日本版 ニュースリリース

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シスコシステムズ2000年度第4四半期及び通期業績を発表

~前年比55%の伸びで189億3千万ドルを記録~

Aug. 11, 2000
No. 200050

 2000年 8月8日、米カリフォルニア州サンノゼ(SAN JOSE, Calif.)発
 世界最大手のネットワーク関連機器のプロバイダであるシスコシステムズ社 (以下 シスコ、本社: 米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・チェンバース)は、2000年7月29日を末日とする第4四半期と会計年度通期の業績を発表しました。

 同社年間売上高は189億3,000万ドル(邦貨換算2兆0,851億3,950万円=1US$110.15円換算)になり、前年の121億7,000万ドルに比べ、55%の伸びで、ネットワーク業界におけるシスコの地位をいっそう揺るぎないものにしました。

 第4四半期の売上高は、前年同期の35億6,000万ドルに対し、61%増の57億2,000万ドルとなりました。買収関連費用やストック・オプションの行使に対する法定福利費、少数株主持分からの純利益の影響を除いた、当期純利益(見込み)は、12億ドル、一株当たり0.16ドルとなり、前年同期7億1,000万ドル、一株当たり0.10ドルに比べ、それぞれ69%と60%の増益となります。

 2000年度第4四半期中にシスコは、負債引受を含めて、総計で約13億9,000万ドルの購入価格により、アトランテック・テクノロジーズ社(Atlantech Technologies, Ltd.)、ジェット・セル社(JetCell, Inc.)、ペンタ・コム社(PentaCom Ltd.)、キートン・システムズ社(Qeyton Systems)、シーガル・セミコンダクター社(Seagull Semiconductor, Ltd.)の買収を完了し、購入した進行中の研究開発に対し、税引後ベースで4億6,100万ドル、一株当たり約0.06ドルの一括償却費用を計上しました。さらに、アローポイント・コミュニケーションズ社(ArrowPoint Communications, Inc.)、インフォ・ギア・テクノロジー社(InfoGear Technology Corp.)、サイト・パス社(SightPath, Inc.)の買収を完了しており、持分プーリング法により会計処理しました。

 2000年度第4四半期の純利益は、前年同期が6億500万ドル、一株当たり0.08ドルだったのに比べ、7億9,600万ドル、一株当たり0.11ドルとなりました。2000年度の純利益(見込み)は、39億1,000万ドル、一株当たり0.53ドルとなり、前年度の25億2,000万ドル、一株当たり0.36ドルに比べ、それぞれ56%と47%の増益となります。

 2000年度の純利益は、前年度の20億2,000万ドル、一株当たり0.29ドルに対し、26億7,000万ドル、一株当たり0.36ドルとなりました。全期間中の一株当たり純利益および株価計算で使われた株数は、2000年3月22日に有効となった二株スプリットを反映させた数字で表しています。

 「私達は5年前に、企業や国家、個人の繁栄を決定する第二の産業革命に突入しているだろうと予言しました。今日、インターネットは史上最強の米国経済の原動力であり続けています。第二次産業革命はまだ始まったばかりで、産業界や政府は、インターネットの専門家である当社へ、企業や国家を変革するための援助を求めてきています。あらゆる主要な地域や製品、事業部門において、当社の事業がバランスよくとれていることをとても誇りに思っています」とジョン・チェンバース社長兼CEO(John Chambers)は述べています。

 サービス・プロバイダー向け市場においてシスコは、New World(次世代)データ・音声・映像統合ネットワーク向け戦略の推進を継続し、オプティカル・ネットワーキングや無線ソリューション、音声変換技術といった主要分野のそれぞれで進歩を遂げました。オプティカル市場において、MDWDM(大都市高密度波分割多重送信)技術を開発しているキートン・システムズ社(Qeyton Systems)の買収を発表することで、インターネットにおけるキャリア・クラスのソリューション・ポートフォリオを広げました。

 広帯域向け商品を増やすため、シスコは、サービス・プロバイダーが「3G」と呼ばれる次世代IPベース無線インフラストラクチャーを構築して、新規の革新的な無線データ・音声サービスを幅広い陣容で創造できるよう支援するため、IPモバイル社(IP mobile)を買収する意図があることを明らかにしました。

 New World(次世代)ネットワークへのスムーズな移行ルートをサービス・プロバイダーに提供する戦略を強化するため、コモド・テクノロジー社(Komodo Technology, Inc.)とハイ・ネックス社(HyNEX, Ltd.)を買収する意向を発表しました。コモド社(Komodo)のVoIP(音声IP伝送)機器は、IPベースのネットワーク上でアナログ電話から発信が出来るようにします。ハイ・ネックス社(HyNEX)の製品は、サービス・プロバイダーがデータ・音声・映像サービスをさらに幅広い範囲で提供することが可能になるIP+ATMネットワークの展開を加速することで、国際市場での当社のソリューション強化に貢献します。

 大企業=エンタープライズ向け市場においては、ブロケイド・コミュニケーション・システムズ社(Brocade Communication Systems)との技術合意に達し、ニュースピード・インターネット・システムズ社(NuSpeed Internet Systems)を買収する意図を明らかにしたことで、ストレージ・エリア・ネットワーキング戦略を強化しました。どちらの取り決めも、IPベースの単一インフラストラクチャー上で、切れ目無くストレージ・エリア・ネットワークを内部接続することにより企業がデータの蓄積や検索、バックアップをより効率的に行えるようにするものです。

 また、企業やサービス・プロバイダーの従来環境にギガビット帯域で処理能力の高いネットワーク・サービスを広く行き渡らせるため、スイッチ「Catalyst 6000」と4000、2900の各シリーズのXL系スイッチ群向けにギガビットおよび10ギガビットのソリューションを導入しました。さらにネットワーキング装置の性能と機能性を強化するコンテンツ加速技術提供の最大手であるネティヴァース社(Netiverse, Inc.)の買収意向を発表したことで、コンテンツ・ネットワーキング・ソリューションのポートフォリオを広げました。

 中小規模事業向け市場(SMB)においては、GEインダストリアル・システムズ社(GE Industrial Systems)と共に、中小規模事業がインターネット・ベースのソリューションを通じての工場・事務所間のコミュニケーションを増やせるよう支援するため、新会社、GE・シスコ・インダストリアル・ネットワークス社(GE Cisco Industrial Networks)を設立しました。同社は、全社的なインターネット・ベースでの交流を可能にするような、製造工場構内と産業環境向けのネットワーク・インフラストラクチャーを評価・設計・構築します。

 「今日、世界中で進んでいる顧客サービスやサプライ・チェーン・マネージメント、従業員教育、能力向上、そして電子商取引といった現場でのインターネットによる急進的なビジネス変革のスピードが落ちているといった兆候は、市場には全くありません。実のところ、この動きはグローバルな規模では加速していると信じています。株主や顧客、従業員、パートナー企業、サプライヤの皆様に対し、今後もこれまでと同様の経営を行っていこうとする当社に対する変わらぬ信頼に感謝したいと思います」とチェンバース社長兼CEOは結んでいます。

シスコシステムズ社について
Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)はインターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。1984年米国カリフォルニア州サンノゼに設立されました。シスコはネットワークの「エンドツーエンド」の製品を提供しており、ルータ「Cisco」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウエアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているルータ制御用ソフトウエア「Cisco IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコ社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/