日本版 ニュースリリース

シスコシステムズ、ノーベル財団のインターネットパートナーとしてバーチャルミュージアムの活動を支える






シスコシステムズ

ノーベル財団のインターネットパートナーとして
バーチャルミュージアムの活動を支える

~ノーベルの描く教育手段としてのインターネットの可能性~

December 5, 2001
No. 2001078


 1901年に最初の授与が行われたノーベル賞が100周年を迎え、ノーベル財団はインターネットを利用して世界中の学生が利用できるノーベル賞受賞者の功績についての情報配信を始めました。ノーベルのウェブサイトは1995年に作られ、現在では科学と文化の仮想博物館、「ノーベルeミュージアム(Nobel e-Museum)」(NeM)として拡張されています。

 科学と文化発展の歴史100年を網羅するデジタルアーカイブに新たなインタラクティブコンテンツを加えることで、ノーベルはインターネットを教育の資源、媒体として利用しています。内容はゲームやアニメーション、仮想研究室、講義から、文書、画像、映像と音声を使ったものまで多岐に渡ります。世界中の学校や大学からノーベルのサイトを訪問する人数は劇的に増えています。このプログラムによってNeMは、学生にとってこれまで以上に有用でアクセスしやすいものとなりました。

 例えば、ユーザは仮想研究室を訪れて、タンパク質配列などの実験技術を研究所の技術員「バーチャル・エヴァ」の助力で行うことができます。ラジオをクリックすれば文学賞・平和賞受賞者の記録を聞くことができ、文学賞受賞者ウイリアム・ゴールディング(William Golding)の『蠅の王』でラルフやピギー、その他少年たちが取り残された仮想再現の無人島をクリックすれば、作品に込められた象徴性やメッセージについての理解度をテストすることができます。原子、原子核、素粒子、量子などの事象や相対性理論を探求するためのツールが物理学セクションには用意され、アニメーションや図解を通して、例えばX線への理解を深める、または量子力学について学ぶことなどが可能です。医学セクションでは生命過程、DNAなどを学ぶことができます。

 「インターネット世代の到来と、その教育手段としての可能性からノーベルeミュージアムが生まれました。Webサイトを利用する学生の数は著しく増加しており、こうした要求に独創的な手段で応えていきたいと思います。このように多くの分散した相手に双方向で情報を提供できるメディアは他にはないと考えています。NeMはいつでもどこにでも存在します。仮想空間にはほとんど制限がないという事実から、さらなる知識の拡張と詳細な情報の提供が可能です」とNeMディレクター、ニルス・リンゲルツ(Nils Ringertz)氏は述べています。

 教育コンテンツへの出資はウォーレンバーグ財団(Wallenberg Foundation)とシスコシステムズ社で行いました。シスコはインターネットネットワーキングの世界的リーディングカンパニーであり、ノーベルウェブサイトを支えるネットワークインフラを提供しています。シスコの教育プログラムであるシスコ・ネットワーキングアカデミー・プログラムに在籍する若い学生の協力で設置された設備は、ネットワークの機能の拡張と共に冗長性とセキュリティが向上しています。シスコは、ノーベルが催すイベントをインターネットTVで放送することも計画しています。さらに、他のスポンサーと共にノーベルと緊密に連携して、科学及び技術セクションの実践的な産業用のアプリケーションへつながる自然科学分野での発見に焦点をあて、同セクションのコンテンツ開発についても協力しています。

 「インターネットを教育のために利用することは、多くの人の想像を越えて進化すると考えています。コンテンツの充実とインターネットアクセスの進歩によってウェブ上での教育は加速するでしょう。そして、その逆もまた同様だと思われます。実際に、ノーベルがコンテンツの充実をリードしてきたように、世界各国の政府が学校や団体にブロードバンドアクセスを提供することを約束しています。ノーベルは教育資源を簡単に利用できるようにしました。その事業に、インターネットを通じてわが社が協力できたことを誇りに思います」とシスコシステムズ社会長ジョン・モーグリッジ(John Morgridge)は述べています。

 ノーベルのサイトには将来、感染症、疾患、癌などの新しい診断方法などを扱う医学セクションや、物理学の発見、新たな情報技術の実現の過程などを扱う科学、技術セクションが含まれています。また、受賞者の講義やインタビューの放送、前世紀の紛争や平和活動などを説明したマルチメディア文書にリンクするマップなども加えられる予定です。

ノーベル財団について
 ノーベル財団は1900年6月29日に設立され、アルフレッド・ノーベル(Alfred Nobel)の遺志に基づいて彼の遺産から物理、科学、生理学および医学、文学、平和活動の各ノーベル賞を授与しています(最初の授与は1901年)。財団は以下の賞授与団体から共通の利益を保護する委任を受けています。:The Royal Swedish Academy of Sciences、The Swedish Academy、The Nobel Assembly of the Karolinska Institute、The Norwegian Nobel Committee.

シスコとe-leaning
 Cisco Systems, Inc.(NASDAQ:CSCO)は、インターネットネットワーキングの世界的リーディングカンパニーです。シスコはeラーニング分野での自社技術応用と多くの成果で広く知られています。社員の90%は最新の情報を得るためにeラーニングを利用しています。1997年、シスコはシスコ・ネットワーキングアカデミー・プログラムを開設しました。このプログラムは、オンラインで最新のカリキュラムを提供し、教育機関がネットワーク分野の教育ニーズを満たすのを助けることを目的としています。世界中の8000以上の教育機関がシスコ・ネットワーキングアカデミー・プログラムを採用し、学ぶ学生は150,000人になろうとしています。このeラーニングプロジェクトは合衆国政府の協力を受け、バングラデシュ、カンボジア、マリ、チャド、コンゴなどの国で提供されています。

ノーベルeミュージアムの詳細については下記を参照してください。
http://www.cisco.com/jp/news/iQ/fea/how/nobel.html

ノーベル-シスコインターネットイニシアチブの詳細については下記を参照して下さい。
http://www.cisco.com/nobel

*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。

**当資料は、米国で発表された内容の抄訳に、日本版独自の情報を付加したものです。