日本版 ニュースリリース

Japan News






エシェロン・ジャパンとシスコシステムズ

IPベースの制御ネットワーク市場開拓に向け包括的提携を発表

~i.LON1000 IPサーバーの発売と日本市場における今後の展開~

Apr. 18, 2000
No. 200030

 2000年4月18日、エシェロン・ジャパン株式会社(代表取締役社長:ローレンス・チャン、東京都品川区東五反田)とシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤保樹、本社東京都千代田区丸の内)は、IPベースの制御ネットワークの日本市場開拓に向けて、マーケティング、販売、トレーニング、技術サポートなどに関して多面的・包括的な提携を行うと発表しました。

 今回の提携は、両社の親会社であるエシェロン・コーポレーション(最高経営責任者:ケネス・オシュマン、本社米国カリフォルニア州パロアルト市)とシスコシステムズ・インク(最高経営責任者:ジョン・チェンバース、本社米国カリフォルニア州サンノゼ市)が、シスコ社の「Cisco NetWorksプログラム」の下に昨年来共同開発を進めて来たインターネットサーバーi.LON1000が先月末に発売され、IPベースの制御ネットワークシステムの市場を本格的に開拓してゆく準備が整ったことに起因しています。i.LON1000はIPネットワーク(インターネット、イントラネット、社内LAN、etc.)とエシェロン社の開発した知的分散制御ネットワークLONWORKS®(ロンワークス)をシームレスに統合するルータ機能、並びにWebサーバー機能を備えた高機能IPサーバーです。i.LON1000を利用することにより、ビル、店舗、工場、住宅などに敷設された空調、照明、家電、セキュリティ、防災、製造ラインなど様々な機器や設備を、インターネット経由で遠隔的に制御したり監視したりすることが可能になります。

 エシェロン社のLONWORKSは、オープンでインターオペラブルな制御・監視システムを実現することを目的として開発されたネットワーク技術で、世界の主要な制御機器・システムメーカー約5,000社に採用されています。IEEE 、EIA、SEMIなどの国際標準規格としても認定されており、ビルオートメーション分野などを筆頭にオープン制御ネットワークのデファクトスタンダードとしての地位を占めています。IPネットワーク技術のグローバルリーダーであるシスコシステムズ社とエシェロン社が共同開発したi.LON1000は、IPとLONWORKSの長所を最大限に引き出す画期的製品であり、IPベースのオープン制御ネットワークを普及させる上でのキーテクノロジーです。

 i.LON1000が発売されたことを踏まえ、今後エシェロン・ジャパン(株)とシスコシステムズ(株)は、日本におけるIPベースのオープン制御ネットワークの市場開拓に向けて多面的に協力してゆきます。具体的には両社共催によるセミナーやワークショップの開催、販売チャネルの連携、技術サポート面での協力体制の整備などを予定しています。日本においてLONWORKSを自社の製品・システムに導入済みまたは導入中の企業としては、東芝、日立、三菱、富士通、松下電工などの総合電機メーカーや、NTTデータ、大林組、清水建設、高砂熱学工業、ダイダン等のインテグレータを含め既に300社を超えています。また森ビルを初め大手デベロッパーが、LONWORKSを利用した大型ビルの建設を相次いで進めています。i.LON1000の販売先としては、これら既存のLONWORKSユーザーの他、シスコシステムズ(株)の顧客や販売チャネル、さらには一般の情報系SI企業を見込んでいます。国内初のi.LON1000ユーザーはNTTデータで、同社が東京駒場に建設予定の研修センターに採用する計画です。NTTデータはエシェロン・ジャパン(株)のネットワークインテグレータであると同時に、シスコシステムズ(株)の代理店であることから、両社の関連部署が緊密に協力しあいながら、国内初のi.LON1000採用物件であるNTTデータ研修センタープロジェクトをサポートしてゆくことになります。

Cisco NetWorksプログラムについて

 Cisco NetWorksプログラムは、IP-電話、IP-FAX、ケーブルモデム、セットトップボックス、レジデンシャル・ゲートウェイのようなインターネット・アクセス機器を製造するメーカーに対して、ソフトウェアのライセンス供与を行います。このソフトウェアによって、メーカーは特定の用途別機能に加えて、シスコのネットワーク技術を製品に組み込むことができます。このライセンスには、シスコによる機器の検証と認定を含み、製品にCisco NetWorksの表示を行うことによって、ユーザおよびサービスプロバイダに対してその機器が、信頼性と相互接続性を持つネットワーク・サービスに対応している事を示すことができます。

本提携に際し両社は以下のようなコメントしています。

  • エシェロン・ジャパン(株)代表取締役副社長 高井 正美
    「弊社は、インターネットを毎日の生活に役立つものにしようという思いを込めて"Bringing the Internet to Life"というビジョンを掲げています。シスコシステムズ社と共同開発し先月末に発売を開始したi.LON1000は、このビジョンを具体化する上での第一歩となる画期的製品です。シスコ社の協力の下にi.LON1000の拡販に努め、一気呵成にIPベースのオープン制御ネットワークの普及を進めていきたいと考えています。」
  • シスコシステムズ(株) ソリューション開発本部 本部長 大和 敏彦
    「インターネットは、仕事や学習の方法やしくみ、さらに生活や娯楽を大きく変えようとしています。それを支えるインフラストラクチャーがIP(Internet Protocol)をベースとしたネットワークです。
    弊社では、データの為のネットワークとして発展してきたIPネットワークに音声やビデオを統合することを推進していますが、今回発表するエシャロン社のi.LON1000によって制御のネットワークも統合することが可能になり一層IPによる統合ネットワーク化を加速できるものと考えています。」
エシェロン・ジャパン(株)について
エシェロン・ジャパンは相互運用可能な制御ネットワークの国際標準として認められているLONWORKSネットワークを開発したエシェロン・コーポレーション(NASDAQ: ELON)の日本法人です。LONWORKSの上でアプリケーション開発を行う企業は数千に上っており、全世界で導入・設置されている機器は数百万台に達しています。LONWORKSシステムは、オフィスや家庭における自動化、産業、輸送、および公共設備分野で、もっともオープンでネットワークに対応した制御方式のソリューションです。エシェロン・コーポレーションは、広範囲のレディーメードのハードウェア製品およびソフトウェア製品を提供しており、オープンで相互運用可能なインテリジェント制御ネットワークの開発、設置、管理をサポートします。エシェロン本社は米国カリフォルニア州パロアルトにあり、中国、フランス、ドイツ、日本、韓国、オランダ、イギリスに海外営業所を有しています。
エシェロン本社並びにエシェロン・ジャパンに関する最新情報は、それぞれhttp://www.echelon.comhttp://www.echelon.co.jpにてご参照頂けます。

シスコシステムズ(株)について
インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダ米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の子会社です。1992年に設立されました。シスコはネットワークの「エンドツーエンド」の製品を提供しており、ルータ「CISCO」シリーズ、LANスイッチ「Catalyst」をはじめ、ATM、フレーム・リレー等のハードウエアから、世界のデファクトスタンダードとなっているルータ制御用ソフトウエア「IOS」やネットワーク新技術「VoIP」等を、幅広くかつ多国籍に提供しております。日本では沖電気工業株式会社、伊藤忠テクノサイエンス株式会社、ネットワンシステムズ株式会社などの販売店を通じて販売いたします。
シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/