日本版 ニュースリリース

ZTV が Cisco uBR シリーズを採用し VoIP サービスを開始






ZTVがCisco uBRシリーズを採用しVoIPサービスを開始

~世界初の商用DOCSIS1.1ベースのVoIPサービス~

May 30, 2002
No. 2002027

 インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤保樹、資本金22億2千万円、東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)は、大手ケーブル事業者の株式会社ZTV(代表取締役社長:田村憲司、本社:三重県津市)がPacketCableに基づくVoIPサービスのためにCisco uBRシリーズのCMTS(Cable Modem Termination System)を採用したことを発表しました。本サービスは津市の約20万世帯で行われ、世界で最初の商用DOCSIS1.1ベースのVoIPサービスになります。

 既存のケーブルIPネットワークをDOCSIS(Data Over Cable System Interoperability Specification)1.0からDOCSIS1.1へ移行することが本サービスを提供するためには重要になります。DOCSISはU.S.のケーブル関連の標準化団体であるCableLabsが標準化を行っているケーブル業界の仕様です。DOCSIS1.1はプライマリーラインのVoIPサービスの効率的な構築のための様々な要求を定義しているPacketCableの仕様を含んでいます。Cisco uBR7246VXRとuBR10012のCMTSが本サービスでは使用される予定で、すでに両製品ともDOCSIS1.1の認定を取得しています。また、uBR7246VXRはCableLabsのAdvanced Interoperability Test Network(AITN)の中で唯一選択されているCMTSです。

 ZTVは平成11年11月よりVoIPの実証実験を行い、米国CableLabsの標準化動向などを睨みながら商用化の検討を行ってきました。シスコがDOCSIS1.1の認定を取得したこととPacketCableの実装を終えたため、今回商用のVoIPサービスを5月から開始します。

 ZTVのCTOの吉田 要氏は次のようにシスコを選択した理由を述べています。「シスコはDOCSIS及びPacketCableの市場でのリーダであると考えシスコを選択しました。シスコはエンド・ツー・エンドのQOSを持ちデータ、ボイス、ビデオのマルチサービスをハンドルするソリューションを提供しています。」

 シスコのケーブルビジネスユニットの副社長であるカーソン・チェン(Carson Chen)は次のように述べています。「DOCSIS1.1のネットワークの構築とVoIPサービスはケーブル業界の今後のマイルストーンです。シスコは本プロジェクトをZTVと共同で遂行できることを誇りに思い、ZTVのネットワークアーキテクチャのスムーズな移行と本プロジェクトのサービスの開始を確実なものにするために協力していきます。」

株式会社ZTVについて
1990年10月津ケーブルネットワーク株式会社として設立、1998年3月よりインターネット接続サービスを開始、2000年10月には株式会社ZTVへ社名変更をしました。現在三重県内において、津市を中心に22市町村にサービスを提供しており、2003年には滋賀県彦根市・長浜市及び和歌山県新宮広域圏9市町村までサービスエリアを拡大する予定です。
http://www.ztv.co.jp

シスコシステムズ株式会社について
 インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。1992年に設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウエアから、世界のデファクトスタンダードとなっているルータ制御用ソフトウエア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/jp/