャルSAN(VSAN)、ロールベースのアクセス制御(RBAC)、およびQuality of Service(QoS)などからなる独自のインテリジェントサービスセットが含まれています。

 「設計開始から出荷までの2年足らずで、弊社のチームは社内で開発した6個のASICと1500万行のコードからなる生産ラインを実現し、マルチレイヤのネットワークおよびストレージ管理のインテリジェンスを備えた、業界で最も堅牢かつ柔軟なハードウェアアーキテクチャをお客様に提供できるようになりました」と、Andiamo Systems社エンジニアリング部門担当副社長、タッジオ・デ・ニコロ(Tazio De Nicolo)氏は述べています。

流通戦略および顧客フィードバック
 顧客の需要に応えて、シスコは「Cisco MDS 9000」製品の販売について、ストレージサブシステムソリューションのリーディングプロバイダと連携する方針です。

 「シスコの目標は、ストレージサブシステムのリーディングカンパニーと流通面で提携し、相互運用性、ソリューション配備、および組織的なサポートをお客様に提供することです。さらに、私たちはシスコの世界規模の販売組織を駆使してエンドユーザーの意識を喚起し、その需要を生み出していきたいと考えております」と、シスコシステムズ社上級副社長兼スイッチング、音声、ストレージ技術グループ総括管理者、ルッカ・カフィエロ(Luca Cafiero)は述べています。

 IBM社は本日、同社のストレージチャネルを通じて「Cisco MDS 9000」ファミリを販売する契約をシスコと締結したことを発表しました。シスコは他のストレージサブシステムベンダーとの事業契約がまとまり、2003年3月末までに発効するのに伴い、それらの企業を通じての出荷も開始する予定です。

顧客動向
 オーストラリアを拠点とし、6つのキャンパスに合計6万名余の学生が在籍しているディーキン大学は、シスコのSANスイッチを注文した最初の顧客に名を連ねています。

 「Cisco MDS 9000ファミリは、本学が非常に慣れ親しんでいる企業の製品です。この会社は、現在では本学のサーバーおよびネットワークインフラストラクチャーのコア向けに一連のSANスイッチを提供してくれています。本学では、1つの統合構造上にありながら物理的には離れているSANのあらゆるセキュリティおよびアクセス制御を提供するVirtual SAN等の革新的技術に特に感銘を受けました。さらに、Cisco MDS 9000は本学に、長期的なマルチプロトコルSANソリューションを提供してくれています。このソリューションにより、Fibre Channel、iSCSIおよびFCIPを利用して、ローカルとリモートの両方の接続に対応できるようになるでしょう」と、ディーキン大学情報技術本部長リチャード・タン(Richard Tan)氏は述べています。

シスコシステムズ社について
 Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。1984年米国カリフォルニア州サンノゼに設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているルータ制御用ソフトウェア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコ社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。
**当資料は、2003 年1月7日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳に、日本版独自の情報を付加したものです。