日本版 ニュースリリース

NECとシスコ、ミッションクリティカルシステム向けネットワーク分野での協業について






日本電気株式会社
シスコシステムズ株式会社

NECとシスコ
ミッションクリティカルシステム向けネットワーク分野での協業について

August 27, 2001
No. 2001057


 日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:西垣 浩司、以下NEC)とシスコシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒澤 保樹、以下シスコ)はこのたび、大規模なミッションクリティカル(基幹業務)システム向けのネットワーク分野において、シスコ製品を中心としたソリュー ションの共同開発、ネットワーク構築やマーケティング・販売活動における協力体制の強化について合意いたしました。

このたびの協業の概要は以下の通りであります。

  1. 金融機関や通信事業者などに導入される大規模なミッションクリティカルシステム向けの高速・高信頼性のネットワーク構築を行なうため、両社の技術・ノウハウを持ち寄り新たなソリューションを共同で開発する。具体的には、シスコのレイヤ3スイッチ「Catalyst 6500」、NECのUNIXサーバ「NX7000」をベースとしたシステムの設計と接続検証を共同で行ない、NECの金融機関向けオープン勘定系システム 「BankingWeb21」をはじめとするミッションクリティカルシステムに最適なネットワークソリューションを確立する。

  2. NECが受注したミッションクリティカルシステム案件に対し、シスコは同社のネットワーク・ソリューション・センター(NSC)に専任のSEを準備し、ネットワーク設計・構築における支援を行なう。

  3. セミナー・展示会・広告などのマーケティング活動や営業活動を協力して推進する。また、ミッションクリティカルシステム向けのネットワークに関する技術の共有化を図るほか、SE教育においても協力体制を強化する。


従来、NX7000をベースとした大規模ミッションクリティカルシステムを構築する際のサーバ間ネットワークでは、ファイバーチャネルスイッチ(FCS)を用いた接続が主流でありましたが、このたびの協業によって、ギガビットイーサネットに対応したレイヤ3スイッチを採用することとなります。これにより、(1)約2倍のサーバ間の高速通信を実現できること、(2)サーバ接続台数が、実用上、無制限になること(FCSでは最大128台)、(3)半額以下の費用でネットワークシステムを構築できることなど、システムの性能・拡張性・価格性能比を大幅に向上することが可能となります。

このたびの協業によりNECでは、シスコ製品を活用したネットワークシステムにおいて今後1年間に300システムの販売を見込んでおります。

 金融業・通信業をはじめ、あらゆる業種や官公庁において、オープン&ミッションクリティカルシステムに対するニーズがさらに増大すると見込まれております。大規模なミッションクリティカルシステムにおいては、分散型のシステム構成を採用することで耐障害性を強化していることから、従来のシステム以上に高性能・スケーラビリティ・高信頼性を有するネットワークが必要とされております。
 NECおよびシスコでは、こうしたニーズに応えるため、協業することにいたしました。両社では、このたびの協業により、ミッションクリティカルシステム領域において、さらなる高性能・高信頼性を実現したネットワークソリューションを提供してまいります。

 NECおよびシスコは、1992年にルータ⁄スイッチ製品のOEM契約を締結して以来、ネットワーク分野において、キャリア向けルータのインタフェースカードの共同開発や、音声⁄データ⁄ビデオ統合ソリューションなどソリューションの連携販売を行なうなど緊密な協力関係を築いてまいりました。このたびの協業は、こうした両社の協力関係をさらに強化するものであります。

 NECでは、ネットワークソリューション体系「iBestSolutions⁄Network」に基づき、ネットワークの企画段階から構築・運用に至るまでのトータルなサービスを提供してまいりました。このたびの協業によって、シスコの先進的な製品・技術やソリューションを積極的に「iBestSolutions⁄Network」に取り入れることで、さらなるサービスの強化を図ってまいります。
 また、NECおよびシスコでは、引き続き協力関係の強化を推進し、ブロードバンド&モバイル時代に対応した各種ソリューションの開発や推進を共同で行なうほか、顧客へのネットワークサービスの導入に際して共同で支援活動を行なってまいります。