日本版 ニュースリリース

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沖電気とシスコ、企業向けVoIP分野のソリューション展開で提携

~次世代音声・ビデオ・データ統合アーキテクチャ「AVVID」に基き、
両社VoIP製品の相互接続性を実現、企業向けに提供~

Apr. 10, 2000
No. 200024

沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正)とシスコシステムズ株式会社(社長:黒澤 保樹)の両社は、VoIPなどマルチメディアインターネット製品の展開にあたり、シスコシステムズが提唱する次世代音声・ビデオ・データ統合アーキテクチャ「AVVID」に基き、沖電気の「ネットワークソリューション」とシスコシステムズのソリューションを統合させ、両社の製品の相互接続性を継続的に保証し、かつユーザーに最適なソリューションを共同開発、共同販売展開することを同意いたしました。

IPネットワークによる音声・ビデオ・データ統合の動きが活発化してきている状況の中で、VoIPなどのソリューションにおいて、これまで両社はそれぞれ独自の技術を利用した製品・ソリューションを提供し、これらのニーズに応えてきました。このたび両社は、キャリア向け次世代IPネットワークシステム提供での良好な関係を更に発展させ、企業ユーザ向けに拡張したVoIP分野でのソリューションを共同で提供していきます。

今回の提携により、両社が提供するVoIP分野のソリューションは継続的に発展し、両社は日本のマルチメディアインターネット市場でのマーケット・シェア・ナンバー1獲得を目指します。

「AVVID」は、1999年9月にシスコシステムズが発表した次世代音声・ビデオ・データ統合アーキテクチャーで、企業内の広域網に限らずオフィス環境まで音声、ビデオ、データをIPネットワーク上に統合し、企業内ビジネス・アプリケーションとの円滑な連動を実現するものです。

この「AVVID」に基づくソリューションと沖電気「ネットワークソリューション」を統合することにより、ユーザーは両社の製品間での相互接続性が保証され、より広範囲な製品選択が可能となると同時に、既存の音声系、データ系ネットワークから次世代型の統合ネットワークへの移行がより容易に可能となります。

また、統合されたVoIPネットワーク上において、CTstageとuOneなどの両社が提供しているユニファイド・コミュニケーション・ソリューションも統合され、より高い付加価値ソリューションを企業ユーザーへ提供できます。

沖電気は、従来から培ってきた情報通信ノウハウを生かした「ネットワークソリューション」を1998年6月に発表し、ネット社会とネットインフラをつなぐ「サービス・ブリッジ」をキャリア、金融、公共事業、一般企業などに広く提供しています。この「サービス・ブリッジ」の一つに、VoIPなどIPネットワーク上でマルチメディアメッセージサービスを提供する「マルチメディアメッセージングソリューション」があります。「マルチメディアメッセージングソリューション」の中核コンポーネントとして、音質等でご好評をいただいているVoIPゲートウェイBS1200、BV1250、VoIP-TAや国内初のIPベースPBXであるIPstageを提供しています。また、1999年10月からは、国内トップの実績を誇るコンピュータ・テレフォニー統合システムであるCTstageにVoIP機能を搭載したCTstage3.0を提供しています。

シスコシステムズは、1997年9月に「マルチサービス戦略(IPによる音声・データ統合戦略)」を発表、Ciscoルータ用にVoIP対応インターフェース・カードの出荷を開始しました。日本の企業においても構内PBXとの接続機能をローエンド・ルータCisco 1700からハイエンド・ルータCisco 7500まで幅広いラインナップでサポートすることにより企業の広域網におけるIPによる音声・データ統合を推進しており、すでに大規模企業ユーザーからSOHOユーザーまで数多くの実績を持ちます。また、1999年9月からは、AVVIDに基づくCall Manager(IP上で電話の呼を制御するサーバ)やIP電話などを出荷、IPネットワークによる音声・ビデオ・データ統合とアプリケーションとの連動を実現するソリューションを提供しています。

今回、両社のVoIP分野のソリューション展開での提携内容は次の通り;

  1. 両社ソリューションの強化
    • 継続的な両社製品・ソリューション間の相互接続性保証
    • ソリューションおよびIP製品の相互補完
      (IPルータ、日本独自仕様サポート、など)
  2. 両社ソリューションの統合
    • IP電話端末の統合
    • 広域VoIP装置におけるQoS、管理機能などの統合
    • ユニファイド・コミュニケーション・ソリューションの統合
既に、両社は企業の広域網にて利用されるVoIP製品の相互接続性についての検証試験を終了しており、ユーザーはこれらの相互接続性が保証され最適なネットワーク構築が可能となります。これらの相互接続性に関する詳細情報は、両社のホームページなどを通じて公開いたします。

<用語の解説>

「VoIP (Voice over Internet Protocol)」
IP(Internet Protocol)上で音声をデータ化して伝送、監視する技術
「AVVID (Architecture for Voice, Video, and Integrated Data)」
世界標準となっているIP(Internet Protocol)ベースのネットワーク上で、音声、映像、データの統合によるマルチサービスを実現するアーキテクチャ
「サービス・ブリッジ(Service Bridge)」
沖電気が提唱する「ネットワークソリューション」において、ネットワークインフラとネット社会をつなぐサービスの総称。沖電気は、以下のサービス・ブリッジを提供しています。
「カスタマコンタクト」
顧客サービス業や公共機関などに対して、顧客満足を達成するために顧客主導型サービスを提供
「マルチメディア・メッセージング」
VoIPなどマルチメディアコミュニケーションを用いて、リアルタイムな通信やユニファイド・メッセージなど時間と空間を選ばないメッセージサービスを提供
「ネットワーク・アプリケーションサービス」
コンテンツ・サービスプロバイダなどネットワーク提供型ビジネスを実現するためのアプリケーションサービスを提供

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URL:http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/product/iptel/index.html URL:http://www.oki.co.jp/OKI/NSC/JIS/PROD/BS1200/index.html