日本版 ニュースリリース

Japan News






シスコシステムズと電通国際情報サービス

ネット金融、デジタル・コンテンツ・ディストリビューション分野において
事業協力することで合意

Sep. 05, 2000
No. 200056

 株式会社 電通国際情報サービス(略称:ISID、本社:東京都中野区、資本金: 7億4300万円、社長:瀧浪壽太郎)とシスコシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:黒澤保樹、以下シスコ)は"ネット金融分野"におけるトータル・ソリューションの提供とデジタル・コンテンツ・ディストリビューション分野で事業協力することに合意しました。

 インターネット・バンキングやネット・トレーディングの普及・拡大、金融再編成にともなう金融ポータル・サイトの構築などいわゆる"ネット金融分野"のニーズが昨年後半くらいから急速に高まってきています。また、流通業などからの決済銀行業への参入等、他業種からの参入で市場が活性化すると同時に市場自身も拡大しています。ISIDは、このような金融市場における変化にいち早く対応して"ネット金融分野"におけるシステム構築に取組み、東京三菱銀行様のインターネットバンキングをはじめ、数々のミッションクリティカルな大規模WWWシステムの構築実績を積み重ねつつあります。
 また、シスコはインターネット市場におけるネットワークインフラの提供に関して、国内でマーケットリーダーであり、様々なネットワーク・ソリューションを大手ユーザーに提供しております。今回の"ネット金融分野"における提携により、いち早く"ネット金融"向けトータルソリューションをユーザーに提供できる体制を構築します。

 一方、通信基盤の大規模な変革が国内でも進行しており、具体的には光ファイバー網の拡大、xDSLサービスの普及促進、IMT-2000等の次世代携帯規格、BS/CSデジタル放送によるデータ放送・双方向通信などのブロードバンド化が計画されています。さらに、携帯電話・携帯端末(PDA)、情報家電、車戴端末などネットワーク・デバイスの多様化も急速に進んでおり、社会生活全般に影響を与えるまでになっています。このような状況において、従来のトランザクション・データを中心としたコンテンツの流通から、"よりリッチなコンテンツ~動画、音声等のマルチメディア・コンテンツ"の流通が加速度的に増大していくと予測されています。同様に企業内においても、E-Learningなどのリッチ・コンテンツをベースにした新しいサービスが普及していくものと予想されます。
 ISIDは、これらのデジタル・コンテンツを中核とするビジネスにおいて、単にIT(情報技術)だけではなく、戦略立案支援やマーケティング・プラン立案、コンテンツ制作などのサービスを併せて提供することが重要と認識しており、これらを統合的に提供する体制を準備しています。シスコはコンテンツ・ネットワーキングとAVVID(Archetecture for Voice, Video and Integrated Data)という2つのネットワーク・ソリューションをベースに、ISIDと一緒にデジタル・コンテンツを最適にディストリビューションできるトータルなソリューションを共同で提供していく計画です。

具体的には、以下の取り組みを共同で行っていきます。

  • ネット金融分野については、シスコのネットワーク機器および技術をベースにISIDがアプリケーション開発を担当し、両社が共同で、"ネット金融"を早期に立ち上げるためのトータルなソリューションを開発、顧客に提案します。
  • デジタル・コンテンツ・ディストリビューションについては、シスコが提供するコンテンツ・  ネットワーキングとAVVID(Archetecture for Voice, Video and Integrated Data)アーキテ  クチャーをベースに、ISIDがトータルなソリューションを提供する体制を構築します。
  • 共同啓蒙活動・共同営業活動(事例紹介、セミナー、共同マーケティング活動、案件紹介、個別案件での協調など)を積極的に推進します。


 シスコが今回、ISIDをパートナーとして選んだのは、

  • ISIDがバンキング、リスク管理、キャッシュ・マネージメントなどの国際金融分野およびインターネットバンキングなどのネット金融分野において手掛けてきた業務アプリケーション開発実績
  • EC⁄EDIシステム・ソリューションへの積極的な取組み姿勢
  • 日本を代表する大手企業を顧客ベースに持つこと
  • トータル・ソリューションの提供をミッションとする企業ポリシー などを評価したためです。

 今回提携するネット金融分野とデジタル・コンテンツ・ディストリビューション分野は、今後大幅に伸びると予想されます。両社はお互いの得意分野での強みを持ち寄ることで提案するソリューションの付加価値を高め、提案機会の増大と顧客の拡大に結びつけることを狙っています。

 両社は、

  • 金融業界(銀行、証券、保険など)
  • インターネットを利用した各種デジタル・コンテンツ配信サービス提供事業者
  • 社内情報システムでデジタル・コンテンツを配信する一般企業   などををターゲットに、積極的に提案活動を行っていく計画で、本年度内に大型案件3件受注を目標としています。

<ご参考>

シスコシステムズ株式会社について
 インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の子会社です。1992年に設立されました。シスコはネットワークの「エンドツーエンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウエアから、世界のデファクトスタンダードとなっているルータ制御用ソフトウエア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。日本では沖電気工業株式会社、伊藤忠テクノサイエンス株式会社、ネットワンシステムズ株式会社などの販売店を通じて販売いたします。
シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/

株式会社電通国際情報サービス(ISID)について
 1975年に電通とGEの合弁会社として設立され、本年末に25周年を迎えます。設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したSIによるトータルソリューションを提供してきました。近年はIT Solution Innovatorを目指す姿として掲げ、インターネット関連技術を核に、EC(電子商取引)⁄SCM(サプライチェーン管理)⁄CRM(顧客リレーション管理)⁄PDM(製品情報管理)⁄Webバンキングなど多方面にわたって積極的な事業展開を図っております。
ISIDの会社概要・詳細は以下のサイトでご覧いただけます。
http://www.isid.co.jp/profile/index.html