日本版 ニュースリリース

シスコシステムズ、組織改正を発表






シスコシステムズ、組織改正を発表

~11の技術グループを編成、よりフォーカス~

August 27, 2001
No. 2001056


 2001年 8月23日、米カリフォルニア州サンノゼ(SAN JOSE, Calif.)発
世界最大手のネットワーク関連機器のプロバイダであるシスコシステムズ社 (以下:シスコ、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・チェンバース)は、さらなる目標達成を目指した組織改正を発表しました。これは、変化する顧客の要求と業務のコアを一致させ、通信市場における統合化の中でシスコの強みをさらに強化することを目的としたものです。今回の改正は、現行の業態別組織から、一元的なエンジニアリング部門とマーケティング部門へ移行するもので、新たなエンジニアリング部門は11の新技術グループに集約され、マーケティング部門は、シスコ独自技術と他社技術との差違を強調することに専念します。

 「今回の改正は、顧客の要求と、市場が明確に変革しているのに対応することが中心です。従来の業態別組織は、顧客の業態区分や製品への要求が明確に異なっていた過去においては、非常に効率よく機能してきました。現在、このような顧客のカテゴリーがあいまいになっており、シスコは、顧客の生産性と収益の向上を支援する一貫したアーキテクチャに基づいた、業界で最も幅広い製品を提供できる確固たるポジションにいます。当社がこのような改正を行うのは、事業が安定する兆しが見え始めている今この時期だからこそです。未来は予言できませんが、今四半期最初の数週間の受注は、第4四半期の業績説明で予測した値に一致しています」とジョン・チェンバース社長兼CEO(John Chambers)は述べています。

 同時に組織改正に伴う経営陣の異動も発表しました。シスコに8年間在籍し、新ビジネスベンチャーグループの上席副社長だった経験深いマリオ・マッツォーラ(Mario Mazzola)が、CDO(Chief Development Officer=最高開発責任者)に任命されました。マッツォーラCDOは新しく11の技術グループで構成されるエンジニアリング部門全体を統括し、直接チェンバースCEOにリポートします。
 元コマーシャル事業部門統括のチャーリー・ジャンカルロ(Charlie Giancarlo)上席副社長は、技術グループのうち4グループを指揮し、マッツォーラCDOの直属となります。元CSO(最高戦略責任者)マイク・ボルピ(Mike Volpi)上席副社長は、新たな経営上の役割として最大の技術分野である、インターネット・スイッチングおよびサービスを統括し、マッツォーラCDOに直属します。エンタープライズ部門統括のジェームス・リチャードソン(James Richardson)上席副社長は、CMO(Chief Marketing Officer=最高マーケティング責任者)となりマーケティング部門を統括し、チェンバースCEOに直属します。

 サービスプロバイダ部門担当であったケビン・ケネディ(Kevin Kennedy)上席副社長は、シスコを離れ、外部でのチャンスを求めます。その後、シスコの業界および技術顧問に就任する予定です。8年間のシスコ在職時には、サービスプロバイダ分野で、TDMからパケットへの技術革命を利用した他社をリードするシスコの戦略を担っていました。

 「新たな経営陣に非常に期待しています。この新組織によって、シスコは、より一層顧客に近づくことができ、チームワークを改善し、製品やリソースの重複を取り除くものです。優れたチームワークには、リソースを効果的に分かち合い、収益力の強い成長分野に配分するための、一元的な意思決定が必要です。また、新しい組織編成に対するケネディ氏の見識に感謝しています。彼と彼のチームが、アクセスルータ、優れたVoIP、高可用性、競争力のあるポジショニング、その他数々の分野で達成した業績も称えたいと思います。ケネディ氏がいなくなるのは本当に残念ですが、今後も、業界および技術顧問として、一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。」と経営陣の異動について、チェンバース社長兼CEOは述べています。

11の技術グループ別部門
 シスコは従来の業態別の3部門(エンタープライズ、サービスプロバイダ、コマーシャル)から移行することにより、以下の技術分野に専念できます。

  • アクセス
  • アグリゲーション
  • IOS技術部門(ITD:IOS Technologies Division)
  • インターネット・スイッチングとサービス
  • Ethernetアクセス
  • ネットワーク管理サービス
  • コア・ルーティング
  • オプティカル関連
  • ストレージ
  • ボイス
  • ワイヤレス


 1997年にシスコは、当時の2つの新しい市場機会(サービスプロバイダのIPサービスへの移行と、チャネル経由の中小企業によるIP製品の導入)に対応するように、業態別(Line of Business)に組織を編成しました。当時の競合状況は、大規模サービスプロバイダ向けのサプライヤーと、高度に特化したチャネル向の装置を提供するサプライヤーが特色となっていました。この組織上の戦略は、業態別体制下での飛躍的な成長(会計年度1997年64億ドルから、会計年度2001年223億ドル)が裏付けるように成功を収め、それによって、シスコは大企業向け市場とサービスプロバイダ向け市場のリーディングカンパニーとして認められるようになりました。

シスコシステムズ社について
Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。1984年米国カリフォルニア州サンノゼに設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウエアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているルータ制御用ソフトウエア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコ社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/

* 当資料は、2001年8月23日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳に、日本版独自の情報を付加したものです。