日本版 ニュースリリース

トヨタ、シスコ支援の下、世界規模で「次世代IP高速ネットワーク」を構築






トヨタ自動車株式会社
株式会社トヨタデジタルクルーズ
シスコシステムズ株式会社

トヨタ、シスコ支援の下、世界規模で「次世代IP高速ネットワーク」を構築

June. 13, 2001
No. 2001040


 ネットワーク機器の世界的プロバイダであるシスコシステムズ株式会社(社長:黒澤保樹、以下シスコ)は、トヨタ自動車株式会社(社長:張富士夫、以下トヨタ)ならびに、トヨタグループのグローバルな情報通信ネットワークをサポートする株式会社トヨタデジタルクルーズ(社長:戸田雅章、以下トヨタデジタルクルーズ)の、インターネット経済に対応する次世代IP(インターネット・プロトコル)高速ネットワークを世界規模での構築に全面的支援すると発表しました。

 企業活動のグローバル化が急速に進展し、グローバルでの最適生産・調達・供給・販売体制を早期に構築する必要性が高まるとともに、社内情報システムの高度化の急速な進展に伴い、ネットワークに対する高速大容量化、高い信頼性の確保といったユーザーニーズが増大しています。
 一方、トヨタのデータネットワークは初期導入から十数年が経過し、技術の変遷とともに、地域・部門ごとに様々な通信方式のネットワークが導入されたことでシステムが複雑化するとともに、一部は陳腐化するなどの課題が顕在化してきました。

 こうした中トヨタおよびトヨタデジタルクルーズは、社内ネットワークインフラの強化の観点から、世界的規模でITの再構築を進め、「次世代IP高速ネットワークインフラ」を構築することが必要と考え、シスコの支援の下、ネットワークの基本設計段階から、グローバルに通用する より高度な設計標準を設定。具体的にはシスコの提案する新しい構築基準をテンプレート(雛型)とし、大容量バックボーンの構築、ネットワークにおける高水準のサービス・レベルの保持、強力なバックアップシステムによる高い信頼性の確保を実現します。開発から生産、物流、販売システムのIPネットワークへの統合を図るとともに、データ・ビデオ・音声の同一ネットワークへの統合をシスコの最先端技術を基に実現。これによりネットワークのコアから末端に至るまで、エンドツーエンドでネットワークサービスの均質性を確保します。

 これにより、トヨタの日本国内の主要工場、物流拠点、全事業所ならびに事務所はもちろんのこと、海外拠点や協力関連会社といったビジネス・バリュー・チェーンの全てを次世代IP高速ネットワークで再構築することで、従来業務をより効率的かつ安定的に運用できる環境を提供するとともに、新たな業務ニーズに対しても必要なネットワーク環境をタイムリーに提供できるシステムの拡張性を確保することが可能となります。

 トヨタは今後も、こうしたインターネットをフルに活用したグローバル・ビジネスモデルへの変革をさらに推進し、企業競争力を国際的に強化することで、グローバルでの最適生産・調達・供給・販売体制の確立を目指しており、シスコとしては、ネットワーク技術での全面的な支援を今後行う計画です。

シスコシステムズ株式会社について
インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。1992年に設立されました。シスコはネットワークの「エンド・ツー・エンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウエアから、世界のデファクトスタンダードとなっているルータ制御用ソフトウエア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/jp/