日本版 ニュースリリース

Japan News






「インターネット通信技術者育成の推進」について

~E-Learningによるインターネット通信技術者の育成促進で提携~

Apr. 19, 2000
No. 200033


 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー関西(以下NTT-ME関西、本社:大阪市中央区、代表取締役社長:坂田 雅夫)とシスコシステムズ株式会社(以下シスコ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:黒澤 保樹)は、平成12年4月19日、今後のインターネット市場の急速な拡大に対応するため、西日本エリアにおけるNTTグループ会社と通信建設業界を中心とする各社を対象に、IPネットワークに対応した通信技術者の育成を支援することで合意し、業務提携しました。

1.背景
 インターネットに見られるようなIPネットワークの拡大に伴い、ネットワークIT技術がキーテクノロジーとなっているものの、現時点ではこれらの技術者育成は充分とは言えず、その育成が急務となっています。更には、技術者育成の場や機会の提供は、首都圏に集中しており、関西をはじめとする西日本エリアとの間には大きな格差が見受けられるのが現状です。
 このような共通認識のもと、NTT-ME関西とシスコは業務提携を行い、シスコが今後の教育の在り方として推奨しているE-Learning形式(※1)等を利用して西日本エリアのNTTグループ会社および関連する通信建設業界等のインターネット通信技術者育成を、効率的に支援、促進していきます。

2.概要
 NTT-ME関西とシスコは、シスコが保有するIP技術者育成教材とそのプラットフォームを利用した教育システムを西日本を中心に導入していきます。 NTT-ME関西は、シスコ認定の技術者資格であるCCNA(Cisco Certified Network Associate;※2)取得を目的としたトレーニングコース(以下、ICNDコース;※3)と同等のトレーニング環境、設備を用意するとともに、シスコの教育ノウハウを入れたE-Learningシステム及びNTT-ME関西のネットワーク構築・保守に関する技術力を活用して、西日本エリアにおける技術習得希望者に対し、技術力向上の機会と場を効果的かつ効率的に提供します。トレーニングの講師は、NTT-ME関西より業務委託されたシスコ認定トレーニングパートナーが行います。
 また、シスコは昨年より蓄積したE-Learningシステムによる技術者育成のノウハウをNTT-ME関西へ提供するとともに、今回の技術者育成プログラムを円滑に実施するためシスコ認定トレーニングパートナーに対し業務支援を行います。
 NTT-ME関西は、初年度1000人の資格取得者を目標に、E-Learningコースを西日本エリアのNTTグループ各社等へ展開するとともに教室レベルの育成コースの充実化を図って、各社のCCNA資格者の養成を推進します。

3.今後の取り組み
 NTT-ME関西は、E-Learningコースと平行して、シスコ認定トレーニングパートナーとの連携を更に深め、既存の教室レベルのICND等のトレーニングも効果的に取り入れながら、対象各社に対して上位のシスコ認定技術者資格取得を目指した技術者育成プログラムについても併せて検討します。
 シスコは年内のE-Learningコースの拡充と認定トレーナーの増員を推進し、西日本でのトレーニング需要に対応していきます。
 更に、NTT-ME関西とシスコは第2種事業の推進およびデータセンタをはじめとするASP事業等についても今後情報交換を行い、本年度中にもIPネットワーク時代におけるビジネス拡大について連携していきます。

※ 1:E-Learning
Web形式等のネットワーク上での遠隔教育サービスであり、限られた教育リソースを有効活用し、かつ学習の自由度、展開の規模を飛躍的に拡大する事ができるこれからの教育の在り方としてその拡大が有望視されている。

※ 2:CCNA(Cisco Certified Network Associate)
シスコが認定するネットワーク技術者資格のひとつであり、基本的知識、技術を修得する1stステップの資格である。一般的なインターネットワーキング技術からプロトコル、ルーティング技術更にはルータの各種設定等、今日のIPネットワークを理解、駆使するための要素技術全般を修得する。

※ 3:ICNDコース (Interconnecting Cisco Network Devices)
Ciscoルータ、スイッチを使ったネットワークを管理、構築、サポートなどを行う方を対象に、ルータとスイッチ設定のための基本的な技術を講義と実習を通して修得する5日間のトレーニングコース。 CCNA技術者資格を取得するための前提となる。