日本版 ニュースリリース

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シスコシステムズ アローポイント・コミュニケーションズ社を買収

~Webコンテンツ伝送の最適化に貢献~

May. 11, 2000
No. 200037

 2000年5月5日、米カリフォルニア州サンノゼ発
世界最大手のネットワーク関連機器のプロバイダであるシスコシステムズ社 (以下 シスコ、本社: 米国カリフォルニア州サンノゼ、社長:ジョン・チェンバース)は、マサチューセッツ州アクトンに本拠を置くアローポイント・コミュニケーションズ社(ArrowPoint Communications, Inc.、NASDAQコード:ARPT)買収の最終合意に達したことを発表いたしました。

 アローポイント・コミュニケーションズ社は、Webコンテンツの伝送を最適化するコンテンツ・スイッチの最大手プロバイダーです。この買収はシスコ「NewWorld」戦略を強化するもので、ネット・コンテンツが増大しつつある需要に見合ったコンテンツ・ネットワーキング・ソリューションの幅広い機能を顧客に提供することを意図しています。シスコのインターネット・インフラストラクチャーと結びつくことで、アローポイントの製品は、ISPやネット・ホスティング・プロバイダーといった顧客がより早くかつ信頼性の高いネットワーク上の新しいレベルの情報処理能力を提供することが可能になります。さらにアローポインのソリューションは、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)やAIP(アプリケーション・インフラストラクチャー・プロバイダー)、いわゆる"ドット・コム"企業を含む新しい市場におけるシスコの確立を目指すものです。

 合意条件に基づき、シスコは当社の普通株式2.1218株と、アローポイントすべての発行済株式およびオプションの1株を交換します。2000年5月4日時点の終値63ドル5/8セントに基づくと、この交換比率により、株式交換総額は57億米ドルと見込まれます。この買収は事業の集約化と説明される予定で、シスコの2000年会計年度第4四半期中に完了するものと見込まれます。この買収は、両社役員会で各々承認されておりますが、最終的には「反トラスト法」など米国の該当法令をクリアーし、またアローポイント・コミュニケーションズ社株主による承認を得る必要があります。

 シスコはアローポイント社を買収することで、顧客に、特色豊かで柔軟なコンテンツ向けスイッチ・プラットフォームを提供します。同社の独特なソフトウェアとハードウェアを基盤としたアーキテクチャーにより、WebのURLやクッキーを埋め込んだスイッチングや、コンテンツを意識した特徴のあるあらゆる組み合わせをサポートが可能になります。これらの特色により、アローポイントは新しいレベルのネットワーク・サービスを提供することが出来、要求されているコンテンツやコンテンツ要求の頻度といった情報に基づき、トラフィックを管理することが可能になります。

 またアローポイントのソフトウェアの持つ卓越した性能も、シスコの現行製品と統合されることで、シスコが持つ従来の顧客向けに需要に応えられるようになると期待しています。アローポイント製品もまた、企業やサービス・プロバイダー等で配備されているパフォーマンスの高いシスコ・スタッカブル・スイッチ「Catalyst」製品群を補完します。

アローポイント・コミュニケーションズ社について
 アローポイント・コミュニケーションズ社(ArrowPoint Communications)は1997年設立。337名の従業員は、同社CEOのチェン・ウー(Cheng Wu)氏に従い、シスコ上級副社長ケヴィン・ケネディ(Senior Vice President, Kevin Kennedy)が統率するサービス・プロバイダー事業ライン部門(Service Provider Line of Business)、パブリック・キャリアーIPグループに編入される予定です。

シスコシステムズ社について
 Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)はインターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。1984年米国カリフォルニア州サンノゼに設立されました。シスコはネットワークの「エンドツーエンド」の製品を提供しており、ルータ「CISCO」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウエアから、世界のデファクト・スタンダードとなっているルーター制御用ソフトウエア「IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。シスコ社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/