日本版 ニュースリリース

シスコシステムズ 2002年度第3四半期業績を発表






シスコシステムズ 2002年度第3四半期業績を発表

~48億ドルの売上高、純利益(見込み)は8億3,800万ドル~

May 8, 2002
No. 2002022

 2002年 5月7日、米カリフォルニア州サンノゼ(SAN JOSE, Calif.)発
 世界最大手のネットワーク関連機器のプロバイダであるシスコシステムズ社 (以下:シスコ、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・チェンバース)は、2002年4月27日を末日とする第3四半期の業績を発表しました。

 2002会計年度第3四半期の売上高は48億ドル(邦貨換算約6,169億6,800万円=1US$128.535円換算)で、前年度同期の47億ドルに比べ2%増となります。また、今年度第2四半期は48億ドルでした。一般会計原則(GAAP)に基づく2002会計年度第3四半期の純利益は、7億2,900万ドル、一株当たり0.10ドルで、これに対し、前年同期は純損失27億ドル、一株当たり0.37ドルで、今年度第2四半期は純利益6億6,000万ドル、一株当たり0.09ドルでした。

 買収関連費用、ストック・オプションの行使に対する法定福利費、一定の臨時費目を除いた2002会計年度第3四半期の純利益(見込み)は8億3,800万ドル、一株当たり0.11ドルでした。これに対し、前年同期の純利益(見込み)は2億3,000万ドル、一株当たり0.03ドル、今年度第2四半期は6億6,400万ドル、一株当たり0.09ドルでした。

 2002会計年度第3四半期までの売上高は141億ドルで、前年度同期間の180億ドルに比べ22%減となっています。GAAPによる2002会計年度第3四半期までの純利益は、11億ドル、一株当たり0.15ドルで、前年度同期間は純損失10億ドル、一株当たり0.14ドルでした。2002会計年度第3四半期までの純利益(見込み)は18億ドル、一株当たり0.25ドルで、前年度同期間は29億ドル、一株当たり0.39ドルでした。

 「今四半期の業績、特に、対前年比で264%の利益増、前四半期比26%の増加には非常に満足しています。市場における当社の優位性と我々のチームが達成した堅実な成績とにより、景気回復の時期にあってシスコが順調であることを明確に示す結果が生まれました。昨年は典型的な沈滞期でした。好転へと向かうための決定的手段を講じた結果、今や非常に確実な成果が見え始めています」とシスコシステムズ、ジョン・チェンバース社長兼CEO(John Chambers)は述べています。

 さらにチェンバースはシスコの業績について、次のように述べています。「経営面から見ても、今四半期はホームランを放ったといえるでしょう。底固い業績が、63.1%の粗利益、キャッシュフロー16億ドル、在庫回転率7.5倍という、当社の目標を上回る結果をもたらしました。当社は対前年比2%の収入増を達成し、43%の落ち込みを見せている競合企業上位10社からマーケットシェアを奪い続けています」

 四半期全体を通じて、シスコは、北米の主要競合企業10社よりも10%高い成長率を目標に、収益性の高いマーケットシェア獲得に注力し続けました。シスコが精力的にマーケットシェアを獲得した結果、ルーティング、LANスイッチング、セキュリティ、VoIP、IPテレフォニー、エンタープライズ・ワイヤレスLANやVPNといった、主要マーケット分野においてリーダーシップをとることとなりました。シスコはこのほか、固定型およびモジュール型のレイヤ3スイッチでも業績を伸ばしました。顧客はQoS(サービス品質)やセキュリティ強化のために、ワイヤリングクローゼットからよりインテリジェントなパケット処理へと移行しています。シスコでは、こうした継続的なマーケットシェア獲得は、生産性と収益性の向上を実現する投資効率の高いネットワーキング技術とソリューションを、顧客に提供することに注力し続けた結果であると考えています。

エンタープライズ市場
 エンタープライズ市場では、シスコは企業に対して、事業の柔軟性、回復力を促進し、従業員の生産性を向上し、ネットワークセキュリティの脅威を緩和するネットワーキング・ソリューションのフレームワークを提供しています。前四半期に続き、シスコの企業顧客は、コアとなるスイッチング⁄ルーティング・プラットフォームや、IPテレフォニー、セキュリティ、モビリティを含む主要ネットワーキング技術に投資しています。第3四半期中、シスコは、高水準のサービス品質(QoS)とセキュリティを提供する、Catalyst 4000製品ライン向けの新しいレイヤ3スイッチング・モジュールを発表しました。また、Cisco 7200、7300、7400、7500、7600シリーズのミッドレンジ・ルータを含む業界トップのルータ・ポートフォリオの性能を拡張、拡大する機能を発表しました。また、Cisco PIX 506E、515プラットフォームを含む業界トップのファイアウォール、Cisco PIX®ファミリーの新しい先進ソフトウェア機能も発表しました。IPテレフォニー市場では、Cisco IP Contact Centerソリューションに新しいエージェント⁄スーパバイザ・デスクトップを含む新しい特性と機能を追加しました。 シスコの次世代10ギガビット・イーサネット・ソリューションを展開した新規の顧客企業には、オーストラリアのカーティン工科大学、日本の京都大学、米国のアーカンソー州立大学があります。また、シスコは、リサーチ・トライアングル・インスティテュート(RTI)、米国スクゥオー・バレー・ビレッジを含む新しいIPテレフォニー顧客の獲得も発表しました。シスコのセキュリティ・ソリューションを展開した新規の顧客企業には、ロックウッド・グリーン、センテックス・モーゲージがあります。

サービス・プロバイダ市場
 前四半期に続き、シスコのサービス・プロバイダ顧客企業は、ネットワーク、サービス、オペレーショナル・サポート・システム(OSS)を統合して運営コストを削減し、収益を拡大することに注力しました。本四半期中、シスコは引き続きサービス・プロバイダと提携して、VPN、MAN(Metropolitan Area Network)、マネージドIPテレフォニー、セキュリティといった新しい事業ネットワーク・サービス市場を開拓しました。ケース・ウェスタン・リザーブ大学は、シスコのインフラストラクチャを用いて世界最速のLANを構築で、スプリントと数百万ドル規模の契約を締結しました。 シスコのソフトウェア、ハードウェア技術をベースとするMPLS(Multiprotocol Label Switching)ソリューションを選択した新規顧客には、ベル・カナダ、BTイグナイト、フランス・テレコム、イクアント、インフォネット・サービシズ、KDDI、日本テレコム、NTTコミュニケーションズといった大手サービス・プロバイダが100社以上含まれています。なお、統合ネットワーキング・インフラストラクチャで新しいIPサービスを配信できるようにするための鍵がMPLSです。また、AT&Tは、米国全土のインテリジェント・オプティカル・ネットワークにシスコのオプティカル・ソリューションを展開したことを発表し、シスコのメトロ・オプティカル・セグメントでの主導的な地位を改めて実証しました。さらに、オーストラリアのグランジ・ネット、カナダのアルバータ州SuperNetプロジェクト、CANARIEといった企業・団体がメトロ・オプティカル戦略に興味を示し、Cisco ONS 15454プラットフォームを導入しました。

 本四半期中、シスコはサービス・プロバイダ・ケーブル市場での主導的な立場をさらに強化しました。Cisco uBR10012ケーブル・モデム終端システム(CMTS)とuBR7246VXRユニバーサル広帯域ルータは、DOCSIS(Data-Over-Cable Service Interface Specification)1.1認証を取得しています。現在、DOCSIS 1.1認証を取得したマルチプル・レイヤ3 CMTSシステムを所有している企業はシスコだけです。また、Cisco uBR7246VXRも、現在、PacketCable仕様に準拠した最先端の製品を提供しているベンダーで構成され、システムの相互運用性のテストに用いられる先進の相互運用性テストネットワークに導入されている唯一のCMTSです。また、シスコは新しいSIP(Session Initiation Protocol)対応VoIP(Voice-over-IP)ソリューションを発表しました。

コマーシャル市場
 前四半期に続き、シスコは中小企業(SMB)特有のニーズに対処し、ネットワーキング技術の価値に対する需要を啓蒙、構築する拡張プログラムや、ワイヤレス・アクセス製品、スイッチ、統合コミュニケーションシステムを含む革新的な新しいネットワーキング・ソリューションを提供しました。 シスコは、セキュリティ、アベイラビリティ、QoSを含むネットワーク・インテリジェンスを支社や遠隔地の従業員に拡大する14の新しいアクセス・ルータを発表しました。また、IEEE 802.11bと、新世代の5 GHz IEEE802.11aの両方に対応したワイヤレスLANアクセス・ポイント、Cisco Aironet® 1200シリーズも発表しました。

 Cisco Internet Business Roadmap(シスコ・インターネット・ビジネス・ロードマップ)イニシアティブは、何千社ものシスコ製品のリセラーに対し、eビジネス・アプリケーションに合わせたネットワークの設置を支援しています。さらに、Cisco Mobile Office(シスコ・モバイル・オフィス)イニシアティブでは、Airpath Wireless(エアトラン・エアウェイズの搭乗ゲートのWLAN)、ミネアポリス⁄セントポール空港(リンドバーグ・ターミナルのWLAN)、ゲイロード・エンターテイメント(フロリダ州セントクラウド、キシミーのゲイロード・パームズ・リゾート・アンド・コンベンション・センターの光速アクセス)、ルフトハンザ航空(機内の座席への高速イーサネット・アクセスを実現)を含む顧客に高速アクセスを提供できます。

 「第1四半期に米国で8.6%の生産性を獲得したという本日の発表は、顧客は、生産性に結果があらわれる技術に対して投資するという当社の信念を裏付けています。当社ではこの1年間で生産性が20%増加しましたが、うち半分はインターネット・ビジネス・ソリューションによるもので、年間収益のうち、企業ならば5~10%、政府機関ならば3~5%はインターネットによるものだと確信しています」とジョン・チェンバース社長兼CEOは結んでいます。

シスコシステムズ社について
Cisco Systems Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。1984年米国カリフォルニア州サンノゼに設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウェアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているルータ制御用ソフトウェア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコ社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。

**当資料は、2002年5月7日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳に、日本版独自の情報を付加したものです。

***財務表の参照は右記のWebサイトをご参照下さい。http://newsroom.cisco.com/dlls/fin_050702.html