日本版 ニュースリリース

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ご参考資料

日本オラクル株式会社
シスコシステムズ株式会社

日本オラクルとシスコ、CRM事業展開で協業

~次世代音声・データ統合インフラを利用した顧客ケアの実現へ~

Dec. 28, 2000
No. 200078


 日本オラクル株式会社(東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅 正明)とシスコシステムズ株式会社(東京都千代田区丸の内3-2-3、代表取締役社長:黒澤保樹)の2社は、日本企業の次世代型CRMの円滑な構築を支援するため、VoIP(Voice Over IP)技術などインターネットをコミュニケーション基盤とする顧客コンタクト・センター・ソリューションを共同開発、提供していくことに同意いたしました。

 さる7月には米国において両社のCRM事業での協業がアナウンスされており、これを日本においても展開していくものです。

 IPネットワークによる音声・データ統合の動きが活発化し、企業においてインターネットがビジネス・コミュニケーションの中心的役割を果たそうとしている状況において、日本オラクルとシスコは、これまでのコールセンターに代表される電話中心型の顧客ケアのやり方から、よりコスト効率良く、さらにマルチメディア利用のコミュニケーションにも柔軟に対応可能なインターネット型のコンタクト・センター・ソリューションの可能性に注目しました。

 今回日本オララルとシスコで提供するソリューション「ニューワールド・カスタマー・インタラクション・スイート」は、「Oracle E-Business Suite」、Cisco カスタマー・コンタクト・ソフトウェア・プラットフォームを強固に統合することにより実現され、電話とインターネット・アクセス(E-メール、Webチャット)、マルチメディアを利用した顧客対応が可能となります。企業ユーザーは、本ソリューションを利用することにより既存の電話対応によるコールセンターから次世代型のインターネットを中心としたマルチメディア対応のコンタクトセンターへの移行が容易に実現でき、顧客との通信費用を大きく削減すると同時に、顧客対応するオペレータの生産性と顧客満足度の向上を図ることが可能となります。

 インターネット対応のアプリケーション・スイートである「Oracle E-Business Suite」との連携により、顧客データの一元管理が実現され、電子商取引をはじめとするE-ビジネスの領域にまでコールセンター・ビジネスの可能性を広げます。

 今後両社は、共同でアプリケーション開発・検証ラボを設立し、日本市場に適合するソリューションを両社のパートナー企業と共同で提供していきます。今回の提携によるソリューションの日本市場への導入は、2001年春を予定しています。

「Oracle E-Business Suite 11i」は、コールセンター、インターネット、マーケティング、セールス、サービス、さらに、統合会計、プロジェクト管理、生産管理、サプライチェーン管理、人事管理、インターネット調達、SEM(Strategic Enterprise Management)など、企業のEビジネスを実現する100種類以上のアプリケーション・モジュールで構成されています。これらの豊富な機能群は部門を越えた業務連携を支援するために完全に統合されており、導入やインテグレーションにコストと時間をかけることなく、End to EndのトータルなEビジネスソリューションを実現します。また、フロント・オフィスであるCRMとバック・オフィスであるERPとが、スイート製品として密接に連携しているため、部門間だけでなく企業全体で顧客満足度の向上に取り組むための情報統合を実現します。

 シスコが提供しているカスタマー・コンタクト・ソフトウェア・プラットフォームは、Cisco ICM(インテリジェント・コンタクト・マネージメント)、Cisco CIS(カスタマー・インタラクション・スイート)から構成され、PBX/ACD(電話交換機/呼分配機)やICD(音声応答装置)などのハードウェアと連動し顧客からの問い合わせを最適な部門・オペレータにルーティングする仕組みの提供や、インターネットを利用しWeb画面共有による顧客とオペレータ間におけるリアルタイム対話の仕組みの提供、さらに電話とインターネットなどのあらゆるメディアを統合した顧客との対話のインテリジェントな管理や業務アプリケーションとのインタフェースを提供します。日本市場においても複数の通信事業者が本プラットフォームを採用し企業向け2001年からのサービス提供の準備を進めており、また、製造業を中心に数社の大手企業も採用を決定しシステムを構築しています。

 今回の両社の提携により、電話とインターネットとを統合した新しい顧客と企業の対話の仕組みを提供するシスコのコミュニケーション・プラットフォームと日本オラクルのE-ビジネス・アプリケーション構築プラットフォームがシームレスに連動、E-ビジネス化を強力に推進しようとする日本の企業ユーザーのCRM構築が、より円滑になります。

日本オラクル株式会社について
日本オラクル株式会社はオラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点としたEビジネス構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日の店頭市場への株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1417名(2000年5月末現在)
URL:http://www.oracle.co.jp/
*Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。

シスコシステムズ株式会社について
インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の子会社です。1992年に設立されました。シスコはネットワークの「エンドツーエンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウエアから、世界のデファクトスタンダードとなっているルータ制御用ソフトウエア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。日本では沖電気工業株式会社、伊藤忠テクノサイエンス株式会社、ネットワンシステムズ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社などの販売店を通じて販売いたします。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
URL:http://www.cisco.com/jp/
*Cisco、Cisco IOS、Cisco Systems、CatalystおよびCisco Systemsのロゴマークは、米国およびその他の地域で、Cisco Systems Inc.の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。