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シスコ AVVIDアーキテクチャー対応「Catalyst3524-PWR XL」を新発売

~音声・画像統合時代のギガビット対応、中小企業向けインテリジェント・スイッチ~

Jun. 28, 2000
No. 200043


2000年6月28日
 ネットワーク機器の大手ベンダー、シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金22億2千万円、東京都千代田区丸の内3-2-3、TEL.03-5219-6000)は6月28日付けで、従業員数が250から1,000人規模の中企業や大企業の支店・支社向けの、IPフォン等の集約アプリケーションとして展開に最適な、ハイ・パフォーマンスなLANスイッチ製品「Catalyst3524-PWR XL」を発表・発売いたします。同製品はシスコ社の新世代アーキテクチャーAVVID(音声、映像、データの統合によるマルチサービスを実現するアーキテクチャ= Architecture for Voice, Video and Integrated Data)の延長上に位置し、IPテレフォニーを含む新しいインターネット・ビジネス・アプリケーション等将来のAVVID対応を保証されたLAN製品に対応します。LANのインフラストラクチャーを提供するこの製品は、企業のコスト削減を実現し、生産性の向上、競争力の強化をもたらす新世代(New World)アプリケーションです。

 新製品「Catalyst3524-PWR XL」は、「Catalyst3500シリーズXL」やデスクトップ・スイッチ「Catalyst 2900シリーズXL」向けのInline Power(電源供給)とアップデートされたソフトウェア機能性が特徴です。ソフトウェア・アップデートには、強化された「QoS」(Quality of Service)、統合された管理能力、セキュリティが含まれます。

 「IPデータへの集約は、ネットワークをダイナミックな存在にしました。今日の中規模企業向けの市場がネットワーキング導入を決定する際、その企業のLANの基本構造が新しいアプリケーションをサポートできるかを考慮しデザインしなければなりません。シスコのハイ・パフォーマンスを誇るLANスイッチの機能をもってすれば、中規模企業でもアプリケーションをIPに集約する方向で簡単に導入を図ることが可能になるのです」とシスコシステムズ社SMB市場マーケティング担当副社長ロン・ウィル(Ron Willis)は語っています。

 IPベースのアプリケーションを採用することで、顧客へのニーズにフォーカスし、顧客満足度、忠実度を獲得し、企業は事業プロセスを改善することが出来ます。さらに、通信コストを削減し、労働力と顧客ベースでさらなる柔軟性を得つつ、時間とコストを節約することに貢献します。

 「シスコは中規模企業市場に、IPテレフォニのようなアプリケーション向けにLANを整備しなければならないという明確な提案を行なっています。IPテレフォニをサポートする強固なスイッチソリューションを提供することで、シスコは、個別のネットワーク効率を追求しようとしている企業各社に、LANから始まって、段階的にステップアップできるソリューションを提供しようとしているのです」とボストンに拠点を持つマーケティング・リサーチ会社ヤンキー・グループの中小規模企業向け事業通信担当ディレクター、マイケル・シュパイヤー氏(Michael Speyer)は語っています。

アプリケーション統合対応スイッチ
 「Catalyst3524-PWR XL」スイッチは、「Catalyst3500シリーズXL」の最新版で、単体のラック・ユニットスイッチです。「Cisco GigaStackTM GBIC」や1000Base-SX、1000Base-LX/LH、1000Base-ZX GBICを含む、業界標準のGBICに適応する2つのギガビット・インターフェース・コネクター(Gigabit Interface Connector、GBIC)ベースのギガビット・イーサネット(Gigabit Ethernet)ポートとInline Power(電源供給)を持った10/100兼用の24スイッチポートを特徴としています。

 Inline Power(電源供給)により、「Catalyst3524-PWR XL」は自動的に、IPフォンといった、各ポートのIP機器のタイプを検出し、48VのDC電源からカテゴリ5ペア・ケーブルに直接通電します。このことにより電源の停電・瞬断対策の為の無停電電源装置(UPS)あるいは絶縁電源が、各IPフォン用に用意する必要がありません。

ネットワーク・トラフィックの優先順位付け
 「Catalyst3500、2900 XL」シリーズは、IEEE802.1p class of service (CoS)準拠の「QoS」をサポートしています。さらに「Catalyst3524-PWR XL」は、ユーザーがポート毎に、タグ付きパケットのCoSセッティングを変更できる"ポート・ベースの優先順位付け機能"という新たな特徴をサポートしています。これらの特徴は、例えばデータ・ファイル転送やWebのネット・サーフィンよりも音声のやりとりを優先的に行うといった、業務が重要なトラフィックにユーザー自身が優先順位を付けることを可能にしてくれます。

効率化と信頼性によるネットワークの強化
 「Catalyst3500、2900 XL」シリーズ・スイッチには、ハードウェア・ソフトウェアそれぞれをベースとした高い効率化があり、ネットワーク使用可能時間の最適化や、ネットワーク入手容易性の混乱によるネットワークの目減り防止を特徴としています。安全なワイヤリング・クローゼット内でバック・アップすることにより、Inline Power対応の「Catalyst3524-PWR XL」やRPS、UPSシステムで成る中央電源供給システムを備えることにより、ネットワーク管理者は、電力減衰によるようなビル固有の影響をIPテレフォニが受けない接続を確保出来ます。

 ネットワーク・デザインにより更に多様な付加価値を提供できます。バックボーンでの待機ルーティングの冗長構成やその最適なネットワークデザインにより、ネットワーク使用可能時間をさらに高めることが可能です。また、「Catalyst3500」スイッチ搭載のデュアル・ギガビット・アップリンクは、第一リンクがダウンした場合にもう一方のアップリンクにより接続を継続し、ネットワーク混乱の可能性を排除します。

 「Catalyst 3500、2900シリーズXL」スイッチは、VLANやロード・バランス(Load Barance)によるスパニング・ツリー(Spanning Tree)等高度な技術を利用して、ネットワーク全体の安定性と信頼性を高めます。

統合管理とセキュリティ
 「Catalyst3500、2900 XL」シリーズ・スイッチは、ネット・ベースの管理ツールである「Cluster Management Suite」(CMS)を備えており、ネットワーク管理者が複数のスイッチを、標準Webブラウザを通じてどこからでも監視したり、管理したりすることが出来ます。CMSはスイッチ本体から起動し、VLANのセットアップやポートの配置、ネットワーク群のチェックやポートのモニター確認を含む機器レベルの管理を提供し簡便なネットワークを提供します。

 さらに、「Catalystスイッチ」には、ワイヤリング・クローゼット・セキュリティの為の機能が多数あります。特定のMACアドレスに対してポートへのアクセスを限定することで侵入を防ぐポート・セキュリティも含まれ、また、スイッチへの「TACACS+」認証管理アクセス、プライベートVLANは、スイッチ上のポート間セキュリティと孤立に動作しますので、「保護設定された」ポートからのやりとりはアップリンクにのみ送出され、スイッチ内では他ポートへ送出されることがないので、電話内容の守秘を確保出来ます。

現状のIPフォンの展開
 「Catalyst3500 、2900XL」スイッチは、シスコIPフォンや音声ルータ、コール・プロセシング・ソフトウェア、ネットワーク管理ツールと組み合わせ、中規模クラスの企業や大企業の支社等事業所向けに、IPフォン使用し、高度でかつ入手容易な、ハイ・パフォーマンスLANインフラストラクチャー・ソリューションを提供します。

AVVIDアーキテクチャーの内容
 AVVIDは、次期ネットワークのための基盤です。このアーキテクチャーが包含しているのは、下記の要素です。
 IPを集約するデバイス、インフラストラクチャー・ハードウェア、ソフトウェア、ディレクトリー・サービス、コール・プロセシング、電話/データ・アプリケーション、ネットワーク・マナージメント、ポリシー・マネージメント、サービスとサポートです。

AVVIDに関する詳細は、関連のホームページ<http://www.cisco.com/jp>で参照いただけます。

価格と出荷状況
 「Catalyst3524-PWR XL」は本日より出荷し、希望小売価格は505,000円で、沖電気工業株式会社、伊藤忠テクノサイエンス株式会社、ネットワンシステムズ株式会社などの販売店を通じて販売いたします。