日本版 ニュースリリース

シスコシステムズ、2001年度第4四半期及び通期業績を発表






シスコシステムズ2001年度第4四半期及び通期業績を発表

~ 前年比18%増、222億9千万ドルの売上高~

August 8, 2001
No. 2001055


 2001年 8月7日、米カリフォルニア州サンノゼ(SAN JOSE, Calif.)発
 世界最大手のネットワーク関連機器のプロバイダであるシスコシステムズ社 (以下:シスコ、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・チェンバース)は、2001年7月28日を末日とする2001会計年度第4四半期及び通期の業績を発表しました。

 同社年間売上高は222億9,000万ドル(邦貨換算2兆7,619億5,390万円=1US$123.91円換算)になり、前年の189億3,000万ドルに比べ、18%の伸びでした。

 2001年第4四半期の売上高は、前年同期の57億2,000万ドルに対し、25%減の43億ドルとなりました。買収関連費用やストック・オプションの行使に対する法定福利費、少数株主持分からの純利益の影響を除いた、2001年会計年度純利益(見込み)は30億9,000万ドル、一株当たり0.41ドルで前年の39億1,000万ドル、一株当たり0.53ドル純利益(見込み)に比してそれぞれ21%および23%の減少でした。

 2001年度通期最終純益では、前年度26億7,000万ドル、一株当たり0.36ドルの純益に対して、10億1,000万ドル、一株当たり0.14ドルの純損失でした。

 2001会計年度第4四半期の売上高は43億ドルで、昨年同期の57億2,000万ドルと比較して25%減でした。当期純利益(見込み)は、1億6,300万ドル、一株当たり0.02ドルとなり、前年同期12億ドル、一株当たり0.16ドルに比べ、それぞれ86%と87%の減益となります。

 2001年会計年度第4四半期の純益は、前年同期7億9,600万ドル、一株当たり0.11ドルに比べ、700万ドル、一株当たり0.00ドルでした。

 「多くの面で、当会計年度はまるで違う二つの年のようでした。上半期は当社が12月に年間を通じて60%を超えると予測したように成長下での楽観的なスタートを切りましたが、下半期には極端にチャレンジャブルな局面に変わりました。このような市場環境では、我々の競争優位性は、顧客の価値を高めるために提供しなければなりません。当社は、主要な市場で初期のビジネスの勢いを取り戻し始めています。また、私たちは売上とマーケットシェアの観点から見れば、市場が回復するとともに顧客の戦略的なパートナーとして認められ、市場をリード出来る非常によい位置にいると信じています」とジョン・チェンバース社長兼CEO(John Chambers)は述べています。

 シスコは、顧客のビジネス・ニーズに合わせ、下記の各主要マーケット分野全般で「エンド・ツー・エンド」のアーキテクチャー構成する最良の製品を顧客に提供しています。

 サービス・プロバイダ向け市場においてシスコは、キャリアーIPシステム、VoIP(Voice-over-IP)、メトロ・オプティカル・ネットワーク各部門でリーダーシップを発揮しています。次世代インターネットルーティング、IP+オプティカル、VoIP 、メトロの各分野でソリューションを提供することで、シスコはIPにおけるリーダーシップと専門的技術をさらに推し進め、サービス・プロバイダに新たな収入の機会をもたらすデータ・サービスの構築を支援し続けています。6月に、シスコは、「Cisco 7400」、「Cisco 12406」、「Cisco 10005」、「Cisco 7600」などの増強を含む、新しいプラットフォームを備えたNGIR(Next Generation Internet Router)インターネット・ルータのポートフォリオを拡大しました。さらに、製品評価で業界トップのMiercom社が実施した最新のギガビットルータのテストで、「Cisco 12410」インターネット・ルータが、音声、映像などの優先順位が高いデータサービスにおいて、最も低いレイテンシーと最も高いQoSを実現しました。それらの結果により、Qwest、AOL、フランステレコム(France Telecom)、グローバル・クロッシング(Global Crossing)、Velocita、中国ユニコム、中国テレコム(China Telecom)等主要なサービス・プロバイダの顧客が「Cisco 12000」を10Gの伝送と音声サービス拡張に向けたVoIP用プラットフォームとして選択したと発表しました。音声分野では、シスコは「Cisco 5800 Voice Gateway」上のASAP(Any Service, Any Port)を発表しました。「Cisco ONS 15454」メトロ・オプティカル・プラットフォームを強化する「OC-192」機能を発表しました。これはIP+オプティカルの製品強化で10-Gbpsの伝送を横断的に強化するものです。またさらにメトロ・ファイバー・ネットワーク用シリコン技術を支えるAurora Netics社の買収の意図を発表しました。

 エンタープライズ向け市場においては、当社は競争力の強化と経費を節減を実現する「Cisco AVVID(音声、ビデオ、データ統合アーキテクチャー)」を提唱しeビジネスのニーズに応えるソリューションのベースとして引き続き注目を集めています。シスコAVVIDに基づいた、シスコのエンタープライズ向けテクノロジーである、IPテレフォニー、セキュリティ、VPN、ストレージ・ネットワーキング、オプティカル、ルータ、スイッチは、現在顧客に利用可能な最も包括的なネットワーク上のソリューションを提供します。
 シスコは、IPフォン、インフラストラクチャー、ユニファイド・メッセージ、IPコンタクト・センター用、ソフトウエアおよびハードウエアから構成されているIPテレフォニー向けソリューションとして9種の機能拡張を実現しました。これらのソリューションを導入・展開する新しい顧客はDatek Online、アメリカ海兵隊、ヒューストン大学が含まれます。セキュリティ市場では、シスコが、SAFE、セキュリティ機能を整備した新しいルータと同様にe-ビジネス用セキュリティへのブループリント、およびVPN機能性にいくつかの増強を発表しました。
 急成長するストレージ市場では、新しい小型コンピュータ向けIPインターフフェイスiSCSI標準化すべく貢献しています。シスコは、世界初の商業ベースで利用可能なiSCSI記憶ネットワーキング・プラットフォーム「Cisco SN 5420 Storage Router」の出荷を開始しました。ハイエンド・スイッチでは、シスコは、新しい13-スロットの「Catalyst 6513」を含む、「Catalyst 6000」ファミリーの強化を発表しました。さらにAllegro Systems社買収の計画を発表し、また「Cisco 7600」インターネット・ルータと「Cisco 7400」に、インテリジェントなIPサービスを増強するソルーションを発表しました。

 コマーシャル市場においては、シスコが、中小規模ビジネスがワイヤレス通信、アクセス製品、スイッチ、統合コミュニケーション・システムを含むネットワーク・ソリューションの使用で最大限の可能性を発揮できるよう支援を続けています。
 シスコは、マルチユニット(MxU)市場に向けた「Cisco Long-Reach Ethernet」(シスコ長距離イーサーネット)、「Cisco Building Broadband Service Manager」、ワイヤレスLAN製品、Aironetを含む包括的なソリューションを発表しました。これらはホテル、アパート、オフィスビルを含むマルチユニット(MxU)建造物への高速での広帯域接続サービスの配備を可能にするものです。Starwood Hotel and Resorts Worldwide社は、シスコMxUソルーションの展開を開始しました。

 「シスコ・インターネット・モバイル・オフィス・プログラム(CIMO)」ではGRICとNCRとともに、顧客に拡張したサービスエリアを供給し、サービス・プロバイダが業務での出張者・旅行者に利用可能な最も広範囲で広帯域のネットワーク・アクセスを世界的に供給することを可能することを発表しました。シスコは中小規模ビジネス、小規模支店間通信を可能にする新しいモジュラー・アクセス・ルータ「Cisco 1751」を発表しました。この製品はコスト効率良くインターネット・ビジネスアプリケーションの利用を可能にします。シスコはさらに広帯域のゲートウェイ・ルータ「Cisco 806」とセキュリティ・アクセス・ルーター「Cisco 1710」を発表しました。これら製品は、中規模のネットワーク、支店および企業テレワーカーをサポートするシスコ・セキュリティとVPNポートフォリオのさらなる拡張を促進します。グローバルでは、CIMOイニシアチブのもとホテル業を中心にアジア太平洋、中東、ヨーロッパを横断して広帯域のネットワーク・サービスが提供されることを発表しています。

 「我々は、労働生産性向上がインタネットの利用により実現可能であり、インターネット・アプリケーションとネットワーキング技術により既にそれがもたらされ始めていると信じています。私たちは、いまだ技術革新の非常に初期のステージにあり、この産業の長期見通しの中でもシスコがその中で演ずる役割が劇的に変わっているとは思いません」とチェンバース社長兼CEOは結んでいます。

シスコシステムズ社について
Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。1984年米国カリフォルニア州サンノゼに設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウエアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているルータ制御用ソフトウエア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコ社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。http://www.cisco.com/