シスコシステムズ 10ギガビットイーサネット製品の国内出荷を発表
~光ファイバの最大性能を引き出す最新イーサネットソリューション~
January 30, 2002No. 2002005
インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金22億2千万円、東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)は、ギガビットLANスイッチとして高い実績を誇る同社Catalyst 6500シリーズおよび高速ルータCisco 7600シリーズのインタフェースとして、10ギガビットイーサネットモジュールの国内出荷を発表しました。
今日、企業においては、PCやサーバのネットワーク接続が、CPUなどの高機能・高性能化に伴い、10/100Base-Tから10/100/1000Base-Tに移行し始めようとしています。また、企業内でのアプリケーションは、より広帯域を必要とするe-learning、ビデオ会議、CAD/CAM、ストレージネットワークなどが登場し、アプリケーションは複雑になっています。その一方で、企業は、ネットワーク管理者の工数削減を必要とし、より管理のし易いイーサネットに注目が集まっています。一方、サービスプロバイダにおいては、加速的に増加するブロードバンドトラヒックを取り扱うための、リーズナブルな広帯域ソリューションが必要とされています。また、イーサネットサービスの普及により、10M/100M/1Gを集約した際のより高速なインタフェースが求められています。このような中で今回発表した10ギガビットイーサネットモジュールは、2001年末より日本向けに出荷を開始しました。2002年1月現在までに、日本市場に数百枚を投入、すでに多数の稼動実績を作っています。
今回発表した10ギガビットイーサネットモジュールは、IEEE802.3aeドラフトに準拠した10GBASE-LRモジュール(WS-X6502-10GEとWS-G6488の組み合わせ)と、最大50kmまでの長距離通信が可能なメトロ対応の10GBASE-EX4モジュール(WS-X6501-10GEX4)の2種類があります。詳細は次の通りです。
| ●10GBASE-LRモジュール(IEEE802.3aeドラフト準拠) | |
| 製品型番 | :ベースモジュール(WS-X6502-10GE)とOIM(WS-G6488)の組み合わせ |
| 波長 | :1310nm |
| 伝送方式 | :シリアル |
| ファイバ | :シングルモード |
| 伝送距離 | :2m-10km(減衰器なし) |
| ●10GBASE-EX4モジュール | |
| 製品型番 | :WS-X6501-10GEX4 |
| 波長 | :1550nm |
| 伝送方式 | :WWDM |
| ファイバ | :シングルモード |
| 伝送距離 | :10km-50km(減衰器なし) |
10ギガイーサネットモジュールは、ギガビットLANスイッチとして高い実績を誇るCatalyst 6000ファミリの全機種と高速ルータであるCisco 7600シリーズの全機種で使用できます。Catalyst 6500シリーズ⁄Cisco 7600シリーズは、256Gファブリックを使用することで、最大210MppsのL2/L3パケットフォワーディング性能を発揮します。また、CEF(Cisco Express Forwarding)アーキテクチャは、インターネットに特有のフロー数の増大時にもパケット処理能力が低下しない、卓越したL3機能を持っています。高信頼性・QoS・セキュリティもASICでハードウエア処理するため、これらによる処理能力の低下もありません。Catalyst 6000ファミリ⁄Cisco 7600シリーズのソフトウェアでは、IEEE標準の802.1s/802.1w/802.3ad/802.1x/EoMPLS(Ether over MPLS)/MPLS VPN等の豊富な機能をサポートしており、ハードウェアではPOSやATMのように豊富なWANインタフェースをサポートしています。
これら豊富な機能・インタフェースを揃えたCatalyst 6000ファミリ⁄Cisco 7600シリーズは、10ギガビットイーサネットを搭載することで、100BASE-Tや1Gbpsインタフェースを大量に収容するデータセンタのコア、MAN環境、プロバイダのPOP間接続などでご利用いただけます。また、優れたQoS・セキュリティ機能により、e-learning、テレビ会議、CAD/CAM、ストレージネットワークなどの広帯域を必要とするアプリケーションを提供するインフラを提供します。10ギガビットイーサネットにより、ダークファイバを活用したMANやデータセンタ多重化、災害対策システムのインフラとしての利用が広がります。また、FTTH(Fiber To The Home)、TLS(Transparent LAN Service)、EoMPLSといった最新のイーサネットテクノロジをより強力にドライブしていきます。
価格
価格はいずれも希望小売価格で、802.3ae draft準拠の10GBASE-LRモジュール(WS-X6502-10GEとWS-G6488の組み合せ)は、10,931,000円、メトロ対応の10GBASE-EX4モジュールは13,455,000円です。
シスコシステムズ株式会社について
インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。1992年に設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウエアから、世界のデファクトスタンダードとなっているルータ制御用ソフトウエア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/jp/